PENTAX KP [PENTAX]
実家のキキちゃんに協力してもらってPENTAX KPのご紹介
撮影 LUMIX GX7 MarkⅡ G20㎜
こちらは去年亡くなった「ララちゃん」5年前のポートレートです
バックナンバー さよならララちゃん 2018-11-27
犬も性格はだいぶ違うもので、キキちゃんは、ララちゃんみたいにやたらに吠えないし、人見知りしなくて誰でも可愛がられる性格な感じです
ともあれ、今回は実家の新参機種PENTAX KPと2台のK-5ⅡsとKPのオールペンタックスAPS-C一眼レフ
去年の今頃はソニーα7Ⅱ、EOS M5などをつかってみたものの、父の撮り方では、ローパスレスの1600万画素のPENTAXのファインシャープネスの撮って出しJPEGのK-5Ⅱsの画質に及ばず、α7ⅡもM5も、我が家に天下ってきたものの、我が家ではEOSフルサイズ陣営の日陰の存在のまま、どちらもEFレンズの肥やしになってしまっています
そんなわけで、この夏はKPとDA40mmをセットで勧めてみた次第ですが、ハイレゾショットと画素数が増えたことやメインチップの性能がよくなった以外は正直なところ、K-5世代と大きく変わる印象がありません
とくにPENTAXは、一時期K-5ⅡsやK-50、K-01と併用しつつ、FA/DAの各単焦点やシグマズームで自分も一時期メインでつかっていただけに機能は熟知しているつもりですが、「小型だけど重くて、よくみえるプリズムファインダー」というPENTAX一眼レフの美点は継承しつつ、新たにカスタムダイヤルや電源オンでライブビュー起動という気の利いた新機能が加わっています
半面、タッチパネルではないため、せっかくのライブビュー起動モードでもK-01のようなつかいやすさもなく、取り換えられるグリップもわざわざ取り換え式にしなくてもよかったんじゃない?と思うところもあります
K-5Ⅱとグリップを握り変えるとやっぱり安定感はグリップが深いほうがいいわけで
バッテリーグリップをつける場合には、一番深いサイズのものがセットついてくるようです
K-5ⅡsとバッテリーグリップにDA40mm。KPもバッテリーグリップをつけると持ちやすくなるんでしょうが、EOS-1DXや液晶タッチパッドがない縦位置グリップカメラは、測距点移動がやりづらくてファインダー撮影にストレスを感じてしまいます
同じ理由でEOS 6DMarkⅡにはバッテリグリップをつけようと思わないので、あれこれダイヤルを増やすぐらいなら、タッチパネルとキヤノンでいうマルチコントローラーをつけてくれるとよかったんじゃないかなと
そんなわけでPENTAX KPは、このデザインが気に入って、K-5、K-3からレンズ資産を引き継いで、メインカメラとしてつかうにはとってもいいカメラでしょう
自分もEOS6DⅡをもってなければKPをメインでつかってみたい気にもなりそうですが、もし6DⅡを捨てるなら、正直α7Ⅲのほうがいいわけで、いまさらKPやK1にはいけない気分
おまけのキキちゃんと4Kムービーカメラショット
スモールセンサーと1インチセンサーの4Kムービー
我が家では4K化を見送ってますが、テレビモニターを4Kにしてしまうと、これからの時代、DSLRムービーも4Kの時代です
4K/6K/8Kもフルサイズ高画素時代に対応しようとすると、レンズの描写力と被写界深度との相反する難しさも手振れを抑え込む腕とサポート機能もいろいろたいへんな時代になってきているなあと思ってしまいます
ひさしぶりに電動ズームで三脚操作しつつ4Kで撮ってみると、やっぱり三脚性能がVT-551のような軽いタイプだとなかなかきびしいです
さて、この先自分は???
