マイクロフォーサーズ「伝家の宝刀」 [LUMIX G/LX]
ニュースや雑誌では知っていましたがLUMIXの望遠系純正レンズを触らせてもらってきました
撮影 GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
レンズが長いので、こんな感じで「祀られて」います
LUMIXで望遠レンズがほしいわけでなく、実家の父親がGX7MarkⅡを購入しシグマ30mmDNのレンズがあるのですが、最近のキットになっている16-60mmはどんなものかと視察にきたついでにDG エルリマートシリーズ二本を試し撮りさせてもらいました
撮影 iPhoneX
☓1.4倍テレコン付属の200ミリF2.8が42万円って高すぎないかい?しかも1kg超えてるし、うちのEF200mmF2.8の倍近い重さだし、これで手持ちの4Kや6Kで作品ムービーを撮ろうなんてツワモノはいないだろうからISはスチル向けでしょう
GX7MarkⅡ DG ELMARIT200mm F2.8 ☓1.4
おまけに、メーカーサイトの「ヨンニッパに比べて、全長半分、重さ1/3」なんて説明って、このクラスのレンズを買おうという人向け必要なのだろうか?LUMIX10周年だし、東京オリンピック近いし、ソニーに水を開けられてるんかもしれませんが、パナソニックだいじょうぶなのか???
実用面でも描写力でもいいレンズなのは間違いなさそうですが、200ミリのF1.4とはいわないけど、せめてF2でこのサイズと価格じゃないと納得感がねぇ
ま、広告塔のようなレンズなのでG9ProやGH5sについてるのを見かけたら「さすが!」と思っちゃますけどね
こちらは望遠ズーム
マイクロフォーサーズならではの200-800ミリズームの手ぶれ補正付きでこの大きさ、重さ、値段は妥当でしょう
GX7でつかうかどうかはさておき、自重落下防止ロックもしっかりしていてデュアルISでファインダー像も安定していました
GX7MarkⅡ DG VARIO-ELMARIT 100-400mm
このカットは寄った感がすごいものの、写真載せてもどれくらい寄れてるかは無意味ながら、400mmでシャッタースピード1/125秒のデュアルISでのこの安定感とこれが実用ボーダーラインのIS800で収まっているのがすごいですね
と調べていたら、5月には50-200mmが出てくるようで、Panasonic気合入ってますね
こちらもフルサイズ用の100-400より、広角側もテレ側も1段以上明るくて700g以下なのでGX7Ⅱでも無理なく手持ちでいけそうです。
オリンピック会場には、小型LUMIXとこの50-200mmを持っていきましょう!
さておき今夜の目的はGX7Ⅱ用の常用ズーム試着
G8のキットになっている12-60mmがまずは第一候補から
LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
GX7Ⅱとの装着バランスもよくて、沈胴式の12-32よりも実用的だし、F2.8-4モデルに比べサイズも値段もお手頃ですが、
フィルター径58mmで200gってことは以前のKissシリーズの18-55のキットレンズと同程度で24-120mmレンジなのでまあ使いやすくて価格も妥当でしょうが、単品で買い増すには安くはないですね
LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
こちらは10倍ズームタイプで、ごつくてつかいづらかった以前の前モデルに比べて、12-60とあまり変わらず、GXⅡとの組み合わせでもコンパクト感が保たれる
描写力は、シグマDNや純正単焦点とは比べるものではないでしょうが、4Kフォトや動画用途なら解像感的には問題ないでしょうが、動画撮影時の手動ズームはテクニック的にも繰り出し式の構造的も無理があるので、動画ならね電動ズームのほうがねぇ
とういうわけで、45-175もお試し
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
これもロングランのレンズですがファームアップデュアルIS対応になり、動画での安定感や動画手ぶれ補正時の実画角的には、16:9で500ミリ近くになるので、動画用途ならこれが一番なのかも
撮影 GX7MarkⅡ 45-175mm
以前にはG5はGH3用に持っていましたが動画用にはスペック十分なものの、実際に動画録画しながら電動ズームしてみましたが、ズームスピードはゆっくりです
バックナンバー ムービー用電動ズーム 45-175(2015-2)
バックナンバー「運動会4K LUMIX」2015.5
電動ズームは下火になってしまいましたが、スマホのWi-Fiリモートがズーミングできることは、ほとんどPRされていないので、もっと力を入れてもいいんじゃないでしょうか?Panasonicのスマホアプリの操作性はいいですからね
ともあれ、EOSもLUMIXも動画時の電子手ぶれ補正時代になり性能は互角ながら、晴天下の運動会や超焦点になると動画時にファインダーがつかえるかどうかが重要になりますが、一眼レフは動画時ファインダーはつかえないけど写真では圧倒的にファインダーがみえるわけで、運動会の玉入れや団体競技で自分のこどもをしっかり探すならやっぱり一眼レフ・・・
こちらはオマケですが、ソニーのα6500と電動ズーム
APS-Cで手持ちでズーミングムービー撮るならこれしかない?
ただ、いにしえの時代からの長年のハンディカム経験者からすると、操作性すべて運動会などのこどもイベントではビデオはやっぱりアイカップ付きでシューティングタイプシリーズに敵うものはないでしょう
GX7 MarkⅡ 生田緑地 [LUMIX G/LX]
カメラには興味ない息子ですが、花見にいくというのでGX7で撮ってきてもらいました
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
思いっきり傾いてたのをDxOで補正したカットもありますが、「誰が撮っても外さない」すばらしい安定感のカメラとレンズでしょう
GH4やGMの頃からはじまった電子シャッター併用おまかせモードでのローリングシャッター歪みを嫌って、メカシャッターに限定していますが、どのカットも基本感度ISO200で絞りF5.6・1/1000秒前後で、画面隅々まで深度内でくっきりはっきりです
超解像弱のJPEGとDxO PhotoLab現像
GX7MarkⅡからローパスフィルターレス化されたことで、JPEG・超解像でも細かいディテールが出てきますが、
DxOのレンズブラー補正で追い込むとピクセル等倍チェックではさらに繊細なディテールが出てきます
というか輪郭線は細いけど、ちょっときつすぎるかなという感じで2段も絞られてるときは、シャープネス設定を落としたほうがよさそうです
今年の桜ウィークの週末に晴天に恵まれました
タグ:桜
LUMIX しだれ夜桜 [LUMIX G/LX]
GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm F1.7・1/15秒 ISO400
F1.7の準広角30ミリとセンサーシフト手ぶれ補正のおかげでローアングルの手持ち撮りで楽々でした
縦撮りローアングルはバリアングルタイプではないGX7はフレーミングはしやすいわけではありませんが、昼間撮影にきたときの、EOS6DⅡとEF35mmよりも広角よりでフレーミングに自由度があります
ビデオカメラの時代から、桜の季節には、機材やレンズとかの新調計画と立てたり、
バックナンバー
2012年 5DMarkⅡ EF24mmF1.4Ⅱ
低照度にも強かったEOSムービーにも熱中してました
最後のHDVカメラだったXH-A1の頃も懐かしい
最近はムービーはおまけのようにしか回さなくなりました
タグ:桜
GX7 MarkⅡ ライカ風ストラップ新調 [LUMIX G/LX]
GX7MarkⅡの三角環(リング)を外して直接リングを通すストラップを新調しました
ACAM-102
前週末に一日GX7Ⅱを持ち歩いたときに、細身のシルクストラップを三角リングに通すとすこし心許ない感じもあり、またストラップの太さの割にはカメラが重いのは前から感じていたので、ちょうどいいきっかけです
「カメラストラップ オールドクラシックを愉しむ ACAM-102」
値段は定価ベースでシルクストラップの1/5程度ですが、首にかけた楽さは5倍あるかな?
ただ、傷防止用の革が思いの外じゃまで、リングが回転しなくて取り回しがよくないのでそうそうに外してしまいました
それでも、右手のグリップからシャッターへ指を伸ばすときにシルク紐の場合はまったくストラップの存在を感じることはありませんが、このタイプはストラップ金具の後ろから指を入れないといけません
右側だけでも三角輪で中継したほうがいいのかな?・・・でも首から下げたときの安定感は抜群です
カメラは変われど、このストラップは歴代GF・GX・GMでつかってますから10年近い
撮影:2009年 FinepixF100fd
ママ撮り 東武ワールドスクウェア [LUMIX G/LX]
GF1 12-32mm
傘をさしながら世界一周
写真を撮るにもあいにくの空模様ですが、十分に楽しめたようでよかった
ミニチュア建造物は写真でみても緻密だし、
万里の長城やスカイツリーはスケールダウンしても大きかったようですが、
写真ではスケール感が実感できませんが、スカイツリーがいろんなところの背景に写り込んでます(^^)
自分もいっていたらどんな風に撮ってたかな?
