リトルEOSシリーズ [EOS Kiss・EOS M]
撮影 EOS M EF-M22mm F2.0 STM
装着バランスもよく、EF-Sマウント用のシグマ30mm F1.4よりもこっちでしょうが、残念ながらISは非搭載
撮影 EOS M EF-M32mm F1.4 STM
LEDライト搭載のF3.5マクロよりもこっちでしょうか?ただし現時点でDxOのレンズデータベースには該当なしでした
撮影 EOS M EF-M32mm F1.4 STM
値段はまあ手頃な範囲ですが、うちの場合はEF28mm F2.8 ISをもってるし、高感度が弱いAPS-Cだからスローシャッターでも止まるISの付加価値はほしいですね
M5を実際につかうようになって、はじめて店頭のKiss Mを触って見比べてみましたが、M5のほうがかっこよく、ファインダー中心で撮るからM5がいいんだろなという感想でした
また、店頭も「RP」が置かれていたので手に取ってみましたが、CP+のときと同じ印象でやっぱりカタチが萌えずスタイリングならM5やM6に惹かれます
そもそも背面液晶中心なら個人的にはKiss MよりもX9が好き。X7のほうがコンパクトでなで肩なスタイリングは好きなのですがこんどのX10でダウンサイジングするようなのでまた人気がでますでしょうか?
そんなにバリアングルにこだわらなくてもいいと思うし、ミラーレス専用機に比べて、一眼レフ+液晶ミラーレスの欠点は、液晶で撮りたいときに、ミラーアップボタンを押す必要があることなので、バリアングルを開くと同時に電源とミラーアップが入るようなカスタマイズ機能を盛り込んできてほしいところです
EF-M22mm F2.0 STM
このあと、9000Dも触ってきましたが、多点測距とはいえ室内でのファインダーの見え具合はM5のほうがみやすく、店頭試写をすると、ミラーレスのほうがいいように感じる人が多いんでしょうね
EOS M5の一週間レビュー [EOS Kiss・EOS M]
EOS M5 基本感度・三脚・リモート・ストロボ・長秒露光
EOS M5 EF-M22mm F2 STM F6.3 30秒 ISO100
270EXⅡを装着したM5をテーブルトップ三脚に載せてリモートケーブルを挿してアングル決めて30秒露光
先幕フラッシュが光った瞬間に、夜行チョッキを着た自転車が通り、赤い光跡はその後に通ったバイクかな?
EOS M5 EF-M22mm F2 STM F4 20秒 ISO100
手ぶれ補正もなくて基本感度以外はつかいものにならなかったコンデジ「GR Digital」を通勤カメラで夜景を撮っていたころは必携アイテムだったマンフロットのテーブルトップ三脚をひっぱりだしましたが、三脚に乗せるのならKissMのようなバリアングルタイプのほうがいいです
歴代KissでつかってきたリモートケーブルもM5でもつかえました
EOS M5 EF28mm F2.8 IS F2.8・1/10秒 ISO6400
こちらはIS付きの28mmを感度6400でマイナス補正を入れてなんとか1/10秒にして手持ちで撮ったものですが、等倍でみるとまあまあひどいものですが、こんな真っ暗でもピントが合うのはなかなかに優秀です
センサーが進化しようが、NRが巧みになろうが、APS-Cで2400万画素のピッチはさすがに1600以上はきびしいし、どんなセンサーサイズであっても基本感度画質にはかないません
そんな感じで、EOS M5がやってきて一週間。EF-M22mmとEF28mm ISを交互に持ち出して試し撮りしてきました
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
まず、M5と最近までの愛用だった KissX7と比べると、まずは22mmのEF-Mレンズが選べることがEOS Mのよいところでしょうね
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
同じようにKissにはEF-Sにも24mmのパンケーキタイプがありますが、明るさはF2.8なので一段明るい22mmのほうがいい
とはいえ、他社カメラのようにカメラ側に手ぶれ補正がないのは明らかな弱み
このクラスのカメラには、流し撮りとかは求めない普通の使い方がほとんどなんだから、5軸とかレンズIS併用とかでなくてもいいので搭載してもらいたい
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
あとは、M5のEVFは、やっぱり小さいのですが、X7の小さなペンタミラーの光学ファインダーよりはいいかもしれません
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
続いて、世代がもっと古いα7Ⅱとは、タッチで測距点が決められる点でM5の勝ちなんでしょうが、センサーシフト手ぶれ補正のせいで、あっというまに逆転されてしまいます
EOS M5 EF-M22mm F2 STMキットの15-45のように小型化で正直写りよりもサイズ、手ブレしないようにガンガン感度をシャッター速度を上げてくる最近のEOS Mファームウェアは、初代Mの頃とは全然別のシリーズのカメラに思えてきます
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
いっぽうで、EVF付きミラーレスモデルとしてもLUMIX GX7ⅡやSONY α7Ⅱに比べても、
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
我が家でのメリットは、EFレンズすべてと、スピードライトやリモートケーブルといったEOS関連アイテムがつかえること以外は特に強みを感じるところはありません
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
唯一の強みはEFの単焦点や望遠のISシリーズレンズと組んだときだけでしょうか?
