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初AVCHD 運動会ムービー [TM350]

去年の秋に買ったはじめてのAVCHDムービー=PanasonicTM350
AVCHDムービーで運動会を撮るのは今年がはじめてP1000083.jpg

去年は雨に降られつつも我が家最後のHDVカメラとなった「XH A1」とビデオ用三脚でしたが、なんとまあ撮りにくいこと

自分にとっては運動会といえば、年間行事ではずせないわけで、姪っ子(いまは20歳)の幼稚園の頃から、アナログ8、Hi8、DV、HDVと撮り続け、カメラや三脚やコントローラー等の撮影機材のグレードアップを重ねてきました
リモコン端子もないハンディカメラはやはりというか撮り難かったです

  • 1年生:SONY HDR-FX1(3CCD・HDV)
  • 2年生:SONY HDR-FX7(3CMOS・HDV)
  • 3年生:SONY HDR-HC1(CMOS・HDV)
  • 4年生:Canon XH A1(3CCD・HDV)

というわけで5年目の今年のメインビデオはこの布陣
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三脚:スリック
レベラー:FLM
雲台:ベルボン
マイク:ビクター(ステレオ・プラグインパワー)

外部マイクは、ステレオ録画のため(内蔵マイクは強制的に5.1chのわりには臨場感はないし音の明瞭度もひどい)
途中、手持ちで撮ったときにミニブラグのコネクタが半分抜けて音が撮れてなかったり・・・
抜けないキヤノン端子やSONY純正のような専用接点タイプが安心ですね

また、ファインダーはアイカップを無理やり取り付けたものの、いかんせん小さいビューファーと角度は変えられないから三脚ではほとんど使い道なし・・・

三脚と雲台は、先日FLMのレベラーのおかげでパンニングの水平も撮れるようになったものの、軽量なカーボン脚が災いして、しっかり抑えないと三脚ごと動いちゃう
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それでも場所移動のときは、カメラ付けたままでも2.5k程度とビデオ用三脚単体よりも軽いのがなんともありがたいことも確かです

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ベルボンの雲台は、このカメラにはまあ適正なんでしょうが、オイルフリュードの動きビデオ用三脚と比べるとやはりつらい上にパン棒リモコンの代わりに左手でズームレバーの微妙な操作は、修練が必要です


極めつけは、カメラ本体のマニュアルの操作性

露出は曇天のおかげでNDフィルターなしのままシャッター優先1/60秒がキープできましたが、TM350には独立したAEロックやフォーカスロックボタンがないのがほんとに不便

前にも触れたように、TM350は手持ち撮影時には使い易いMFボタンとリングによるフォーカシングも、三脚に載せて液晶を開いて三脚に載せる使い方だと、液晶がじゃまでボタン操作もやりづらい

この点は同じハンディタイプでもSONYのHC1やA1JのタッチセンサーでのAFポイントは実用性が高かったですね
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撮影 EOS5D

なお、TM350にも同様に、液晶タッチ式の「おっかけフォーカス」もあるんですが、指タッチしてAFと露出がロックオンされちゃうものの、勝手に追いかけてくれるのは余計な仕様

赤い帽子にロックオンとか試してみたものの、カメラがポイントを見失なっちゃうと無秩序状態で背景にピントもってかれちゃったりとAiも、まだまだですね

どっちにしても、「玉入れ」を筆頭に予測できないターゲットを見逃さない肝心な性能は、なんぼ望遠が効いても、小さく粗いビューファインダーがついてるだけマシっていうところでしょうか?

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撮影 EOS5D

なお、「顔認識&個人認証」機能も、こんな感じで距離が離れて顔がいっぱいでてくると、自分の子に合わせ続けることはおそらく不可能
実際には、MFボタンを押してからピントリングで拡大フォーカスと被写界深度に頼ったほうがよっぽど正確に追える気がしました


素人カメラマンの三脚ビデオ撮影の腕の見せ所の紅白リレー

望遠が効かない分、今年はお友達のパパさんが早朝から押さえていた特等席から撮らせてもらったもののカメラのパンする範囲が大きいのと、やっぱり右手でパン棒もって左指ズームするってのが難しい
※今回は480pのMPEG2でアップロードしています

MPEG2右手に集中してパンとズームが操作できると水平パンが上下にブレないんですが、今年の春モデルのハンディAVCHDではSONYのCanonがリモート端子が復活しているのがこういうときには羨ましい点ですね

