TM350 ビューファインダーとマニュアル操作 [TM350]
ビューファー搭載を理由に決めたTM350
欲をいえばデジイチムービールミックスGH1と同じ144万ドットの高精細液晶を積んでほしかったところです
前記事で触れたように、とくに手持ち・望遠側でブレを抑えようとして、ファインダーを押し当てて安定させようとすると、引き出し式で接眼部だけが眼鏡に当たるようになるTM350の場合、撮影中に滑って使いものにならない・・・
持ち方を工夫して、掌を顔に当ててファインダーが直接眼鏡に当たらないようにすることもできるんですが、これだと左手の操作ができなくなる・・・
とりあえずの対策がコレ
昔のカメラにつかっていたゴムのアイカップなんですが、接着するわけにいかずひと苦労しました
ちなみにHV20のファインダー接眼部もラバー素材ではないんですが、引き出しタイプではないのとカメラ自体の幅が広いのが幸いして、本体背面を頬で安定させつつ覗くことができるので、不便を感じたことがありません
ちなみに、最近の小さいビデオは皆同じなのかもしれませんが、ビデオカメラなのにショルダーストラップが付属されていない・・・
それだけならコストダウンとして容認はできますが、ショルダーなりリスト用なり、ストラップなりの取り付け金具や穴も開いていないので、トラップ装着もひと工夫が必要です
説明書をみたら、リストバンドの根元に「別売り」のショルダーストラップをつけるように解説されてましたが、TM350の場合は、確かにこの場所か三脚穴を利用するしかない
とりあえずはHV20に取り付けていた金具と市販品のストラップを拝借して装着
手のひらに収まるくらいカメラが小さいので「首から下げるひとは少数派だろうし、落下防止のストラップは必要ないでしょ?」がPanasonicの考えか?
撮影してるときは要らないけど、ジュースのプルタブ開けたり、携帯つかうときとか、ちょっと両手を使いたいときとか、ポケットに仕舞えないものにはストラップは必要です
さておき、ファインダーアイカップ
素材がゴムならカップタイプでなくともよいので、常用できそうな別のものも試そうと思ってますが、やっかいなことにTM350は主電源とは別に、液晶モニターの開閉とビューファインダーの引き出しで電源が連動する仕様
さらに、クイック撮影開始モードを選ぶとファインダーの引き出し直後に超クイック撮影ができるようなので、ファインダーのカップの「ブーツ」の部分が、飛び出る部分と干渉しないように取り付けないといけないっていうわけです
みためは今一歩ですが、じゃまになる部分をハサミでカットしてこんな感じで、電源が切れる根元までカチッとはまります
とまあ、そんなわけで、TM350のプチ・カスタマイズ
まだ屋外に持ち出すと、見た目はさておき、この大げさなアイカップの視認性と手持ち撮影時の安定性が飛躍的に向上します
これでビューファーをみながらの「WB・シャッタースピード・絞りとゲイン」設定する「以前は当たり前の操作」が液晶のタッチに頼らずできるTM350の操作性がこれで生きてきます
マニュアル操作
そもそも、HV20でも同じなんですが、液晶を開いてアングル調整すると、こんなヒンジのすぐ側のボタンは操作できないわけで・・・
ちなみに、液晶タッチをつかわずに、WBとシャッターだけを固定にして露出をカメラ任せにしたい時のやり方が最初判らなくて戸惑いました
ようするにシャッタースピードは1/60秒固定にしてWBと露出とゲインはオートにする手順ががわかんないんですね
各設定項目は「FUNCTION」ボタンでWB→シャッター→露出/ゲインと切り替わり、かならずどれかの値に設定しないといけない・・・
WBは「オート」を選べばOK。シャッターは「1/60秒」に設定、次にボタンを押しちゃうと露出調整に入っちゃうのに、「オート」の項目がないし、設定状態から抜け出すこともできない・・・
露出のロックとマニュアル調整をするにはこの手順でいいんですが、これじゃあWBだけ設定して、シャッターも露出も自動にしたい場合はどうすりゃいいのさ・・・??
結局、回避方法は、液晶を開いて、タッチパネルをつかう方法がひとつ
液晶を閉じたままの唯一の回避手段は、
「WB→シャター設定の後、FUNCTIONボタンを押さずに、「フォーカスロック」ボタンを押すこと」
結果として、フォーカスロックボタンが、FUNCTIONの設定状態から抜け出す機能としてつかえてるだけのこと
「いったんマニュアルフォーカスボタンを押して、また戻す・・・」
少なくとも取説には書いてない
やっぱりシャッターも露出/ゲインにも「オート」の項目はいるんじゃないの????>パナソニックさん
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