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Canon Power Shot V10 [PowershotV10]

昨年に発売されてから気になっていたキヤノンのVlog用のビデオカメラ「PowerShotV10」を購入しました
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例によってMap Cameraの中古美品ですが、翌日から一泊イベントに間に合わせるために仕事帰りに店頭で買ってきました。
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「PowershotV10」で検索すると、Youtubeでのレビューや作例がいっぱいでてきて、いまはもっぱら「V」ログ全盛時代になってるなあとあらためて感じました。
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V10の歩き撮りはこんな感じです
手ぶれ補正はEOSと同様に2段階ですが、「強」でないと歩いてなくても安定感はいまひとつ(1DX3のほうが断然安定感があります)

さておき、自分の場合は、PowershotV10の用途はVlog用ではなく「4K&広角」動画
そもそも、昨年(2023年1月)に、iPhone13の4K動画に触発されて「EOS 6D2のFHDじゃいかんな」ということで、1DX3を持ち出していますが、たまには身軽な「GRⅢ」や「6DⅡ」を携行したいときもあるわけで、そのときに動画を撮ろうとしたときにはFHDになってしまうわけで、解像感に関しては残念ながらiPhone13の広角4Kに負けてしまうのがネックでした
2024年1月8日の東京散策(GRⅢとEOS6DMarkⅡ)
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Canon EOS 6D Mark II TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD F013
正月休みに都心に出かけたときは、6DMarkⅡに45ミリの単焦点をつけて、広角はGRⅢという軽装で出かけてきました

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Ricoh IMAGING COMPANY, LTD. Ricoh GR III
なんだかんだで24MPのこの二台は良く写りますが、とくにローパスフィルターのないGRⅢは我が家でもっとも解像感が高いんですね
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iPhone13mini 広角レンズ 4Kビデオキャプチャー
日暮れ間近の清澄庭園をiPhone13の広角の4Kで歩き撮りしてみたら、我が家の65インチの有機ELでみても解像感だけは申し分のない動画が撮れるのですが、iPhoneの限界で絞り羽はないし、やっぱり1/3インチと言われている?広角用のスモールセンサーの素性も逆光や照度が落ちるとやっぱり残念な気持ちになりました
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Canon EOS 6D Mark II TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD F013
という前置きですが、1DX3を家や車に置いていくときの、スナップ&歩き撮りムービーのためのアイテムが「PowershotV10」です
もっとも、1インチの倍のサイズのマイクロ・フォーサーズのGX7Ⅱに比べて画質面でのV10へのアドバンテージは求めていませんが、1DX3に近いピクチャースタイルで撮れるだろうという目論見はありました

さて、V10の話に戻ります
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Canon PowerShot V10 ƒ/2.8  6.6 mm 1/60  800 (DxOで歪み補正しています)

残念なところ(→対応策や改善を望むところ)
・スチルがJPEGのフルオートモードのみ(RAWで撮ってDxOで現像したい)
GRⅢの28ミリmmより広角で撮りたいときがあるので、やっぱりRAWで撮ってDxOで現像したい
・スチルと動画の切り替えが面倒(背面のタッチパネルで動画とスチルと切り替え)
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動画とスチルの切り替えボタンがあるとよいのですが、現状でもひとつだけキーアサインを変えられるボタンがあるのに、ここをスチルと動画の切り替えに設定できないのがなんとももどかしい
・歩き撮り動画の手ぶれ補正(強)が画角が犠牲になるわりには、手ブレ吸収力が足りない
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別記事で触れますが、同じ1インチセンサー搭載の、評判のDJIのOsmo Pocket3に対抗するには、結局、ジンバルをつかうしかありません。
・レンズ保護の取り外せないプロテクターがじゃま
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自動で開閉するレンズカバーがあると最善ですが、それでもレンズキャップをつかうかプロテクターをつかうかはユーザーに委ねてほしいものです。このフィルターのせいで逆光時にとても気を使います
ま、こじあければ取り外せそうですがもうしばらく様子見ます

PowrshotV10の好きなところ
・縦に持っても、横画面で撮れる
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ビデオカメラだから当たり前ですが、世の中の多くのひとは、携帯電話の頃から持ちやすい「縦」で写真も動画も撮りますが、やっぱりパソコンやテレビではみないのでしょうね?

・USB-Cで給電しながら撮れる
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価格コムなどのレビューをみると「バッテリーが半日もたない」とか書かれてますが、当たり前でしょう。予備バッテリーが用意できないかわりにモバイルバッテリーで充電と給電です(モバイルバッテリーからL型端子USB-Cを買いました)
・マイクがステレオで音質もよい
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あとでわかったのですが、この「V10」 ステレオマイクの性能が抜群によく、ナレーションも手動音量調整もやりやすい(外部マイクは要らないから、モニター用のイヤフォン端子がほしかった)

・スタンド付属&広角セルフィーIMG_0773_DxO.jpg
お店での集合スチル。スタンドを引き出して台に載せて、あおりを調整してWifi&Bluetoothリモコンシャッター。
フレーミングもフォーカスの置き方も知らない店員にお任せするよりも、自分でセッティングしたほうが思い通りに撮れます。RAWで撮れるともっとよいのですが、DxOで歪み補正と明るさとホワイトバランスはJPEGでも調整できます。

こうしてつかってみると、縦型グリップの掌サイズのビデオがメインカメラとしては、昔(20年前)のSANYOのXactiを思い出します
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この頃は、HDVのテープ動画がメインでしたので「テープレス&MPEG4の動画メイン」のXactiは新鮮でした。当時のデジカメのおまけ動画はMotionJPEGでファイルは思いしマイクはモノラルでしたからXactiは目新しかったものの、当時AdobeのPremireではMPEG4のQuick Timeが取り込めず扱いが面倒だった覚えがあります

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もとファイルが残ってたので、いまどきの編集ソフト(PowerDirector365)でつないでFHDにアップコンバートしてみましたが、20年前という点ではなかなかの品質でした
現在ならスマホでもV10でもこれ以上のものが撮れますが、被写体はタイムスリップできないですからね

といわけで、いまどきのジンバルやiPhoneなど手ぶれ補正領域をたっぷり取った映像をV10に求めると、期待外れになることもありますがジンバルに載せて手ぶれ補正と併用すると抜群の安定感を発揮してくれます
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にわかに勉強してメルカリで1万円以下のジンバルを調達してみました(ウィンドジャマーも装着)が、三脚をつかうことなく安定画像が撮れて、パン・チルトもつかえるジンバルはほんとに優れアイテムだなぁと思いました
ただ、せっかくの小型軽量の200gちょいのV10に700グラム以上のジンバルと組み合わせると腕は疲れるは、そもそもジンバルをバッグで持ち歩くのが面倒だということがよくわかったこともあり、ヨドバシカメラでスマホ用のジンバルをV10でつかえないか?検証してきましたので・・・つづきます

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