TM350を選んだときはリモートとビューファーがついてるのはSONYのHDDタイプしかなかったんですよね


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・・・とまあ、不満を言い出せばキリがないんですが、家に戻ってHDMIでプラズマや液晶で再生すると、やっぱりテープレスAVCHDは便利なわ けで、保存もディーガでブルーレイにダビングするだけといまさら後には戻れない!?
あとはニューフェイスのGH1動画の実力やEOSムービーの運動会での実用性も実験したりと、「いまどきムービー」に求められる撮影テクニックのいい勉強になりました

次回、デジイチムービー運動会撮りにつづく
タグ:運動会 avchd

西河泉ライブ [TM350]

先週の土曜日にミニライブの撮影を依頼されたので、夕方からTM350と5DMarkIIで撮影してきました


アマチュアの西河泉さんって方でご本人希望で本名公開です
感じとしてはこどもの発表会の延長のようなものなんですが、自分としてもせっかくの機会なので、AVCHDとEOSムービーを持参

はじめてのひとり2カメ撮影&ビデオスタジオ12でのマルチトラック編集のコツに手間取りましたが、まあなんとかカッコつく編集でディスクに焼けそうです

とりあえず最初の一曲
「Faraway」 作詞作曲 西河泉

ちなみに、西河さんの撮影は、去年はD90が届いた日にはじめてのDムービーでも撮らせてもらってます

この頃から比べると、デジイチ動画撮影はかなり手馴れてきましたが、今回はライブということで全15曲と長いのでメインカメラは、AVCHDのTM350で撮影し、5DMarkIIはインサート用として、タムロン90ミリマクロと16-35ミリズームっていう布陣で望みました


会場はこんな感じ
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音はTM350につないだ外付けステレオマイクで同録をそのまま生かし、5DMarkII動画をビデオスタジオ12でオーバーレイ重ねて音あわせて編集

AVCHDもEOSムービーのH.264もどちらも、まずはいったんBru-ray用のMPEG2に変換してから編集しています
この変換にPentium4の3.6GHzとTMPGEnc 4.0 XPressで、12時間くらい最初にかかりました

ビデオスタジオのマルチトラック編集は、手慣れたPremireと違って相当手間取りましたが、とりあえず15曲分がまとまったので、あとはディスク用に曲目やトランジションいれるだけです

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撮影時には、照明のフレアが入って電球を一本はずしたりとそれなりに苦心しましたが、編集時に5DとTM350のホワイトバランスやトーンが合わないこと が一番たいへんでした

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冒頭ムービーのように、モノクロやデュオトーンで色を合わせちゃえば簡単なんですが、他の曲はあまり気にせずインサートしていきました

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あとは、自分の食べながらのお気楽な撮影でしたが、三脚2台とカメラ2台を設置するスペースがきびしかったことと

タムロン90ミリのマニュアルフォーカシングはなかなか具合よかったですが、こういうライブ撮影なら135mmのF2で撮ってみたくなりましたね

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最後はみなさんを16mmと430EXで納めて

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場所は世田谷区喜多見の「椿珈琲店」にて

その他の写真と動画はこちら

Flickr スライドショー

横浜ホンキートンクブルース

YouTube再生リスト(EOSmovie)


タグ:ビデオ編集

TM350 インテリジェントオートAVCHD発表会撮り [TM350]

毎年恒例の市内小学校の合同イベントを撮ってきましたIMG_4370.jpg
PHOTO EOS5D MkII EF16-35mmF2.8II

運動会もそうですが、このところ毎年ビデオカメラが変ってますがAVCHDカメラははじめてですね

ちなみに去年は、マニュアル機能満載のSONYプロシューマ-HDVの「HVR-A1J」(関連記事)・・・

そんなわけで今年は、ハイテク「おまかせiA」での舞台撮影のレポートです
なお、他人様のお子様も写ってるので動画の掲載は自粛します

今回は手持ちと一脚でいいかなと思っていたものの、やっぱり三脚つかうことにしました

三脚はジッツオのバサルトとベルボンの雲台コンビで舞台真正面の最後列に(控え目・・・)に陣取り
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携行性重視の脚の短い三脚なので、ビデオでつかうときは、エレベーターポールを伸ばさないといけないのが強度的に致命的なんですが、半分くらいにとどめてまあなんとか・・・