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
最後に苦言をいいたくなるのが、節電機能とアイセンサーの相反
そもそも、週末に持ち出したときに主電源を切らないままバッグにいれて揺れていたせいで、きずいたらバッテリーがなくなっていたことは衝撃的でした
少し調べてみましたが、原因はアイセンサーや背面液晶に触れたりすることでスタンバイ状態でもすぐに電源が入って液晶が光ってしまうことなんだと思われます
対策は、やっぱり主電源をオフにするほかないようですが、これだとカメラはバッグに入れたまま、スマホ側の操作でカメラとWi-Fiを起動するなんて怖くてできなくなります。6D MarkⅡならスタンバイ状態で液晶タッチしても電源入らないし、アイセンサーなんてないので朝出掛けたらバッグのなかでも持ち歩いていても主電源は入れっぱなし・
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
ともあれ、画質も性能ももうひと声ほしいところのM5ですが、長年のEOSユーザーとしてはソニーαよりが、スタイルは好きなのでIS搭載のレンズで本来の性能を生かして持ち出していきたいものです
APS-Cミラーレス 千鳥ヶ淵 望遠単焦点スナップ [EOS Kiss・EOS M]
千鳥ヶ淵にて200ミリ相当の望遠スナップ
EOS M5 EF135mm F2L
タッチ&ドラッグのできるEOS M5と望遠単焦点で、楽しそうなお花見ボート客をスナップ
EOS M5 EF135mm F2L
APS-Cの24メガ記録なのでトリミングしてもまだまだ十分
EOS M5 EF135mm F2L
先週末は単焦点のEF200mmを持ち余してしまったのですが、千鳥ヶ淵なら200ミリでも300ミリズームでもいけますね
EOS M5 EF135mm F2L
1DXを肩にかけて、135mmを装着したM5で撮ると、ボディがことさら小さいのでほとんどレンズだけを持っているかのような気分になります
EOS M5 EF135mm F2L
前ボケを重ねてみましたが、良くも悪くもM5のAFはなんの迷いもなく奥の被写体にフォーカスを合わせます
これでいいのかな?
EOS M5 EF135mm F2L
もちろん描写力としてはもともと写りのよい135mmをクロップしているので周辺までばっちりです
EOS M5 EF135mm F2L
無限遠近くでF4まで絞ってもまだ深度差は残りますが、キットの18-135のテレ端あたりとは比べ物にならないでしょう
EOS M5 EF135mm F2L
かたやフルサイズのオリジナル画角の135ミリ単焦点は、望遠鏡並に見通しがよく、コストをたっぷりかけた光学ファインダーと小さい電子ファインダーとの違いは交互に撮り比べると如実に感じられます
EOS-1DX EF135mm F2L
もちろん、縦グリップのボディホールディングの安定感ありますが、マルチコントーラーダイレクトの測距点とタッチ&ドラッグの相対移動の、ややもたもたする動きのストレスもありません
EOS-1DX EF24-70mm F2.8LⅡ
その点では、M5のデュアルピクセルAFとタッチアンドドラッグは確かにEOSとしては目新しいかもしれませんが、同世代のLUMIX GH4よりもまだ遅れている感があり、いまのEOS Rもマルチコントーラーは省略しちゃったのは測距点が増えすぎたから??