東武ワールドスクウェアでの撮り方やセルフィーショットは腕とセンスの見せ所になりそうな気がします
園内の楽しみ方>撮影を楽しむ
というわけで世界一周とおみやげシューティングおつかれさまでした
次の日は朝から寒くて、雪まで降ったことを思うと一日ズレていてまだよかったんでしょうが、やっぱり青空で行きたいところですね
タグ:ママ撮り
望遠LUMIX [LUMIX G/LX]
江ノ島からの帰り道、望遠ズームに付け替えてみました
GX7 MarkⅡ 45-150mm
我が家のLUMIXの望遠ズームは、45-175の電動ズーム、35-100のF2.8と、この小型の45-150を乗り継いでいます
この三本の中でも45-150はさほどいい印象はないのですが、ローパスフィルターレスのGX7MarkⅡでつかってみると悪くないというか結構いい感じなんですよね
レンズを替えて撮り比べたわけではないのでなんともいえませんが、35-100の写りもよかったけど、GH4との組み合わせでは動画でもスチルでも本領発揮できてなくて、動画電子ISやハイブリッドIS、ローパスフィルターレスセンサーとかのGX7Ⅱで取り直してみたくなります
とはいえEOS用の望遠レンズとしては、単焦点の200mmと135mmがあるし、この日みたいに休日にLUMIXをメインで持ち出す機会もそんなにあるわけでもないし、さすがに35-100を買い直すことはないかな?
EOS用にも70-200のF4 ISだともっと気軽に望遠スナップが撮れるのはわかってはいるのですが、いまのところ35mmと135mmをセットで持ち出すのが最軽量スナップ仕様かな?と決めていたりします
もちろんLUMIXでも15mmと35-100mmのF2.8をペアで持ち歩けば長時間の歩きでももへこたれにくいし、最近は、こんなすごい望遠ズームも登場予定です
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
もともと35-100を買ったのは、むすこの中学校の卒業式のムービー撮影ってのが理由付けだったのですが、春ってのは望遠レンズを新調したくなる時期なのかもしれません
LUMIXのフラッグシップ一式もPENTAXも、モデル末期のEOS-1DXを手に入れるときにみんな放出してしまった過去がありますが、いまのG9やGH5って、ひとまわりでかくなってるし、LUMIXブランドもどこまでがんばれるか応援したいところです
「G1」登場から今年で10周年だそうです
江ノ島・岩屋 [LUMIX G/LX]
去年秋の台風で被害を受けた江ノ島のヨットハーバーや岩屋洞窟
GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
洞窟は閉鎖中なのは知っていましたが、渡し船の弁天丸に乗り込み、海路でショートカットしてきました
LUMIXとNEXの混合ムービーは、TMPGEnc MPEG Smart Renderer5でLUMIXのMP4=60Pのフレームレートに合わせてみました
いつも夜間や室内で開放付近で撮ることの多いSUMMILUXとGX7Ⅱですが
ふた絞りしたSUMMILUXとGX7Ⅱのローパスフィルターレスセンサーの基本性能と
DxOでのレンズブラーによるディテール仕上げによる遠景描写はなんの不満もないキレキレな印象です
さて、気になる岩屋洞窟は、高潮、高波のせいで陥落していました
洞窟の閉鎖の理由はこの橋だけでなく、洞窟の奥にまで海からのものが流れ込んでいるためのようですが、もし修復しても壊れないように再建するのって費用も時間も掛かりそうです
というわけで気になっていた岩屋洞窟の様子を見ることができました
ただまあ、洞窟には入れなくても、天気がいい日は、とっても気持ち良いところです
1月末の鎌倉大人遠足のときも、予定ではここで夕焼け集合写真を撮るプランでしたが、
女子たちが小町通りや駅の土産物屋での買い物、試食時間が長すぎで間に合わなくなりましたからね
とはいえ、春間近ですっかり日の入り時刻も遅くなり、このまま日没を待つにはまだ時間がありすぎなのでこのへんで撤収です
もちろん帰りは、階段を昇る陸路です
がんばれ岩屋洞窟!復
余談ですが、こういうシーンはミラーレスでも、やっぱりEVFでフレーミングして撮るべきだなあと思いました
鎌倉高校前通過 [LUMIX G/LX]
極楽寺から長谷まで歩き、江ノ島へ向かうことに
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
運良く先頭車両の席に座れたので写真とムービー撮ってみました
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
写真でみると、たくさんのカメラで狙われてる感があってスター気分になります
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
この手前の江ノ島がみえてくる手前までムービーを回してましたが
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
このあたりも、鎌倉高校前踏み切り通過も、ムービーをストップしてスチル連写で撮ったためにムービーとしては見せ場がなくてつまんなくなってしまいました
GX7 MarkⅡ SUMMILUX15mm
考えてみれば、NEX-5と二台持ってたからハイブリッドで撮れないこともなかったかな?