手ブレ補正
パンやティルトでとめるときに揺り戻しがくるのでアクティブモードはオフ
通常の手ブレ補正もオフにしようか迷いましたが、いかんせん、どたどた歩きまわる親たちの振動で床そのものが揺れてるのが立っていてもわかるのでいちおうアクティブモードオフの通常手ブレ補正を入れました

去年のA1Jで撮ったときは、手ブレ補正オフにしてフル画素※をつかったので微振動がそれなりにありましたからね
※A1JはHC1と違って電子手ブレオフで画角が広がりフル画素で録れるんですね

外部マイク
TM350の気に入らない点のひとつが、内蔵マイクだと強制的に5.1chになっちゃうこと

ガンマイクを買いそびれたままになってたので、とりあえずビクター製のステレオマイクをつけましたが、指向性が広くて周囲のざわめきまで拾っちゃうのは仕方ないですね

その点では、去年のAIJのガンマイクは、遠くの舞台上のこどもの地声がクリアに録れるばかりじゃなく、マナーの悪い親たちのざわめきがまったく拾わなかったのでやっぱり天と地ほどの差ががありますね

ワイコン
撮影場所が、会場の最後列だったのでワイコンなしでなんとか舞台全体が収まるのでワイコンは使用せず

マニュアル露出かおまかせiAか
むすこの前の演目で、露出とホワイトバランスをマニュアルモードで舞台照明に合わせておくつもりでしたが、三脚に乗せると露出ダイヤル操作ではなく液晶のタッチパネルになって操作しづらいので、結局、おまかせiAにしちゃいました

液晶モニターの露出や色が「アテにならない」のもありますが、いまどきのビデオカメラがフルオートでどれくらい撮れるものかという好奇心もありますしね

そんな準備をしてるうちに、緞帳が開いて、さあ撮影本番・・・

続きを読む


タグ:avchd TM350 三脚

TM350 外部ステレオマイク [TM350]

前回につづいて「マイク」ネタ
TM350×ステレオマイク「ビクターMZ-V8」の合体図
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買ってから気づいたことなんですが、ダブルメモリータイプのTM350とHDD搭載の姉妹機HS350は、うりふたつのように見えて、結構違うんですね

  • TM350   幅70mm×高さ72mm×奥行141mm 約390g
  • HS350  幅71mm×高さ73mm×奥行141mm 約470g

ぱっと見ると、HDD搭載のために横幅と最大高が1mm違い、重さが80gの差なんですが、TM350が手に馴染んでからHS350を触ってみると、TM350がよりコンパクトさやルックスを優先したために操作性に関してはいくつか犠牲になってるんだなというのが判ります。

グリップ部分がテープからHDDに変っただけで、HS350のデザインやボタン配置はトラディッショナルの延長上にあり、電源ダイヤルやズームレバーの位置は個人的にはHS350のほうが手に馴染みます
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で、今回マイクをアクセサリーシューに取り付けてみると、アタッチメント式が災いして、どうにも心もとないんですね

このカメラを選ぶ多くの方が、たぶんつかうことのないシューを脱着にしてうまくまとめられてるんですが、いざマイクを取り付けてみると、台座の組み付け精度がイマイチ手抜きで、かなりグラつくんですね

こっちはキヤノンのHDV(HV20)ですが、背中のやや後ろよりにシューがあり、フタを外してつかいますIMG_3653
この位置だと、もうちょっと長いマイクでもうまく収まりそうだし、ぐらつくことがないんですね
もっとも、HV20はプラグインパワーに対応してないので、このマイクはつかえないんですが・・・

ちなみに、もっと無意味なD40とマイク
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D5000にマイク入力端子があったらこんな感じなんでしょね


ともあれ、ちょいと不安定感はあるもののTM350の内蔵マイクとビクターのステレオコンデンサーマイク

内蔵マイクは、「サラウンド」「ズーム連動指向性」「ガンマイク」とメニューで切り替えができ、プラス「低音補正」と「風音低減」のローカットが選択できるので、うまく使いこなせば、このクラスの外付けマイクをわざわざつかう必要もなさそうなんですが、実際にBDにコピーして、我が家のオーディオシステムで聞くと、少なからず音の明瞭さが感じられます

まず外部マイクになると、音圧が高く、音声記録を2チャンネルで記録できるようになります

純粋な2ch記録と5.1chをダウンミックスしたソースを比べるわけにはいきませんが、試しに比較ムービーをつくってみました



「ビデオスタジオ12」のタイムラインに音声波形とレベルメーターを表示させてプレビューしたものを、別のビデオ「FT1」でパソコンモニターを撮影した手抜きムービーです