EOS-1DX EF135mm F2L
そもあれ、APS-CミラーレスEOSをサブカメラとしてつかうには、こうやってEFレンズを純正コンバーターでつかえることは大きなメリットであることと
EOS M5 EF-M35mm
そもそも、EOS M5はさすがに24メガだけあって単焦点レンズなら描写力は文句なしなので、バンフォーカスで撮る桜ならフルサイズよりもAPS-Cのほうが撮りやすいかもしれません
EOS M5と28mm ISの標準レンジスナップ [EOS Kiss・EOS M]
お花見スナップのつづき
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
桜とお花見客のスナップショット狙いよりも女子カメラマンが目に止まります
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
EF200mm用の設定で絞り優先、開放で撮っていたので28mmでもF2.8のままシャッター切ってました
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
IS単焦点トリオは24ミリ、28ミリ、35ミリの3本とも使ったことがありますが、KissやMでつかうなら換算で45mmになる28ミリが一番かな?
SONY α7Ⅱ 16mm APS-Cクロップ
とはいえ、お花見スナップなので望遠や標準だけでなく、広角も必要です・・・が、16-35mmを6Dで撮ればいいので、今回はEF-Mの11-22などを買い直そうというような気にはなりません
EOS M5 EF-M15-45mm
いちおう念の為にバッグに入れてきたキットズームの15-45mmは、沈胴式でとにかく小型になったせいか、広角側での周辺画質はとてもじゃないけど褒められたものではないことがよくわかりました
もっとも画質で粗が目立つのは、M5が2400万画素だからで、一方でフルサイズで2400万画素のα7Ⅱから1000万画素相当にクロップされた写真のほうがぱっとみよく写っているようにも錯覚してしまうことが多いです
SONY α7Ⅱ 16mm Fisheye APS-Cクロップ
もともと16mmパンケーキはさほど画質的には優位性はなく、さらにフィッシュアイのワイコン付けてるので基本的にSNSレベルでスマートフォンや小さい画面サイズで見る前提
EOS M5 EF-M15-45mm
やはりちょっと厳しいであろうキットズームは、初代Mの頃の18-55のほうが画質はよさそうですがいかんせん18mmスタートですからね
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
同じ位置から28ミリ単焦点はフルサイズ用レンズの真ん中をつかってることもあって画面端まで十分安定しています
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
APS-Cセンサーと28ミリ単焦点は、装着感がまずいいのですが、描写力も文句なく
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
しかもIS付いてますからね
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
というわけで、28mm ISは、APS-Cとフルサイズの両EOSボディで共有ができるようになると、もっともっと使用頻度が増えるんですけどね
お花見スナップ 望遠 [EOS Kiss・EOS M]
撮影 SONY α7Ⅱ
今回は桜よりもお花見風景のスナップのつもりで、EOS M5とα7ⅡのAPS-Cモードで繰り出してきました
EOS M5 EF200mm F2.8 L
EFレンズも久しぶりのAPS-Cカメラだし、青空が消えちゃうと広角で撮れないかもしれないので、きょうのメインレンズは単焦点の200mm F2.8をチョイスしてみました
EOS M5 EF200mm F2.8 L
換算320mmをF2.8開放で用水路の桜並木を花見客ごとぐいっと圧縮して撮ってみようと思っていたのですが、
EOS M5 EF200mm F2.8 L
実際320ミリは画角が狭すぎたようだし、ホントのサンニッパ開放とは違うので思うような前ボケが得られなかったりと結果は冴えない感じになってしまいました
EOS M5 EF200mm F2.8 L
もともと古いEF200mm F2.8は、かっちり撮るときは絞って撮りましょうというレンズなのですが、今回はボケをきれいに撮ろうと自分では珍しく絞り優先で撮影
