SSブログ

EOS M5の一週間レビュー [EOS Kiss・EOS M]

EOS M5 基本感度・三脚・リモート・ストロボ・長秒露光
IMG_0256_DxO.jpg
EOS M5 EF-M22mm F2 STM F6.3 30秒 ISO100
270EXⅡを装着したM5をテーブルトップ三脚に載せてリモートケーブルを挿してアングル決めて30秒露光
先幕フラッシュが光った瞬間に、夜行チョッキを着た自転車が通り、赤い光跡はその後に通ったバイクかな?
IMG_0255_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM F4 20秒 ISO100
手ぶれ補正もなくて基本感度以外はつかいものにならなかったコンデジ「GR Digital」を通勤カメラで夜景を撮っていたころは必携アイテムだったマンフロットのテーブルトップ三脚をひっぱりだしましたが、三脚に乗せるのならKissMのようなバリアングルタイプのほうがいいです
歴代KissでつかってきたリモートケーブルもM5でもつかえました
IMG_0204_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS F2.8・1/10秒 ISO6400
こちらはIS付きの28mmを感度6400でマイナス補正を入れてなんとか1/10秒にして手持ちで撮ったものですが、等倍でみるとまあまあひどいものですが、こんな真っ暗でもピントが合うのはなかなかに優秀です
センサーが進化しようが、NRが巧みになろうが、APS-Cで2400万画素のピッチはさすがに1600以上はきびしいし、どんなセンサーサイズであっても基本感度画質にはかないません

そんな感じで、EOS M5がやってきて一週間。EF-M22mmとEF28mm ISを交互に持ち出して試し撮りしてきました
IMG_0163_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
まず、M5と最近までの愛用だった KissX7と比べると、まずは22mmのEF-Mレンズが選べることがEOS Mのよいところでしょうね
IMG_0161_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
同じようにKissにはEF-Sにも24mmのパンケーキタイプがありますが、明るさはF2.8なので一段明るい22mmのほうがいい
とはいえ、他社カメラのようにカメラ側に手ぶれ補正がないのは明らかな弱み
このクラスのカメラには、流し撮りとかは求めない普通の使い方がほとんどなんだから、5軸とかレンズIS併用とかでなくてもいいので搭載してもらいたい
IMG_0181_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
あとは、M5のEVFは、やっぱり小さいのですが、X7の小さなペンタミラーの光学ファインダーよりはいいかもしれません
IMG_0185_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
続いて、世代がもっと古いα7Ⅱとは、タッチで測距点が決められる点でM5の勝ちなんでしょうが、センサーシフト手ぶれ補正のせいで、あっというまに逆転されてしまいます
IMG_0175_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
キットの15-45のように小型化で正直写りよりもサイズ、手ブレしないようにガンガン感度をシャッター速度を上げてくる最近のEOS Mファームウェアは、初代Mの頃とは全然別のシリーズのカメラに思えてきます

IMG_0188_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
いっぽうで、EVF付きミラーレスモデルとしてもLUMIX GX7ⅡやSONY α7Ⅱに比べても、
IMG_0200_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
我が家でのメリットは、EFレンズすべてと、スピードライトやリモートケーブルといったEOS関連アイテムがつかえること以外は特に強みを感じるところはありません
IMG_0201_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
唯一の強みはEFの単焦点や望遠のISシリーズレンズと組んだときだけでしょうか?
IMG_0199_DxO
EOS M5 EF28mm F2.8 IS
最後に苦言をいいたくなるのが、節電機能とアイセンサーの相反
IMG_6348DPP
そもそも、週末に持ち出したときに主電源を切らないままバッグにいれて揺れていたせいで、きずいたらバッテリーがなくなっていたことは衝撃的でした

少し調べてみましたが、原因はアイセンサーや背面液晶に触れたりすることでスタンバイ状態でもすぐに電源が入って液晶が光ってしまうことなんだと思われます
対策は、やっぱり主電源をオフにするほかないようですが、これだとカメラはバッグに入れたまま、スマホ側の操作でカメラとWi-Fiを起動するなんて怖くてできなくなります。6D MarkⅡならスタンバイ状態で液晶タッチしても電源入らないし、アイセンサーなんてないので朝出掛けたらバッグのなかでも持ち歩いていても主電源は入れっぱなし・
IMG_6347_DxO
せっかく使いやすいWi-Fiアプリなのにね
もっとも、スマホへの転送に関しては、Wi-Fi機能よりもケーブル接続での「OTG」がやっぱり早いのですが、これには条件があって、1DXのようにダブルスロットで、RAWとJPEGの記録先カードが分けられること
これができないとRAWでもiphoneに転送されちゃうので、困っちゃうんですよね
IMG_0172_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
しかも、ケーブルをつなぐ手間を考えても、Wi-Fiに比べてOTGはやっぱり早いですね
IMG_0153_DxO
EOS M5 EF-M22mm F2 STM
ともあれ、画質も性能ももうひと声ほしいところのM5ですが、長年のEOSユーザーとしてはソニーαよりが、スタイルは好きなのでIS搭載のレンズで本来の性能を生かして持ち出していきたいものです
P1100468_DxO.jpg

タグ:EOS M M5
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0