音声は、WAVに変換したオリジナル音声に入れ替えているのですが、YouTubeにアップした時点で圧縮音声になってるでしょうが、まあ音圧が違うのと、マイクの風防効果の違いあたりは判別できますでしょうかね


内蔵マイクもビクターマイクも詳しい周波数特性が不明なものの、風の「フカレ」にはどちらも弱く、外部マイクのほうが中低域が膨らむ感じがあります
ようするに、歩き撮りや風が当たると、いまいちうるさいんですね

たまたま今月のビデオサロンがマイク特集なので買ってレビューを読んでみましたが、オーディオ誌のレビューと同じく、ある程度マイクの違いを使い比べた経験値がないと判断がつかないのが正直なところ・・・

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特集『ガンマイク、ステレオマイク、インタビューマイク比較テスト』

特集記事と連動して収録したマイクごとをWAVファイルで聴けるようにダウンロードできるようになってますね(すごくわかりやすい)

パソコン用のちんけなUSBスピーカーで聞いた印象と、オーディオシステムにつながっているパソコンからiTunesで光デジタル出力で聞いた印象とは評価が異なりますね


試聴環境
PC>iTunes>サウンドカード(Digital)>AVアンプでデジタルダイレクト2ch出力>パワーアンプ・スピーカー
mictest

誌面の評価レビューと実際の自分の印象とは、ほぼ同じ感じに聞こえました
高いマイクは、しっかりした環境で聞いてやらないと判んないもんです

おかげで、AVCHDや5Dを聞いているのと同じ条件なだけに、ビクターステレオマイクで気になっていた低域のブーミーさも、サンプルWAVと比べて極端に差がないんだなと思いました

少なくとも、ビクターマイクは無指向性に近いステレオタイプで、モノラルガンマイクのように余計な音をそぎ落としてくれる効果はなく、せいぜい「自分の鼻息」を拾わずに済む程度の前方指向性

とりあえず誌面評価と自分の試聴結果ともに聞きやすかったのがオーディオテクニカの「AT9944」SONYの「ECM-CG1」
RODEのVIDEOMICが聞けなかったのが残念ですが、5DやTM350につけること。

たぶん運動会ではHV20で撮るだろうから、電池駆動もつかえるという点のベストバイはテクニカ9944あたりでしょうかね?a1j.jpg
A1Jと付属ガンマイク

この組み合わせで撮った(録った)、室内での声や市民館でのこどもの発表会の動画ファイルをあらためて聞き直してみたら、やっぱり余計な音がなくていい感じでした

このあとしばらく、プラズマでYouTubeの動画を「聴き比べ」してみると、ビデオカメラによってけっこう音が違うものでした

11月10日の記事で埋め込ませていただいた、PanasonicGF1とSONYの520Vの比較動画

暗所性能だけじゃなくて「エレクトリカルパレード」の音の違いも参考になりました


タグ:avchd

Queen's Square YOKOHAMA Christmas 2009 シンギングツリー [TM350]

前記事「みなとみらいイルミネーション」のつづき

クイーンズのツリーの初日の点灯イベントをTM350で撮ってきました
Queen's Square YOKOHAMA Christmas 2009 シンギングツリー


43-52mmのステップアップかませてクロススリクーンで演出を試みましたがいかがでしょうか?

今回はTM350付属ソフト「HD WriterAE1.5」でシーンを選んで、部分編集とトランジションに初挑戦(関連記事

付属ソフトの機能はいまいちながら、不要カットを取り除いてファイル結合したものを、SDカードにコピー(オーサリング)すれば、DIGAからBD-REにダビングできることもわかりました

トランジションは3秒固定。我が家のPC(Pentium4 3.6GHz)だと1秒あたりレンダリングが3分かかります

手持ち、ワイコン、ミニ三脚で取りましたが、編集ラインにのせてみると手持ち撮りしたのはほとんど全部カットしちゃいました
手持ちとフィックスが混じるとどうも違和感があるので手持ちは手持だけで撮っといたほうがいいですね