EOS M5 EF200mm F2.8 L
開放な分、中心部分もくっきり感は弱めな写りになってますが、後ろのボケた感じはそれなりの味が出てます
EOS M5 EF200mm F2.8 L
年々増えているカメラ女子が目についてみなかっこいいんですよね
EOS M5 EF200mm F2.8 L
うーむ・・・この冴えない前ボケの鉄撮りはボツレベルなのですが、締めくくり用に載せさせていただきます
というわけで、いわゆるサンニッパもどき。ファインダーなしのMではつかえませんが、6DⅡや7Ⅱはもとより1DXよりもフォーカスエリアが広く、タッチ&ドラッグがつかえるのはなかなかにいい感じなのかもしれませんが、やっぱりズームがいいですよね
EOS M5 カスタマイズ [EOS Kiss・EOS M]
いままでのEOSにない機能は、シャッターまわりの軍艦部右側にある「DUAL FUNCTION」と「m Function」
シャターのすぐ近くのMファンクションボタンは、EOS 1DXなどで水準器表示などを割り当てていますが、ミラーレス専用のM5でいまのところなんかつかいづらくて気になっているのは、AF方式の切り替えなので、DUALファンクションとMファンクション両方に、「AF方式」をアサインさせてみました
AF方式は ①顔認識+追尾 ②スムースゾーン ③一点 の切り替え
LUMIXの場合は、顔認識(瞳検出付)オートエリアモードに設定しておけば、指を液晶にタッチするだけで、1点AFに切り替わり、そのまま親指の背面ダイヤルひとつでAF枠の大きさもほぼシームレスに切り替えができるのですが、EOSの場合は、指先を離す都度もとに戻りますので、EOS流にいうターゲットパッドがなんかつかいづらいんですよね
そもそも、カメラが選んだフォーカスポイントが気に入らない、またはあらかじめ「ここらへん」にAFポイント固定してからフレーミングするわけなので、オートが失敗したら即人間のアシストで1点に切り替えるべきだと思うのですが、追尾優先はあくまでも追尾させるべきというのも人によっては正解なのかもしれません
ともあれ、DUALファンクションのリングをまわすだけで、AFモードが切り替わるので、まあよしとします
その他地味なカスタマイズとしては、ゴミ箱ボタンを「ディスプレイオフ」に、動画ボタンをうっかり押してしまうことがすでに5回もあったので、動画ボタンは「機能なし」へ変更
動画を撮るときはそもそも動画モードにダイヤルをあわせますから問題ありません
外観とレンズ
ストラップは、以前α7Ⅱ用に買ったものの細身なのでお蔵入りになっていた赤と黒のアルティザンアーティストの廉価版シリーズを装着。LUMIX用の三角輪も試してみたのですが、穴が小さくてうまく回らないことがわかったのでこのままつかうことにします
α7Ⅱと同じく手が小さい自分としても小指が余るのとアダプターで重いレンズをつけるときようにカメラジャケットがあるといいとは思うので、試しにα7Ⅱ用と取り付けてみたら、サイズの違いがよくわかりました
GARIZ製はまだ売ってますが、安い買い物ではないので当面はケースは買わないことにします
素直に、EF-Mレンズをつかっていればジャケットによるビルドアップも、グリップした指先とEFレンズ用のアダプターが干渉することもないのですが、Kiss Mならいざしらず、上級用モデルのM5ですからね
EF28mm用に、58-52mmのステップダウンリングをはさんで、フォクトレンダーウルトロン用のドームフードを装着
以前、初代MやKissX7でも同じ用にしてましたが、フルサイズでつかうとケラれてしまうので、このカスタマイズはやめました
同じ用にフィルター系が49mmのキットズームのEF-M15-45mmに、PENTAX用のフードを付けてみるとやっぱり広角側は思いっきりケラれていてこれも失敗
あとは22mmの単焦点レンズにこんどは逆にステップアップリングで装着
問題なくつかえるのですが、もともとキヤノンとしては珍しく、EF-Sの24mmISと共通の純正フードが用意されているのでどうせならそちらをつかうほうがいいかな
とりあえずは薄枠のゴリガラスフィルターがあったので当面はこれでいこうかなと思っています
EOS M5 EF28mm F2.8 IS F2.8・1/60秒 ISO1600
M5とEF28mmでタッチフォーカスで撮ってみましたが、やっぱりミラーレスでもっと重要なのはAFポイントを瞬時に決めて、さっとシャッター切っても手ぶれしないことなんだと思います
でもね、焦点距離28mmでISが付いてるんだから感度を1600に上げてまで1/60秒じゃなくてもいいんじゃないの?