NEX-5 16mm フィッシュアイコンバーター
江ノ電ロングショット [LUMIX G/LX]
七里ヶ浜駅から稲村ヶ崎駅まで
LUMIX GX7MarkⅡ 45-150mm
単線区間なので、上下列車が交互にやってきて、シャッターチャンスは10分ごとに一回ですが、ロングショットになると通行人と重なることになるので、満足いく写真を撮るならカメラ仲間かひとりでくるべきですね
LUMIX GX7MarkⅡ 15mm
シャッタースピード1/4000秒でF4がぎりぎりでした
そのまま鎌倉行きの江ノ電を待ちます
いつものカスタム設定メモリーだと、連写モードに変えても電源を切るとリセットさせるのがよしあし
連写したうちブログ用に残した一枚ですが、こんな写真が量産されるだけ
フォロースルーは魚眼NEXに持ち換えて撮りました
こどもが小さい頃はずっといっしょに小田急電車を観ていたのですが、自分も息子もそんなに粘れません
手持ち動画も抑えてきました
それにしてもEOSにもいえますが、LUMIXもフルHDでの動画のAFと電子ISの安定感はものすごい進化を感じます
ファミリー DE アマルフィイデラセーラ [LUMIX G/LX]
連続休暇の最後の土曜日。江ノ電で七里ヶ浜ランチにやってきました。
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
七里ヶ浜アマルフィイデラセーラ到着は11:20頃
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
「入店待ちで並んでるんだろうな?」と覚悟して階段を昇ってきたものの、
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
世の中的には春休み前だったせいか、ほとんど待つことなく席に案内してもらえました
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
前回、職場メンバーと来たときとは違って太陽はまだ真上で江ノ島方面は順光
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
天気がいいので、この日の湘南散歩スナップカメラには、ひさしぶりにEOS-1DXに35ミリを付けてこようと準備してたのですが、やっぱり望遠レンズも広角も・・・という気持ちになるのを断ち切るために、LUMIXをチョイス
LUMIX GX7MarkⅡ SUMMILUX15mm
GX7MarkⅡに15ミリを付けて、望遠には45-150ミリをバッグに入れてきました
LUMIX GX7MarkⅡ 45-150mm
LUMIX GX7MarkⅡ 45-150mm
さらに、富士山はしばらくすると見えなくなってしまいました
LUMIX GX7MarkⅡ 45-150mm
それと、広角用にはNEX-5とフィッシュアイコンバーターを忍ばせてきました
NEX-5 16mm フィッシュアイコンバーター
NEX-5と16mmレンズにフィッシュアイコンバーターは、正月に友人から引き取ってきたものですが、たまにつかう分には魚眼広角としては実用性は十分
NEX-5 16mm フィッシュアイコンバーター
ただし、NEX-5の背面液晶のクオリティは、太陽下ではほぼフレーミング不能といっていいほど見えず、GX7Ⅱだけでなく晴天下での背面液晶の見やすさがまったく違うことを感じました
前回は逆光でストロボ発光したりと苦心したこともありますが、アマルフィイデラセーラからの眺望撮影のポイントは、眼下の建物を入れずに、壁から向こうは海と空だけを収めて、赤いパラソルを入れること
これを標準画角のレンズで撮ろうとするといまひとつ絵になりずらく、テーブルフォトやポートレートと組みあわせするか、広角レンズをつかうこと
NEX-5 16mm フィッシュアイコンバーター
LUMIX用にもフィッシュアイコンバーターが出ていたので、中古で探すこともできるし、ひところつかっていた8mmフィッシュアイやロングセラーの7-14あたりもあるし、かっこよくいくならサードパーティもあるし、とくにGX7Ⅱモデル以降は、スチルも手ぶれ補正が効くようになったし、画角がせばまるものの強烈な動画スタビラライザー効果なる電子ISの恩恵に預かるのもありでしょうが、EOS6Dと17-40もあるのでうちの場合は過剰装備かな
という気分でひさしぶりにムービー撮りしてみましたが、ブラウン管の1080iの頃は1/60秒のために可変NDフィルターを常備していたりした頃もありましたが、記録もモニターも60p時代になったいまとなっては露出はカメラ任せです
というわけでこのあと、身軽なGX7スタイルで、午後の湘南散策へ続きます