単純に部分削除と並べ替えしたのがこれ

このツリーは毎日でも撮りにいけるのでこのシリーズは続きます

youtube.gif
ケータイやデジカメも含めていろいろアップされてますね
ショーが終わってからうろうろしてたらGF1の白を持ってる青年がいました・・・アップされてないかな?
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撮影 TM350フォトモード 3984×2656

タグ:TM350 avchd

TM350と5DMARKII 2カメ撮り [TM350]

先週の箱根・熱海の一泊旅行の続き


我が家の行楽らしく、お天気には恵まれず車窓からの風景も冴えませんでしたが、とりあえず2つのカメラの素材をMIXしてショートムービーにしてみました
「霧のドライブ」 Youtubeはこちら


ビットレートは異なるもののコーデックはどちらもH.264・・・
音声はモノラル記録のPCMと5.1chのAC3の違いはありますが、BDMV準拠のMPEG2に変換してから編集しちゃうと特段これまでのHDVとかわりませんからね

17ミリの広角は一眼動画の持ち味ですが、0.7倍ワイコンのTM350もまずまず画角は確保

春先に同僚と箱根に来たときはHV10にレイノックスの魚眼ワイコンとはちょいと買っては違います
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関連記事はこちら

画角よりも露出の調整は5Dのほうが自由度も高く、曇り具合の表現や、ピクチャースタイルとあわせて「フィルム映画的」な感じがあって、撮影そのものは5D動画のほうが楽しいもんです

若い頃にクルマにムービーを積んでから、ビデオカメラ道楽の世界に足を踏み入れただけあって、車中からのムービー撮影は大好きなんですが、クルマもクルマだし、すっかりおっさんになって自分がワイディンスロードをすっ飛ばしたいっていう気持ちよりもビエオを撮りたいってほう好きになってるところが安定嗜好なんでしょか


2カメ動画その2
「熱海・起雲閣」 Youtubeはこちら

家族総出のカメラ撮影を、ビデオスタジオ12でオーバレイで重ねてみました

こどもは小生意気にも片手撮影・・・
ワイコン付きだと、こどもにはちょいと重いんでしょうがさしものアクティブ手ブレ補正も効果はありません
ま、無理やり持たせたのはビデオ好きの馬鹿親のほうですからね・

かたやママさんのほうはといえば、長年の付き合いできちんと両手撮り
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ワイコンをつけてても、いままでのカメラよりは数段軽いわけでとくに「小さいねぇ・・とか」の感想はなし

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太宰治だけが顔認識したとか・・・

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5D 17mm F4・1/50秒 ISO6400

F4なだけに暗いところではさすがに厳しいものの、TM350よりはかなり低照度に強いことは確かです
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TM350動画からの切り出し

もちろん、低照度だけでなく、広角レンズが使えるデジイチは画角広い
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5D 17mm F4・1/50秒 ISO1250
願わくば、もう一段明るい16-35mmのF2.8がほしいところ・・・

状況によりますがTM350か5Dの、どちらか一台で・・・と悩んだら、写真を撮るならやっぱりデジイチ動画ですかね~
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5D 19mm F4・1/20秒 ISO200


以下、蛇足

家に帰って撮影動画を見るのは、AVCHDカメラもデジイチ5Dのどっちも、カメラ本体とHDMIでビエラにつなぐだけ
とはいえ、ビエラリンクのTM350は、テレビリモコンか付属リモコンでシーンを選んで再生するだけに比べ、5Dはケーブルを伸ばして、カメラを手元に置いてスライドショー再生という違いがあります
しかも5Dの場合は、カットとカットがシームレスじゃないので快適とはいえませんね

ただ、ACVHDのTM350も我が家の接続環境でひとつだけネックがあります

カメラをビエラにHDMIでつなぎ、音声はビエラから光デジタルでAVアンプにつないでるんですが、これがどうしてもリニアPCMに変換されてしまい、せっかくの5.1chのAC3(ドルビーデジタル)がビットレートのままAVアンプに信号が送られないんですね

ビエラにSDカードを入れて、再生するとこのとおり
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ちなみに、ビットレートは384kbpsと表示されます

とまあ、とりあえず2カメ撮りと編集テスト

5Dの音声はモノラルながら意外に明瞭。かたやTM350は、「サラウンド、ズーム連動、ガンマイク」の3モードに風音低減の計6パターンながら、どれもこれも、音はもうひとつこもり気味なのはいたしかたないところで、5D用との兼用を考えて、後回しにしていたマイクを調達してみたくなりました

やっぱりこれかな~
RODE VIDEOMIC STEREO
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モノラルタイプにしようかステレオタイプがいいか迷ったままのVIDEOMIC・・・このあたりはいずれ


タグ:avchd TM350 5d

TM350 初イベント 曇天の芦ノ湖「海賊船」 [TM350]

日曜日。ようやくTM350の「杮落とし」

雨には降られなかったものの、風吹きすさぶ箱根・芦ノ湖で「海賊船」に乗ってきました

ともあれ、まずは動画(Youtubeはこちら

揺れる船に三脚とアクティブ手ブレ補正とか、慣れない水平レベルアジャスターやら雲台でつたない撮影でしたが、何より風が強くて、揺れるのなんの・・・
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そのクセ、大砲のシーンで、やられた振りでカメラを上下に振った演出してみたら、アクティブ手ブレが効いてやがる・・・・

重い純正ワイコンは油断すると「おじぎ」しちゃうけど、つけっぱなしで広角から最望遠までつかるのはやっぱり「普通」にありがたい

新三脚での腕はこれからですが、三脚+液晶で撮影しようとすると、TM350は露出のロックや補正がホントやりづらい
(HV20のほうが露出ロックも補正もやりやすい)

動画冒頭の曇天も実際よりは暗いイメージで、ちょいとプラス補正したいところでしたが「追っかけフォーカス」はうまく働かないし・・・

オリジナルを42型VIERAと、ホームシアターシステムの5.1chで聴くと風のボコボコが全周サラウンドでリア鳴りっぱなし・・
風音低減いれてなかったらもっとすごかったはず


さて今回の旅

端から天気予報をみながらぎりぎりまでホテルの予約を見送ってたんですが、月曜日に有給休暇とってるし、学校は記念日で休みだし、とりあえずダメもとでもいってみることに

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芦ノ湖の「海賊船」は、こどもが学校行事で箱根に合宿したときに、乗れるはずだったのが悪天候でNGなったみたいなので、今回はあくまでも「海賊船」がメインイベント

道中
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西湘バイパスからターンパイクで箱根を登ったときには多少晴れ間で紅葉もちらほらだったんですが・・・

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大観山あたりは、かなりの霧で視界は数10メートルって感じ

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・・・で芦ノ湖
こんな曇天で風が強く出港が危ぶまれましたが、まあ乗れてよかったP1020136

こんな天気だし・・・と5Dはクルマに置いてきたので、スチルはルミックスのFT1P1020157
すっかり、Panasonic派になっちゃいましたが、船に乗ると、TM350のワイコンも、FT1の28mmってのも画角不足でした

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横着しないで17-40mつけた5Dも持ってけばよかったけど、カメラバッグなしのこの三脚サポータースタイルはとっても身軽でした
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どないでしょ・・・怪しい???
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なお、今回の動画の編集

今回の一泊二日でTM350で録画したシーン数は120カット以上

こうなると、いつものペガシス4.0XPressでMPEG2に変換するにしても、読み込みだけで時間がかかりそうなので、AVCHDのままビデオスタジオ12に読み込んで、プロキシファイルつかって編集しスマートレンダリングで出力
ビデオスタジオで出力したファイルは、m2tでもmtsでもなくmpg・・・謎である

約5分の17MbpsのH.264なので、そのままだと1GBを超えてるので、MediaShowEspresso×CUDAでmpeg4に変換してアップロードしてます

タイトルいれたりして負荷を試してみましたがPentium4+2GBメモリでもなんとかいける

デオスタジオの出力のままだと、MediaShowEspressoが受け付けないので、これまたペガシスのMPEGEditor2.0でコンバートしたりと、意外に手間を食っちゃいました


TM350 純正ワイコンと三脚レベルアジャスター [TM350]

レイノックスの6600pro52mmにしようと決めてたんですが、某オークションで競り負けて手に入れ損ねたこともあって、結局純正にしちゃいました


VW-W4307H-K
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公称倍率0.7倍。

いまひとつユーザーレビューも少なく情報量も少ないんですが、とりあえずメーカー対応表にのってるので全域ズームで実用範囲は保障されてるでしょう・・・
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装着したイメージや重さもよく調べずに調達したんですが見た目はブラックでガンメタボディとの色バランスもまずまずといったところ

重さは270g

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前回テストで、43-37ステップダウンリング経由で、わずかに周辺がケラれることと、アクティブ手ブレ補正時に影がチラチラ移りこみがでてNGということが判明したGR用のワイコンと比べるとかなり大きく重い・・・

予定していたレイノックスの6600PRO(52mm)と比べても100g近く重いものの、TM350本体が450gなのでワイコン装着しても720g。SONYのHC1と同じような感じですね

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せっかくの軽量ボディが、いままでのカメラと同じ重さになるのはマイナスポイントですが、実際の撮影では、もともと軽くて安定させにくいことの欠点がフロントヘビーなバランスと相まって、手持ち撮影時の安定感は向上するかもしれませんね

三脚に載せてチェックをしてみましたが、付属の遮光フード兼用カバーをつけても外しても広角側でもケラレは発生せず、アクティグモード時でも大丈夫そうです
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付属のかっこいい?フィルターを外すかどうかは、周辺画質や画角の点よりも装着したときのネジ山の安定感からも取説どおり外して使用するべきでしょうね

いずれにしても、この「純正」ワイコン

純正といっても、TM350用というわけでもなく、メーカーサイトに細かいスペックが載っていないくらいなので、ホームムービー用のワイコンについてはメーカーはやる気なし・・ってところでしょうね

その点、SONYのアクセサリーは各グレード取り揃え(リンク)、軽量高画質のワイドエンドも用意されているのとは対照的
やっぱ、パナのいまどきの姿勢はいまひとつ好きになれない

このワイコンを重いとみるか、FX7の頃はワイコンだけでTM350の撮影重量より重いワイコン(関連記事)つかってたことを思うとこれでも十分小型軽量・・・といい聞かせることにします


試し撮り

広角アクティブモードのケラレやテレ端の流れも問題なし
ま、純正だし当然とはいえ、画角はあまり広くないうえに歪みもそれなりにあったりしますかね(eyeVioはこちら


あと、三脚用にケンコーの「レベルアジャスター」を合わせて調達
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前回記事のグリップ雲台で水平をとってビデオ雲台を乗せる「2段重ね作戦」は、5DMarkIIと28-70をつけてみると、ちょいと無理がありそうな感じもあったから

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Slikのグリップ雲台とVelbonのビデオ雲台

左右のネジを回して水平アジャストはできますが、ボールレベラーと違って前後方向の水平が同時にだせないので90度パンをしたときに傾きがでるのは妥協点・・・
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実際につかってみてあまりに使いづらいようだったら、もうひとつ買ってきて90度ずらして2段重ねにすればいいだけ
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付属の水準器を手持ちの見易いタイプに変えて実際に水平出ししてみると、とりあえず調整作業は簡単で、ビデオ用ボールレベラー三脚で合わせるよりも水平出しそのものはやりやすいかも・・・

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とまあ、そんなわけで、これでワイコンも決まったし、三脚も決まりましたので、いよいよコケラ落としに出かけてきます

タグ:TM350 avchd

TM350 カラーナイトビュー [TM350]

巷ではSONYの「裏面照射センサー」搭載のハンディカムやサイバーショットが低照度に強いと評判ですね
個人的には、このセンサーはすでにFX1000やZ5Jの業務用の3CMOSに載ってますが、ウチの場合は低照度ムービーのメインは5DMarkIIに移行しちゃったなわけで、今後の興味が惹かれそうなのはいずれ発売されるであろうHC1の業務用=A1Jの後継モデルの登場

、これがHDVではなくXDCAMででてくるといいんですがね

さておき、我が家の新参「TM350」の低照度画質はというと、端から期待してなかったわりには、プラズマVIERAの42型で自動感度でみていても、まあこんなもんで十分かも・・と思ったりするわけで、とりあえず「カラーナイトビュー」なる機能を試してみました

カラーナイトビュー


赤外線照射のSONYの「ナイトショット」と違ってPanasonicの技術情報ページや、この解説を読んでみると、たんに1/8秒のスローシャッター???
たしかにTM350は、マニュアルモードでも1/30秒までしか低速設定ができない


パナとしてはビデオ用やドキュメンタリー用の高画質技術というより、監視カメラ等につかうのが本来の目的みたいですね

「こんなにブレるんじゃつかいものにならない」ってユーザーレビューがありますが、「そりゃカメラが手持ちで振り回したりしちゃ駄目」ですよね

ま、オマケ機能としても、マニュアルモードでゲイン設定はできないしビデオ撮りとしてはイマイチな機能なので、春先にCANONのH1でスローシャッター&感度リミットで撮った夜桜のような自由度はないですね

関連記事「XH A1 神社の夜桜ムービー」


タグ:avchd TM350

TM350 ワイコン [TM350]

TM350×RICOH GW-1ワイドコンバーター(GRDigital用)
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関連記事「HV10+GRD用ワイコン」・「GRD21mm」

GRのワイコンはフードアダプターをつけて装着するネジ山径37mm
HV10では、そのまま広角端専用のワイドエンドとして、そのまま装着でき、画質劣化も200万画素相当のHDVではまったく気にならないレベルで周辺歪みもOKだったんですが、その後フィッシュアイのレイノックスの3032を調達(関連記事)してからはもっぱらそっちばかりで、ビデオに装着するのはひさしぶり

コンパクトデジカメでも28mmや24mmがセールスポイントになってるにもかかわらず、家庭用ハンディムービーはどのメーカーでも40mm以上っていうのはどうかねぇ~

・・・とは思うものの、ビデオの出番はこどもの「運動会」や「発表会」、「サッカー」なんでしょうから、広角側よりも望遠側を重視されるのは致し方ありませんが、そういう用途を重視される方にはTM30のような1/6インチの16倍ズームがあるからいいじゃん・・・(ってTM30のスペック表みたら41mmから706mmだ)

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TM350のフィルター径は、Panasonic伝統?の43mmなので、43-37mmの特殊サイズの変換アダプターが必要です。

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現在のAVCHDで広角で選ぶなら、CANONのHF21やSONY各機種なんでしょうが、どっちにしても40ミリ超えてる時点で自分にとっては「狭い」ことには変わりありません

広角をワイコンなしで撮りたかったら業務用かデジイチムービーしかありませんね

注文したステップダウンリングが届いたので、まずは0.75倍のケラレとズーミングテスト

GRのワイコンは小さく軽いのでバランスがいいのは経験済みなので、これでよかったらGX100用の43mm径を調達するのもよし・・・ていう目論見です

テストムービー「TM350×GW-1」


ズーミング時は3倍程度から周辺流れがはじまるのを想定どおりなんですが、広角端でわずかにケラレがでるのは誤算・・・

静止画をBITMAPでキャプチャーしてたイメージを等倍で載せてみました

ワイコンなし 44.9mm
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GRD用ワイコン装着 0.75倍

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ケラレさえ気にしなければこのままでもいいかとは思うものの、ワイコンにせよテレコンにせよ、ズームでつかえる範囲があまりに制限されるとスナップではつかいづらい

三脚に載せて”つけはずし”しながらじっくり撮れる風景撮りなんかにはよいんですが、TM350用のワイコンは別途調達したい

パナソニック純正は、高いし重いのでパス・・・

43mm径では選択肢がせまいので52mmのステップアップリング使用前提で、レイノックスのリーズの中では、DCR-7306600proあたりが、重さと画角の点で無理がなさそうなんですが、ユーザーレビューなどを探してみるものの、人の基準はまちまちなのでよくわからない・・・

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ワイコンのときは、レンズ面と近づけるために、もともとのフードアダプターを取り外さないとけないのは取説にも書かれているし、面倒なので、できることならワイコンの頻繁な交換はやりたくない

また、TM350は、余計なストロボが飛び出ていて、ワイコンによってはどのみち変換アダプターで下駄をはかしてやらないとだめそうなのも気になるところ・・・

・・てなわけで、カメラと変換リングもって新宿にでかけて店頭で試着してから決めることに(このあたりは次号以降にて)

ひさしぶり「タマミ」登場(ワイコン装着)

外に出る度に、ケガして治療費で家計が立ち行かなくなるので最近は軟禁状態が続いてストレスたくさん


そんなわけで、気に入らなかったらさっさと売り払ってしまおうかと、試用期間中だったTM350も買ったときのシールもはがして本採用が決定したので、純正予備バッテリーも調達

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ちなみに左のHV20用の7.4V・1200mAに対し、かなり容積が小さい純正バッテリーも7.2V・1250mAとほとんど遜色なし
・・・バッテリーも進化してますね

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広角は、5Dに任せればいいじゃんという気持ちもあるものの、例によってバサルト三脚とグリップ雲台のコンビにTM350を乗っけると、なんとも軽くて軽快なので日中に絞って風景を撮るならTM350をメインにしたくなるんですよね


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