ツーショット撮り 顔キレイナビ v.s. Lズーム [Finepix]
典型的なカップルショット by F100fd 顔キレイナビ
F100fd F4.4・1/160秒 ISO100
20D+17-40F4Lでも撮ってみたけど、露出制御に関しては、コントラストに関してはF100fdに軍配
20D F6.3・1/80秒 -0.3EV ISO100 分割測光
うーむ。これじゃあ、Lレンズの立場がない
F100fdが顔エリアを認識して部分測光したのに対して、20Dは背景も含めて分割測光でローライトが持ち上がってコントラスト感が薄いのが原因なのは分かるんですがねぇ・・・・
顔キレイナビは、ピントと露出を顔に合わせてくるのがすばらしい機能なんですが、ピントは瞳やまつげに合わせてくるわけではないもものの、被写界深度の深いコンデジでは実用上問題なく、それよりも背景が暗い、色が濃いときの露出のほうが強みを発揮してくれる機能です
白とびとダイナミックレンジ
F100fdの「売り」のひとつは、400%までのダイナミックレンジ拡張なんですが、400%=ISO400、200%=ISO200にしないといけません
せっかくのハニカムなんだから記録サイズを6Mにしたら、基本感度100のまま、200%までのDR拡張に対応させてほしいもんです
というのも、これまでの撮影では、ISO400は、明るいところ暗いところに関わらず、人肌を撮るのは許容範囲
もちろんL判プリントならISO400や場合によっては800でも充分なんですが、わざわざ本体サイズの大きさ重さ受け入れて、1/1.6のイメージャーモデルの手ブレ補正搭載機種を選んでるわけなので、拡大してもきれいに見えるISO200以下で撮りたい
20D
全体のコントラストには違いがありますが、白飛びに関してはほぼ互角の勝負です
20Dが-0.3EVしてなかったらどうだったかな~?
F100fdは撮影状態のままで20D+17-40Lズームはフォトショップでコントラスト自動補正したものと撮影オリジナル
20Dも撮影素材からコントラスト補正すると、F100fdの露出に酷似してきます
F100fdではフォトショップの自動コントラスト補正かけてみても変化がない
仔細に見てみると襟の部分の粘りは、APS-CサイズCMOSの面目となんとか保ってるっていうところでしょうか
40DからのDigicⅢだともっと強いのかしらん・・・
G7での撮り比べでは、F4Lに大敗を喫してフォーマットの差を感じたもんですが(関連記事)、今回は顔キレイナビF100fdの露出制御のハイテクによる総合勝利ってところでしょうか
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