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もうひとつのマイクロフォーサーズ [LUMIX G/LX]

8月末の帰省&白川郷~高山旅行以来のしばらくぶりのブログ更新ですが、実家からバッテリーグリップ付きの初代E-M1を引き取ってきていましたのでちょいとレビューログを残します

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もともとLUMIXオンリーでこの10年のミラーレス生活を過ごしてきてる自分にとっては、オリンパスカメラのメニューやカスタマイズ機能をいじるのはこれが初めてで、なかなかのクセの強さを感じつつも、E-5の後継として、鳴り物入りでフラッグシップとして登場してきただけに作りやファインダーの秀逸さを感じました
 
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ファインダーについては、もともとが大きくてみやすいEVFをさらに「OVFシミュレーション」という疑似光学ファインダーのギミックとオプションのバッテリーグリップがしっくりきます
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バッテリーを2つ装着して、約100gのパンケーキレンズ分を差し引くと750gぐらいなので、EOS6DⅡとほぼ同じ重さです
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ボディ重量やグリップ感は同等でも、マイクロフォーサーズレンズは軽くてボディ手ブレ補正もありファインダーの大きさは同等レベル
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オレンジの長さ調節できるストラップは、町田のヨドバシでワゴンセール2000円でたまたま買っておいたものがE-M1にぴったりでタスキがけするととってもしっくりきます
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バッテリー室の蓋をつかわずに接点だけでいつでも取り外せるのがなんとも新鮮な感じ
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春先まで試用していたソニーα7Ⅱよりもずっとコンパクトでバッテリーも持ちそうだし、手持ちのLUMIX単焦点レンズも活かせます
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LUMIX GX7MarkⅡとも大きさはさほど変わらず、GH3、GH4よりもひとまわりコンパクトで、EOS M5と比べてもファインダーと手ブレ補正の点では明らかにリードしているもののメニューや操作性は自分には、LUMIXやEOS Mのほうが洗練されてます
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たとえば、いざファインダーを覗いて撮ろうとすると正直なところ、ミラーレスカメラとしては旧世代感が否めません
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瞳検出も搭載されているのに、GX7Ⅱに比べてLUMIXのコントラストAFに比べて一歩遅いのは、もともと遅いG20mmとの相性なのか純正レンズをつかっていないからか?
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AFCがつかえるズミルックス15mmでも同じなのですが、やっぱりファインダー撮影時に、背面液晶で測距点を動かすのに慣れてしまった身としては、マルチからゾーンや1点に切り替えるの操作性がどうにもイライラします
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測距点用のジョイスティックがないので十字キーをつかのうのですが、ボディサイズが中途半端で、とくに縦グリップのときの操作ではEOS-1DXのマルチコントローラーの感覚で触ろうとしちゃって、あるはずのないレバーを指が空振りしちゃったりと、なんとも心もとなく感じてしまいます
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また、今回、E-M1用に20mmレンズのⅡ型を新調したりしてみたのですが、E-M1にはAFCもつかえるSUMMILUXのほうがよさそうです
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おかげで20mmⅡ型をGX7Ⅱに付けるととってもしっくりきます。これまでGF1キットの初期型をつかってきましたが、46mmのプロテクターフィルターが初期型はどうやってもしっくりこなかったのですが、20mmⅡ型ではしっくりくることにこれまで気づきませんでした
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15mmとGX7Ⅱでは、純正フードでないとどうにも間が悪い感があったのですが、たすきがけしてE-M1に装着して振り回すことを想定するともともと取れやすいフードを無くしそうなので、化粧リングとプロテクターをつかうことにしました
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というわけで手元のマイクロフォーサーズレンズはLUMIX単焦点の3本と、E-M1といっしょに引き取ってきたシグマの30mmF2.8だけなので、E-M1の本領を発揮させるには純正のPROズームをおごってやりたいところですが、画質はRAW現像するから問題ないのですが、冒頭記載したよう操作性の古さは否めないのソニーのα7Ⅱ世代で感じたことと同じ
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E-M1とGX7Ⅱを同じレンズで絞り優先で画質チェックP1100882_DxO
LumixGX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm F1.7  F4.5・1/2500秒  DxO PhotoLab
LVF(EVF)に右目を付けて、オートエリアモードの状態から中央部にフォーカスをあわせるというすっかり慣れた当たり前の操作が、本家パナソニックのタッチパッドAFの快適さを感じます
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OLYMPUS OM-D E-M1 SUMMILUX15mm F1.7 F4.5・1/2500秒  DxO PhotoLab
もともと16Mサイズなので、27インチ程度のフルHDモニターで等倍チェック分には、GX7Ⅱとの解像感も同一。現像時のシャープネス処理次第という感じです

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EOS6D MarkⅡ EF28mm F2.8 IS USM  F8・1/400秒 ISO100 DxO PhotoLab
一方でフルサイズで6DMarkⅡとほぼ同じ画角の28ミリ単焦点。JPEG記録では、26Mの6DⅡが一番解像感が甘いのですが、DxOやDPPでシャープネスを追い込んでやると情報量が出てきます。
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E-M1もJPEG勝負だとだいぶ劣りますから、この先つかっていくときもDxOは必須です
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OLYMPUS OM-D E-M1 CANON EF200mm F2.8L
最後はおまけのマウントアダプターでEFレンズ。デジタル2倍で800ミリ相当で撮ってみましたが解像感十分
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手ブレ補正も効いてファインダーもみやすいのでMF撮りもありでしょうね
そんなわけで、来週あたりは、EOSは置いて、E-M1を腰にぶらさげてスナップ撮りに出てみたいと思います

タグ:E-M1 OLYMPUS
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