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PowershotV10をDIJ OM6に載せる作戦 その2 [PowershotV10]

(前回からの続き)通勤バッグにすっぽり収まるOsmoMobile6のおかげで、通勤のお供にV10といっしょに持ち出してテストをしています
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Feiyutechのジンバルで、電源オフでも3軸のバランスが取れている状態ことがセッティングの基本であることは学習していたのですが、Osmo Mobileでは、ジンバル側ではバランス調整ができないので、磁気クランプを水平にかつスマホの重心バランスの中心に来るようにするぐらいしか手立てがありません
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ただ、今回の作戦の場合は、V10の形状に合うようにクランプを曲げているものの、取り付け位置に自由度がないため、クランプの位置がやじろべえの支点にしてバランスが取れるようにするために、アルミのグリップを三脚穴に取り付けてみたら、たまたまばっちりバランスが取れることがわかりました
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実際におもりを付けていない状態では使えなかった、DJIアプリでの自動(水平)キャリブレーションがつかえるようになりましたので
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V10にフィンガーストラップとウィンドジャマーを付けた状態で216グラムに、バランサー代わりのアルミのグリップが77gのため合わせて293gになります
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Osmo Mobile6のカタログスペックを確認すると、スマートフォンの重さは175g〜290g
PowerShotV10とアルミ製のグリップをあわせてると、3gほど重量オーバーですが、まあそれぐらいは許してもらえませんかね??
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自分のiPhoneは13のminiなのでこぶりですが、OsmoMobile6はiPhone14ProMaxやアンドロイド端末の大きいタイプまでカバーしてますので、V10&アルミグリップでも同等レベルでつかえるはずです
・・・実際につかったところ、アルミグリップがないとやはり水平取りに苦労しつつも、アルミグリップを付けても心持ち重量オーバー気味を感じてしまいますが、成果はまずまずです
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ほかにも、V10の可動「脚」をのばしたり、違う重さのものを付けてテストを継続しています。

実用性は、「手ぶれ補正(強)」「バランサー(おもり)調整」でようやく75点といったところですが、携行性は100点とは言えないものの、これ以上の小ささは望めませんので95点ということで納得したいと思います

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PowershotV10をDIJ OM6に載せる作戦 その1 [PowershotV10]

Feiyutechのジンバルのおかげで同じ1インチの「DJI pockret3」との安定性を得ることができたものの、持ち歩きにはジンバルが入るバッグが必要だし、装着に時間もかかるよりも撤収に時間がかかるのがネックなので、「折り畳めて、マグネットで脱着できる」ジンバルを探して、ヨドバシで視察してから、後日購入しました
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DJI OSMO MOBILE 6用のマグネット(磁気)スマーフォンクランプを装着
iPhone13mini(Peak Designのケース)と比べても高さには余裕があるし、重量もiPhone14ProMaxよりも軽いので、課題解決はこのクランプの改造(ひん曲げる)ことでした
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アルミ?素材でしょうか、かなり硬くて曲げるのに苦心しましたが、右がV10用に加工したクランプです
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V10の形に沿って曲げると「挟む」力が弱くなったりしてなかなか難しのでこのあたりでよしとしました
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未加工のままだと、電源をオフしたときの脱力するときでも、外れてしまうので当初は外れても安全なように「命綱」もつけてみる計画でしたが、いまのところは相当がっちり食い込んでいるのでだいじょうぶでしょう
重量制限は超えてないのですが、バランスの問題なのか、DJIのOM6のモーターのトルクでは、起動時がぎりