EOS M5とスピードライトの隠れた欠点 [EOS 6DMarkⅡ]
総勢50名の送別会の写真係を頼まれました
EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
このところ宴会の大小問わず、6DMarkⅡとIS広角ズームにスピードライトがすっかり定番になっていますが、今回はテストも兼ねてEOS M5に28mmISを付けてもっていきました
EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
ところが、EOS Mでフラッシュ発光させてシャッターを切ったあとのブラックアウトの時間が長く、いわゆるポストビュー画像がすぐにEVFに表示されないことに気づきます
背面液晶なら少しの遅れは感覚的に気にならないのかもしれませんが、EVFの場合は「撮った感」が薄くて、会場でつかいはじたときにはテンポが悪すぎて、M5撮影は、数ショット撮っただけで、もっぱら6D MarkⅡでの撮影になってしまいました
EOS6D MarkⅡ EF28mm F2.8 IS・430EXⅢ-RT
F4の広角ズームと、M5から外した一段段明るいF2.8の28mm ISを撮り比べしてみると、AF速度も焦点距離も16-35mmの範囲内なのでさほどF2.8の恩恵は感じませんでしたが、どちらもISが搭載されているのがポイントですね
EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
広角側で撮った集合写真は、5人以上並んでると両端の人が歪むので、DxOのボリューム歪み補正は必須
EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
スピードライトは、天井バウンスが効く場所とそうでない場所があり使いづらいスペースだったので、デフューザー越しの直当てと併用して撮りましたが、現像時にむらのあるホワイトバラウンと露出補正も必須
EOS6D MarkⅡ EF16-35mm F4 IS・430EXⅢ-RT
腕のなさはレタッチでカバーって感じですが、6DⅡとM5のホワイトバランスオートも揃わないなあと思っていたら、M5には、6D MarkⅡのようにホワイトバランスオート=雰囲気優先(オート)がないからなのかな?
ともあれ、M5のスピードライト発光撮影後の確認画像表示のタイムラグは、わかっていてつかうにはいいのですが、実際の撮影テンポでは、スローシャッターを切っているかのような感覚に陥いりました
少なくとも、LUMIXのGX7Ⅱではこのようなブラックアウト時間はなく、EVFでも背面液晶でもすぐに表示されます
小規模の飲み会でクリップオンをつかいたいときがあり、LUMIXやα用を揃える代わりに、これからは、M5に270EXⅡと15-45のキットズームでいけるかなあと思っていただけに、これが「Mの仕様」だとするとちょっと残念な感じです
90EXの代わりに光通信のマスターになれる小型のEL-100が登場
ただ、270EXよりもちょいと重くて、コストパーフォーマンスがいまいちなので、せっかく電波通信ができる430EXⅢ-RTが行かせないので、コマンダーを単体で買うか大は小を兼ねるで600EXを中古でゲットしておくほうが賢いか?
M5の表示遅れ問題はさておき、どのみちM5には430以上は大きすぎますね
タグ:EOS M
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