2400万画素でピンボケだとか言われないように、感度よりもシャッター速度でマージンを稼ぐプログラムラインに変更したような感じがします
春の新参者 EOS M5 [EOS Kiss・EOS M]
春の新参者=EOS M5
5Dマーク4のデビューと同じ2016年秋冬モデルなので最新型ではありませんが、我が家では初代EOS M以来のキヤノンミラーレス機です。
といっても、電子ファインダー以外のデュアルピクセルCMOSのAF関連等のほとんどの機能は、後発の6DマークⅡで見慣れているので慣れているし、カメラが小型になればなるほど操作が窮屈になるので背面液晶は、歴代のLUMIX GシリーズやKiss Mのようにバリアングル液晶もほうがつかいやすいなあというのが最初の印象です。ともあれ、今回はEOS M5をしばらくつかってみたいと思います。
今回やってきたのは、カメラ本体とレンズEF-Mの純正レンズ2本
個人的には苦手な沈胴形式のキットズーム15-45mmと初代EOS Mのときの常用レンズだった22mm
沈胴タイプは電源を入れても片手でそのまま撮れないのが嫌いなのですが、EOS M5は電源スイッチが左にあるのでどのみちカバンから取り出して片手で撮影開始するといった使い方は想定されてないようですから、このキットレンズでいいんでしょうね
さて、EOSシリーズなのでうちにあるスピードライトもEFレンズもつかえるのがいいところなので、変換アダプターは中古品を急ぎ調達
初代EOS Mを手放した頃とアダプターの相場は変わっていませんでした
せっかくなので、まずは一揃いEFレンズを試着してみるものの、装着して一番しっくりくるのはやっぱり28ミリですね
初代EOS Mのときは、22ミリがあまりにも手ブレに気を使うので、IS28ミリを標準単焦点として持ち歩いた時期もありました
その後、広角で動画用のアクティブISが付いている11-20が常用していた頃もありますが、いまとなってはEOSムービーの動画の電子ISが強力だし、電動ジンバルも出てきているので、EOS Mシリーズで動画を撮るという点についはレンズのアクティブISは必要性はなくなってきてると思います。
あとは実用的な組み合わせでは、16-35mmのF4 IS
16-35mmは、APS-Cでつかうのと標準ズーム域として最強と呼び声高いのですが、9000DやX9サイズがベストで、EOS Mシリーズには、装着バランスはどれもいまいちでしょう
それでもラインナップ充実が期待できないEF-Mマウントのなかで、ズーム全域F4通しでつかえてISが搭載されているレンズは数少ないことは確かでしょう
そういった点からも、レンズ側にISを任せるという戦略は他社経験社からはNGなのですが、同じキヤノンユーザーからのステップアップ層やビギナー相手の商売には影響がないという考えはやっぱり嫌なところですね
まあ、ISがないし、EOS Rでもバランスが取れない大型のF2.8の24-70ズームなどは、手ぶれ補正が効くだけでボディが小型である利点を享受できるのですが、これができるのはソニーやニコンボディというのが皮肉なところだと思っちゃうですね
そんなわけで、単焦点200ミリも135ミリも当然手ぶれ補正には要注意
α7ⅡにシグマのコンバーターでつけるEFレンズと違って、1.6倍の換算画角にはなるものの、DxOでも対応レンズの組み合わせをサポートしてくれます
EOS M5のレビューとしては、モデルが3年近く前のせいか、ミラーレスカメラとしては、瞳AFもないし、もちろんセンサーシフト手ぶれ補正がないし、さらにいうとLUMIXには必ず設けられているEVFと液晶の切り替えボタンがないことが一番の欠点でしょうか
これは同様にα7Ⅱにもありませんが、背面液晶で撮ろうとしてたら、指などでセンサーが反応してビューファインダーに自動で切り替わってしまうので、LUMUXシリーズにはG1の頃から必ずついているもので、LUMIXの場合は普段は背面液晶だけに固定し、バリアングルで畳んだときはビューファインダーに切り替える等の慣れたつかいやすい感覚があるので、この点はα7ⅡもEOS M5も同じなんですよね
電源ボタンの位置も、Wi-Fiアプリも、6D MarkⅡと共通ですが、6DⅡは持ち出してから家に帰るまで電源ボタンをずっと入れっぱなしにした節電モードで過ごすので、iPhoneからBluetoothでカメラを起動して接続できるのに、電池のもちが気になる上に、カメラをぶら下げていて背面液晶に服が触れると電源が入るために、撮影のあいまは移動中だけでなく撮影の合間もこまめに電源をオフにするので、いちどバッグにしまったあとでは、アプリから起動できないなどのもう一つ感を感じました
長年、LUMIX愛用していることもありますが、LUIMIXなら当然できることができないということが多く、EOS M5もおんなじなのかい?
