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スクリーンショット [Photo&Life]

RSSに登録させてmiya氏のブログ「インナーガレージとオーディオ・ビジュアルのある生活」のこちらの記事を拝見して、ひさしぶりに映画をみたくなりました
「猟奇的な彼女」&「僕の彼女を紹介します」
WOWOW加入当時にD-VHSでエアチェックしたテープ
D-VHS.jpg

ホームシアター関連のホームページをマメに更新していたときは、当時つかっていたスチル用のデジカメは、Finepix700や6800zだったので、スクリーンショットを撮影するには1/60秒をキープすることができなかったこともあって3CCDのDVカメラ「DCR-VX2000」をつかってました

今回、ひさしぶりに「画面を撮る」ってことを思い出して、D40とコシナ(フォクロレンダー)・ウルトロンF2のコンビで撮ってみたってネタにて
当時のホームシアター&オーディオ関連のサイト運営のお仲間では、プロジェクター等の画質調整ネタ等でのスクリーンショットの撮影は、一時停止してスチルで撮影する同行の氏が多かったんですが、ウチの場合は掲載画 像サイズがVGA以下だったこともあって、映像を流しながら、希代の高感度ムービー「VX2000」で撮ったものです

この写真は、映画「プライベートライアン」でプロジェクター投射の100インチスクリーンを撮ったもの
プロジェクター調整モードでの、コントラストやガンマ、RGBのゲイン調整用に写したものですが、見た目のイメージどおりとれなかったのかお蔵入りしていたものです

なんだか懐かしい(画面クリックで当時のコラムへ飛びます おひまでしたら)
DSC00002.JPG
DCR-VX2000 F1.6・1/60秒(2001年7月撮影)

なお、デジタルムービーの場合は、ISO感度という表記ではなく、感度アップはゲイン=デジベルで表します
Exifにはゲインは記録されないのですが、3dBでシャッター一段と考えて間違いないんだと思います

そもそも自分の場合、デジカメに開放F値の明るさと高感度のノイズ特性を求める習性って、このあたりからきてるんでしょうね

BSデジタルハイビジョン導入の頃の自宅のリビング
bsd3.jpg
いまのように平面ディスプレイがあったら設置の仕方ももっと違ったものだったでしょうね

閑話休題

D40とウルトロンF2でのハイビジョンのスクリーンショット。
プロジェクターではなくCRTの1080iなのでシャッターを1/60秒にしても走査線の切り替わりが捉えてしまいます

D40+ウルトロンF2
マニュアル露出+オート感度
01.jpg
F2・1/60秒 ISO1600オート

こういうときは、オート感度がじゃまなのでオフに


マニュアル露出+オート感度オフ
02.jpg
F2・1/60秒 ISO400

クリックで拡大しますが、まあこんなもんでしょう


この映画
カメラを回転させて撮るシーンが何箇所かあるんですが、こういう視覚効果による演出は、32インチくらいだと面白みがないもんです

これまた昔にも書いた記憶があったのでひっぱりだしてみるとありました
「M:i2」 スクリーン投射と32型近接視聴」

以下、すべてF2.5・1/60秒 ISO400
03.jpg

06.jpg

公称秒間2.5コマのD40で適当にシャッターを切り続けてみたものの1/60秒ごとに切り替わるところが写ってますね
液晶やDLPやプラズマだと簡単に撮れるんですけどね
04.jpg

05VGA.jpg
この映画の顛末・・・・前に観た時にも分からなかったけど、今回もやっぱり分からず終い
1作目にループするには無理があるし・・・

さてまあ、こういったコピワンの信号を飲み込んだままBSデジタルをエアチェックしたD-VHSテープ
コピワン導入前の放送開始当初のNHKや他の民放分を除いて、ブルーレイにも移行できない墓場状態のものが100本近くあるんですが、はてどうしたものか?
2台のD-VHSと心中ですな・・・・


蛇足ながらVX2000

SONYの民生用ハンディカムの第二世代3CCDモデル
もっか興味深々のFOVEONセンサーと同じ原理のRGBプリズム分割して3枚のイメージャーにローパスなしで記録するタイプ
1/3インチにVGA38万画素ということもあって、物理的な受光感度に優れ、また前モデルVX1000やTRV900から画像処理チップが変わり高感度ノイズの少なさは、歴代最高のカメラでした
http://bebe1998.net/dvc/history.html

ホームムービーがHDV化して同じ1/3インチのワイドCCDになって感度特性が悪くなってしまったのは、昨今のコンデジ、デジイチの多画素化競争による感度ノイズ低下と同じともいえそうです

VX2000での記録は、もともとがいまでいうD1の480iのDV圧縮フォーマット。
1/5圧縮ですがMPEG2やMPEG4と違ってフレーム間圧縮とはいえ、静止画へのメモリー記録は、もともとがインターレーススキャンをプログレッシブに倍密化していることもあって、動画よりも感度が一段落ちます

また色空間はNTSCの8ビット(256色)なので、もはやスチル面でのメリットってなくなってますけどね

とはいってもWEB用の素材撮影としては、VX2000のレンズは43mmから約500mmの12倍ズーム。
F値はF1.6~F2.4でシャッターは電子シャッターで1/10000秒まで
通常はシャッター優先1/60秒固定して撮るので、2段階のNDフィルターが入っています

光学式の手ブレ補正があるのでVGA記録用としては、いまもって抜群のつかいやすさがあるとは思うんですけどね

VX2000撮影(2001年7月)
DSC00006.JPG
F1.6・1/60秒 プログラムAE
ゲインはおそらく12dB、ISO感度だと1600ってところでしょうかね?

スライドショー


おまけ
SONハンディカム最後のNTSC=VX2100の感度特性を取り戻したHDVカメラHVR-Z7J
q_main_top.jpg
ビデオ撮り中心に戻ることはしばらくないと思いますが、こいつに乗り換えて、デジイチもSONYに鞍替えしてレンズを共有してみたい

まあ、その前に停滞しているプロジェクターのフルHD化が先なんでしょうけど、まったくもって振れる袖がありません(^^♪

タグ:HDV
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コメント 4

luka

αのレンズが使えるとなると、さらに魅力的ですね。 Z7J。
by luka (2008-03-23 20:30) 

bebe

一眼用のキャノンマウントもつかえるはずですね
http://hamapro.blog.so-net.ne.jp/2008-02-10
それにしても、放送用・業務用のビデオレンズは高いですね
by bebe (2008-03-23 20:51) 

miya

確かにこの映画理解できないですよね。
おっしゃるとおり、猟奇的...へフィードバックさせたいようだけどかなり無理がありますね。

たまに仕事でHC-1を使うことがあるのですが、仕事場のPCディスプレイで24インチのフルスペックの画面で表示させるとすごく美しい!
同じく自宅にフルスペックのパネルが欲しいです。
HVR-Z7Jどんな絵を出すんでしょうね。それにαのレンズが使えるなんて。
恐るべしαですね。
by miya (2008-03-24 22:46) 

bebe

ですよね?以前みたときのナゾのまま
余談ながら、D-VHSの奴・・・よりによって最後のお別れのシーンのところだけ、ドロップアウトで画面がフリーズしやがって

by bebe (2008-03-25 07:52) 

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