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EOS M5の時刻同期にご用心 [EOS Kiss・EOS M]

前回記事にも関連するのですが、6DⅡとM5の二台で撮影した画像を取り込んでみたら、M5の撮影時刻がぴったり9時間前にずれていたことに気づきました
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原因は、iOSアプリのカメラコネクトでスマートフォンの日付/時刻を反映させていたせいでした
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時計が正確なスマートフォンを信用していたのが間違いのもとで、EOS M5の自宅設定のエリアが、なぜか東京ではなくロンドンになっていたせいで、時差9時間分、M5の時刻設定が間違ったまま保存され、当然撮影データも実際より9時間早い時刻で記録されてしまいました
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念の為補足すると、そもそもKissやMシリーズはメニューの「時刻設定」と「エリア」の設定が分かれていること
このうち、「訪問先」のエリア設定を間違えていたわけではなく、「自宅」のエリア設定が「ロンドン」になっていたせいで、手動で時刻登録するときには問題はないのですが、iphoneの時刻情報をWi-Fiアプリで時刻同期したときにとズレてしまうということです
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その点、6DMarkⅡの時刻設定は、「自宅」と「訪問先」という設定に区別がないので旅に出掛けたときに設定忘れや戻し忘れ以外ではこういうミスは起こりにくいですね
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Kissシリーズは歴代、こういう海外旅行で渡航先を切り替えられるようになっていたなぁと記憶していますが、Wi-Fiアプリで同期を取れる機能があるKiss系のインターフェイスは、我が家ではこのM5が初めてなんだなあということに気づきました
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まあ、そもそも、これまで初代6DもMarkⅡも、時刻の同期は、そもそもWi-Fiからiphoneの時刻ではなく、GPSで時刻同期を取るのでそもそもこういうことも起こらなかったのでしょう
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さらに蛇足ですが、しかたがないので、RAWから現像した後のJPEGを、Exif編集ソフトをつかって、一括シフトで書き換えてからGoogleフォトアルバムに載せて、6DⅡとM5の撮影順に並ぶようにしたのですが、このGoogleフォトもデータ作成時間がグリニッジ標準時間帯になっていて読み替えられていることも判明し、アップロード後に時刻を修正しました
それでも、Googleフォトアルバムは思い通りの並び順にならずに、ちょいとイライラしますね
まあ、今回はいい勉強になりました

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EOS M5とスピードライトの隠れた欠点 [EOS 6DMarkⅡ]

総勢50名の送別会の写真係を頼まれました
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EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
このところ宴会の大小問わず、6DMarkⅡとIS広角ズームにスピードライトがすっかり定番になっていますが、今回はテストも兼ねてEOS M5に28mmISを付けてもっていきました
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EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
ところが、EOS Mでフラッシュ発光させてシャッターを切ったあとのブラックアウトの時間が長く、いわゆるポストビュー画像がすぐにEVFに表示されないことに気づきます
背面液晶なら少しの遅れは感覚的に気にならないのかもしれませんが、EVFの場合は「撮った感」が薄くて、会場でつかいはじたときにはテンポが悪すぎて、M5撮影は、数ショット撮っただけで、もっぱら6D MarkⅡでの撮影になってしまいました
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EOS6D MarkⅡ EF28mm F2.8 IS・430EXⅢ-RT
F4の広角ズームと、M5から外した一段段明るいF2.8の28mm ISを撮り比べしてみると、AF速度も焦点距離も16-35mmの範囲内なのでさほどF2.8の恩恵は感じませんでしたが、どちらもISが搭載されているのがポイントですね
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EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
広角側で撮った集合写真は、5人以上並んでると両端の人が歪むので、DxOのボリューム歪み補正は必須
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EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
スピードライトは、天井バウンスが効く場所とそうでない場所があり使いづらいスペースだったので、デフューザー越しの直当てと併用して撮りましたが、現像時にむらのあるホワイトバラウンと露出補正も必須
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EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
腕のなさはレタッチでカバーって感じですが、6DⅡとM5のホワイトバランスオートも揃わないなあと思っていたら、M5には、6D MarkⅡのようにホワイトバランスオート=雰囲気優先(オート)がないからなのかな?
ともあれ、M5のスピードライト発光撮影後の確認画像表示のタイムラグは、わかっていてつかうにはいいのですが、実際の撮影テンポでは、スローシャッターを切っているかのような感覚に陥いりました
少なくとも、LUMIXのGX7Ⅱではこのようなブラックアウト時間はなく、EVFでも背面液晶でもすぐに表示されます
小規模の飲み会でクリップオンをつかいたいときがあり、LUMIXやα用を揃える代わりに、これからは、M5に270EXⅡと15-45のキットズームでいけるかなあと思っていただけに、これが「Mの仕様」だとするとちょっと残念な感じです
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90EXの代わりに光通信のマスターになれる小型のEL-100が登場
ただ、270EXよりもちょいと重くて、コストパーフォーマンスがいまいちなので、せっかく電波通信ができる430EXⅢ-RTが行かせないので、コマンダーを単体で買うか大は小を兼ねるで600EXを中古でゲットしておくほうが賢いか?
M5の表示遅れ問題はさておき、どのみちM5には430以上は大きすぎますね

タグ:EOS M
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