FX7 ローアングル(マンフロット345) [HDV(HDR-FX7)]
マンフロットの「テーブルポッドキット」と呼ばれるローアングルやテーブルにのせてつかう超ミニ三脚
使用目的はローアングルだけじゃなく、手ブレ防止全般なり
手ブレについては、デジカメでここ1年くらいセールス機能になっているけど、ビデオの世界は昔からで、そもそもスチルカメラでいう「手ぶれ」とは異なり、ビデオの場合は、数秒の間、画面が上下に揺れないというのが重要なわけで、根本的に違うもんです
スチルならシャッタースピードをある程度稼げればホールディングや腕でなんとかなるもんですが、ビデオの場合は、1/60秒の世界での手ブレ
手持ちで撮影することは、実質的に不可能といえます。
とくに、昨今、家庭用カメラもハイビジョン「16:9」時代に突入し、今後、ますます普及していくであろう平面大画面モニターでの視聴においては、揺れ揺れの船酔い映像はもってのほかとはいえ、DV時代には気にならなかった、微妙な傾きや上下のカメラの揺れで、せっかくな高画質が台無しになります
ということもあって、FX1の頃は、もっぱら広角で画面ゆれが目立たないようにしたり、ショルダーブレースを頼って体に密着させたりしたものの、結局は「動かないモノ」に固定することには適わない・・
そのため、FX1では、ショルダーブレースや一脚を短くしてズボンのベルト等に固定して安定させたりして、自分なりの対策を講じてはきたものの、下手に体に押し付けることによって、体そのものの揺れが伝わることになり、場合によっては、かえって呼吸や体の前後の揺れでブレてしまうため痛し痒しというのがこれまでの経験値
こういうサポートグッズは、撮影者自身が壁や椅子にもたれていると最大の効果が発揮できるので、入学式とか椅子に座って撮影・・・というシーンなどではFX1での一脚とショルダーブレースの効果はほぼ三脚並なんですが
http://bebe1998.net/topic/378.html
なので、三脚や一脚をもっていないとき、とくに遠景をズームで撮ろうとするときは、地面や椅子やらなんとか固定できるものを探す習慣になっていたものの、ほとんどの場合水平を出すのに苦心するもので、接地面積をとらずに、「ひょいっと」おける、この手のテーブルトップタイプはきっと便利だろうと思ってました
またローアングル時にも、VX2100、FX1の頃から、ハンドルでのトリガーとズーム操作ができるようになったものの、手持ちで水平だしながらズーミングやトリガー操作をすることも、また至難の業・・
今回FX7にかわり、さっそく、こどもの学校行事で体育館の床に座って、合唱を撮影する機会があったんですが、そのときは、手持ちのバッグにカメラを乗せて、「あおり」をつけて撮影したんですが、FX7のズームしたくなる魅力に屈し、ズームレバー操作したときに水平が崩れ、以降、傾いたままの映像だけが残ってしまいました^_^;
というようなきっかけで、小型軽量、ローアングル対応という名目で、調子にのってマンフロットの345を調達してしまいました
マンフロット345
482っていう水平がだせる雲台にベースを組み合わせたキット。
エクステンションポールも同梱されているキャリングケース付の製品。
エクステンションポールなしなら強度もありそうで、180gと軽い
ざっとネットで買えるところで検索した結果、マップカメラが一番安かったし、対応も丁寧だったのでご興味あるかたはこちらから↓
http://www.mapcamera.com/top.php
FX7の取り付ける前にとりあえず、スリックのマグネシュー
こいつを使えば、ちょっとみづらいけど水平は簡単に出せます
まずはエクステンションポールなしでワイコンつけたまま、FX7を載せてみましたが、あおり角度をつけてもトルクとバランスはとれました
この状態で、ハンドルのズームやトリガーを操作してもぐらつきはありません
エクステンションポール
この状態だと、重心が高くなる分、FX7にはちょっときついかないう感じですが、まあつかえます
この状態から、さらにポールが伸びるのですがこれ以上はFX7には無理・・
さて、三脚を地面に置いてローアングル動画
「コモドドラゴンと戦車カメラの対決」
広角ローアングルで「貞子」みたいに近寄ってきますがNHKの日曜夜7時半の「ダーウィンが来た!」で放送されたシーンのイメージなんでしょね
ご存知ない方はこちら
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program030.html
取材ウラ日記も興味深い
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なお、この三脚の載せて、巨大ワイコンフードをつけるとなんだか雰囲気が一転
仰々しさとFX7が不釣合いな感じたあったのに、航空機の模型のような感じで、置いておくと、ちょっとかっこよいのでご紹介
余談
このあと、家に帰ってからも、この「ごっこ」を要求され、雑誌に三脚ごとFX7を載せて「戦車カメラ」と化した図
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