たとえば、普段は顔認識(できれば瞳認識)モードから、液晶タッチした瞬間にピンポイントのフォーカスフレームにならないことや、フォーカス枠のサイズがシームレスで変えられないこと
このあたりがコントラストAFならではなのLUMIXと基本像面位相差を踏襲しているソニーやEOSの構造の違いなのかもしれません
EOS R/RMよりも形がキヤノンらしくて好きだったので一度手にしてみたかったですが、実際に触ってみると、グリップも必要以上に大きいし、手の小さな自分でも指先がせまい。
また、すべてのボタン・ダイヤル操作が窮屈感を感じるのは、EOSでは6DⅡのサイズに手が慣れていることもありますが、少ない手順で露出補正やISO感度上限、フォーカスモードを切り替えられるLUMIX系のインターフェイスに慣れているせいだと思います
初代EOS Mは、フォーカスが遅かったけどさほど気にならず、ダイヤルも少なくシンプルで美しいモデルでしたが唯一の欠点は22mmを装着したときのプログラムラインが1/30秒だったことを覚えています。
ボディ側で手ぶれ補正が効かないのはM5もKiss Mも同じですが、M5はなぜかプログラムラインが早め早めのシャッターを割り出して、その分感度もがんがん上げてくる傾向があるようです
2017イルミネーション YEBIS [EOS Kiss・EOS M]
毎シーズン通い始めて3年目になる「YEBIS」イルミネーション
EOS Kiss X7 SIGMA 17-70mm F2.8-4C
個人的にイルミネーション最強レンズと評しているPENTAX FA43に敵う光芒のレンズがなかなかないけど、なにより絞ってとらないと光芒はでてくれませんからね
17mm F8・2.5秒 ISO100
今シーズンからのデビュー機材は、X7用にはシグマのズームとLUMIXはGX7Ⅱと入手したてのSUMMLIX15ミリ
70mm F8・1/3秒 ISO100
EOSでつかうDCのシグマの17-70ズームは、画角は27ミリから112ミリとちょいと広角側が足りないけどレンジは広い
17mm F2.8・1/8秒 ISO400
広角側はF2.8ですが、恵比寿のイルミネーションにはやっぱり手持ちでは手ブレ補正があっても明るさは足りないので三脚併用が望ましいでしょう
17mm F4・1/3秒 ISO100
また、恵比寿の場合は、メインのグラスシャンデリアが明るいので、シャンデリアと絡めた撮影は、レンズよりもセンサー側のダイナミックレンジが要求されます
17mm F4・1/2秒 ISO400
シャンデリアをバックにしたポートレイトを撮っていたカップルがいましたが、シルエットなら簡単だけど、シャンデリアのカタチを残してのポートレイトは、フラッシュをうまく当てて夜景シンクロにしてもけっこう難しいでしょう
17mm F6.3・1.6秒 ISO800
その点、ライトアップされた建物などは、許容されるシャッタースピードと感度の範囲内で絞って撮れれば誰でもか簡単
三脚があれば絞って低感度で撮れるので画像のクオリティが上がります
まだトライアル中のPhotomatixでHDR2枚合成にもトライ
17mm F8・1/3秒 ISO100 絞り優先オート
X7のライブビューでカメラ測光での絞り優先だと暗いのでマニュアルモード露出調整
17mm F6.3・1秒 ISO100 マニュアル
どっちにしてもシャンデリアは白飛びしてますが、現像時にハイライト調整で抑えられる程度
試しに、まだトライアル中のPhotomatixで合成出力してみるといいとこ取りしてくれます
17mm F6.3・1/30秒 ISO100
シャンデリア適正露出と背景は2段から3段は違うのでPhotomatixによるホントの合成HDRも効果的なんでしょうが、露出のバランスを取りたいだけならフォトショップでシャンデリア部分だけ合成しちゃえばいいわけで