次期1DXⅢのスペックアップに関心をいだきつつ、どうせ4Kムービーも撮らないだろうし、動体撮影するにはいまの初代1DXでも役不足な撮影ばかりで申し訳ないぐらいですが、親子ともども、「機材好き」の宿命でこの先もちょこちょこなにかしら機材を入れ替えていくことになると思います
ピークデザイン ビルドアップ作戦~その7 DIY「カフ」 [ACCESSORY]
PeakDesignアイテムシリーズ 第6弾
キヤノンのリストストラップ(WS-20)をアンカーリンクス仕様にしてみました
ピークデザインの純正リストストラップの「カフ」は、手首を通すと機材の重みで締まってしまい、取り外すのに難儀してしまうことが多く、とくにキャプチャーで頻繁に取り外すときにカフをつかってると正直あまりつかいやすくありません。ピークデザインの「カフ」は、もともとは軽いカメラ用なんでしょうね
これで、望遠ズームの三脚座専用につかっていたキヤノンのリストストラップをアンカーリンスク仕様でカメラにもつかえるようになりました
当初はこうやってレンズの三脚座にキャプチャーベースを取り付けるつもりでしたが、あまりにも重すぎて実用にならず、このままアルカスイス互換の雲台に取り付けられるのですが、最近はムービーを撮ることが滅多にないので、三脚の出番少ないのですが、この冬のイルミネーションの時期に持ち出してみたいところです
余談ですが、ストラップの先端に取り付けることでアンカーがつかえる「アンカーリンスク」
市販品はアンカーリンクスがふたつと、アンカーが4本がセットになっていて3000円近くします
ひとつあまったアンカーリンクスは、また何かでつかうとしても、アンカーはこれまで購入したものがもともあまっているんで、三脚に取り付けてみました
このままネックストラップでも三脚にもつかえるので役に立つときもあるでしょう
これからの紅葉シーズンは、1DXと新たに加わった軽量ズームの24-70でぶらぶら歩いてみたいと思います
タグ:ピークデザイン
秋のヨドバシ視察 [Photo&Life]
ひさしぶりにヨドバシへ寄り道して情報収集してきました
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
といってもAPS-CのEOSシリーズにはさほど関心なく、今回のお目当てはオリンパスのズームです
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
E-M1 MarkⅡと12-100mm F4のプロズーム
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
ネットの作例で画質を確認してこのズームはどの焦点距離でも写りは安定してるようだし、つくりも立派な印象でした
また、ボディのMark2は、我が家の型落ちE-M1とは、ファインダー使用時のAF周りの操作性や連写性能など、ちょっとつかった感じだけでもボディ性能もまったく別ものに感じました
バックナンバー G VARIO12-35 (2015-8)
もともとがLUMIX好きなので、GH4にF2.8のダブルズームを揃えて24-100のレンジで、主にフルHDの100Mbpsの高画質動画や軽量スナップとして、一眼レフEOSとつかいわけていた頃もありますが、やはり好みとしてはオリンパスレンズよりLUMIXデザインが好きですね
現状は6D MarkⅡをメインでつかいつつ、眠っている旗艦の1DXもある状況なので、お楽しみ用レンズとしても、オリンパスにあまり投資はできないですね
さておき、去年の秋冬シーズンは、型落ちながら、フルサイズα7ⅡとEFレンズで軽量&ボディ手ブレ補正の恩恵を受けてきて、春先にEOS M5を入手して、APS-C小型EOSサブ機としてつかってきた経験を踏まえて、最近のミラーレスモデルをみてしまいます
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
まず、一眼レフもミラーレスも小型軽量化一本やりではなく、おおきなレンズでもグリップできるボディ形状と一本で半日は楽に持つバッテリー容量は重要なところ
EOS Kiss X10は、X7より大きくなって魅力が薄れてしまってますが、バッテリーの点でもグリップの点でもEOS Mシリーズより断然つかいやすいモデルだと思います
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
あとはEVFは0.5型サイズがほしいところだし、新マウントレンズに完全移行できる時期がくるまでのつなぎはやはりマウントアダプターのお世話になるので、センサーシフトの手ブレ補正はやはり重要
その点、やはり現行のEOS RPは、さっさと「RFレンズ買ってください」というわりにボディの真打ちがないのがどうしたものでしょうね
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
なお、APS-CのKissや9000Dも一眼レフEOSも、ファインダーを見比べなければいいのかもしれませんが、PENTAX KPなどのプリズムファインダーモデルよりも大きく見劣りするので、老眼・メガネの自分には正直選びづらいのですが、M5も見やすくなかったから残念なところでした
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
実際、店頭でRPとM5やKiss Mのファインダーを比べると、気持ちRPのほうが見やすいのですが、明らかにEOS Rやソニーαには見劣りします
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
というわけで、ミラーレスカメラはEVFの大きさ、みやすさと、EVF時のAFモードや測距点移動の操作性がクラスや世代で進化しているのですが、EVFを覗かないスナップ撮りなら、LUMIXが元祖の「タッチパッドAF」(ターゲットパッド、タッチ&ドラッグ)機能も不要だし、オリンパスのE-M1XやEOS 90Dでようやく復活したマルチコントローラーダイレクトの測距点専用レバーの装備も不要
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