Photoshop
Photomatix導入はまたの機会に
UT-63Qの30ミリ径の脚なので重いけど、縮長は30cm以下になります
推奨荷重3kg以下とあって、今回のX7とシグマズームと組み合わせでは、脚も雲台部分も剛性は十分
X7のタッチシャッターをつかうと、さらにブレには強くなるでしょうが、雲台込みで1600gあるので、毎日携行するには重すぎるのがやはり難点
ヨドバシカメラ限定モデルのシェルパアクティブ以来のウルトラロック方式の脚伸ばしと畳む手順は同じですが、剛性感は段違いです
ま、今夜は視察とお試しですが、ことしは、ウルトレックを引き連れて、いつもと違うイルミネーションスポットにも脚を伸ばしてみたいところです
"This" is my life. [EOS Kiss・EOS M]
しばらく前に広告がM6から変わってましたが、これからの売り出しはM100ですか?
LUMIX GX7MarkⅡ 20mmF1.7
自分でのMの経験値は、X6と同等の像面位相差の初代MだけなのでEVFが付かないM100も遊び用にいいよね
24MだしデュアルピクセルCMOSデビュー機としても手軽でいいよね・・・とは思うものの、Mにつけてみたいレンズがない
LUMIX GFの初代からの付き合いの20mmF1.7が、GX7Ⅱのセンサーシフトで使いやすさが倍増したように、初代MキットだったEF-Mの22mmがセンサーシフトで蘇ってくれたらねぇ
GX7Ⅱ 20mm F1.7・1/6秒 ISO400
M100の仕様を確認してみると、バッテリーは初代Mと同じLP-E12なところがキヤノンらしくていいところ
スピードライトの端子がなくなっちゃったのは・・・M3やM6でもEVF付けたら排他になっちゃうのは同じだけど、初代M付属の90EXのようにマスター機能を付けるとか、これからのミラーレスEOSに、RT用のマスターコンロール機能を付けるとかの「付加価値下克上モデル」を期待したいかも??
リトルEOSとシグマ Cズーム 夕暮れ街撮りショット [EOS Kiss・EOS M]
本日投稿3つめ
X7 SIGMA C17-70
夕方・・・といっても陽が傾きかけたぐらいに街中へ
朝とは気分を変えて、6Dや1DXにしようかとちょっとだけ考えましたが、この夏はX7と新入りズーム研究にします
現像時に傾きを補正していますが、やっぱりシャッターを切るときに傾くのを防げない・・・
ライブビューも併用してみるものの、陽が高いうちは、たとえ小さかろうが、プリズムでなくても光学ファインダーの恩恵は絶大
というか、炎天下のEVFは液晶だろうが有機ELだろうが、メガネユーザーには辛い
視野率なんて、もし予期せぬものが写っててもあとでトリミングしちゃうし、そもそも手持ちスナップにはたまに入っちゃうものですが、電線はフレーミングから外すとか、先に慣れておくべきことはたくさんあるわけで
ただ、その分ファインダー撮影でのフォーカスエリアが狭く、AFロックしてカメラを振るんだったら真ん中だけでいいし、こういうときにはライブビューを使ってしまう
こういう路地系だと、基本広角で引くフレーミングを試みるけど
引いたり寄ったりするよりも、正面でもなくびみょうな角度で当たりハズレが出る感じがします
実は、この一枚撮るのに位置を変えたりズーム位置も変えましたが、結局この程度で描写力チェック用にしかならない
手ブレ補正の効く、広角マクロとタッチフォーカスは、こういう日陰では大活躍
ネコさんは、ちょいとブレちゃいましたね
きょうは、今月ずっと雨の週末の憂さ晴らしができた気がします
さて、明日飲み会がるのでこのズームコンビを持っていくか、GX7Ⅱかまだ迷っているところです
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