そう考えると、測距点選びの手順がどうにもなじめないオリンパスE-M1の初代モデルであっても、背面液晶ならタッチフォーカスも性能は劣るけれども瞳AFも装備されている E-M1マークⅡに比べても大きな不満は感じないし、IS搭載レンズと組む前提でのEOS6D MarkⅡのライブビューモードでなんの不満もありません
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
というわけで、20mmのⅡ型購入をきっかけに常用通勤カメラはGX7Ⅱに戻ってきました
GX7MarkⅡもEVFが16:9仕様で見えづらい点を除けば、発売当初の「フル装備」から見劣りすることなく、昔からレンズの20mmとのコンビでスナップカメラとして、まったく過不足ない常用カメラだと感じますが、去年のCP+で感動を覚えたフルサイズLUMIXのAFエンジンを積んだマークⅣに期待しています
GX7 MarkⅡ 20mm F1.7Ⅱ
画質は画素数が増えるとレンズ側と手ブレやAF性能が厳しくなるし、等倍チェックすると被写界深度から外れたボケがきになるようになるので、1600万~2500万画素ぐらいがカメラマンにもレンズにも優しいところでしょう
まあ、そうはいっても新しいカメラ、とくにミラーレスは最新モデルをできるだけ選ぶべきで、レンズもとりわけズームレンズは性能もボディとのマッチングいい、中古価格も高値安定のレンズを選ぶべきなのは不変のセオリーでしょう
バックナンバー:もうひとつのマイクロフォーサーズ
28-75に加えて、17-28が発売されたEマウントのタムロンズームと第三世代αがやっぱり現状ミラーレスではベストバイだと思います
バックナンバー:α7Ⅱ レンズいろいろ試着(2018-12)
なお、中古でお買い得な旧モデルも、レンズをおごって最新のRAW現像でカバーすれば新旧画像エンジンでの画質的な見劣りをカバーすれば描写力には不満がでることはないと思います
そもそも個人的にはレンズやカメラの解像感云々を語る前にシャープネス処理をすべてオフにしてRAW現像した画像をチェックしてから薄化粧をしてもきれいな写真を撮っていきたいものだと考えています
0.7倍ハイブリッドIS マクロ [Photo&Life]
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
70mm側でズームさせてから、マクロ領域に光学系全群を移動させるべく、ズームリングの70mmで行き止まったあとに、ストッパーを解除してさらにズームさせることで20cmまで寄れるマクロ仕様になります。フードを付けたままだとフラッシュの光が届かないぐらいまで接写が可能です
マクロレンズは、タムロンの90ミリ(272E)やシグマの初代カミソリマクロの70ミリの旧タイプをつかっていましたが、簡易マクロとはいえIS機構が付いているのはこのレンズが初めてでしょうか?
マクロモードのワーキングディスタンスはかなり狭くて、AF作動前にある程度MFで距離を図って置かないと、6DⅡのデュアルピクセル像面位相差もどっちに転がったらいいのかわからず動き出さないときがありそうです
レンズ先端から離れてるときはマクロモードから通常モードに戻す必要もでてきますが、標準ズーム一本にISとマクロが付いてると考えれば、相当に便利レンズで、大三元レンズに遠慮して、これまでずっと見送ってきたのは愚かだったかもしれません
でもこれって、接写用のフィルター付けるのと同じ??
話が少しそれますが、自分の経験値では「便利機能全部入りカメラ」は、LUMIXのGX7Ⅱだと思っているのですが、6DマークⅡも、このIS付きの24-70マクロズームと組ませることでさらに多機能さが生きてくるような気がします
EOS Rシステムは、新マウントのレンズ群が金銭面とサイズ面の両方で手を出す余裕がないと思っているのであと数年はEFマウントを使っていくことになるだろうと思っているので、GPSをつかえる余力もあるバッテリーとブルートゥースレディにも対応している6DマークⅡとは長い付き合いになりそう
いまの6Dに足りないものは、ファインダー位相差時のマルチコントローラーダイヤルと1Dシリーズのような高級素材をつかったローパスフィルターの存在でしょうか?
ともあれ、高画素・高速連写対応になって新登場してきたAPS-Cの「90D」は、6DⅡとほぼ同じ大きさですが、EF-Sレンズもつかえるのでシグマやタムロンなどのレンズを含めてトータルで軽量で機動力のある組み合わせが実現できそうですが、やっぱりみなさん、待っていたんでしょうか?
ここからは先週の鎌倉遠足でもテーブルフォトでマクロ機能の試し撮り
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
光量が十分でないのでISO感度ステップをオートでカメラ任せにすると、日中の自然光でもISO6400で上がってました
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
ただ寄ればよるごと、シフトブレ対応よりも、カメラの前後ブレによるピンぼけか、それともAFズレか?
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
老眼が進みつつある身としては、開放F4は室内など光量が十分でないとろこで光学ファインダーを覗いたときに暗さを感じてしまいますが、液晶ミラーレスと一眼レフのハイブリッドの機能でカバーできるのでそこは妥協点
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
ただ型落ちのソニーα7ⅡやEOS M5をEFレンズを組み合わせてつかってきましたが、F2.8の24-70ズームをセンサーシフトでがっちり手ブレを抑え込んでくれて、0.5型ファインダーもいまのEOS RPにはどちらもないのが気になるところ
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
RFで24-70のF2.8ISを出す前に、EFレンズでIS付けてほしいところですが、せっかく800gで収まっているので、プロからニーズは少ないんでしょうか
EOS6D MarkⅡ EF24-70mm F4L IS USM
去年のイルミネーションは、α7ⅡとEF24-70のF2.8ズームがピカイチでしたが、今年の冬は一段暗いけど、このズームが活躍してくれるでしょうか?
タグ:24-70mm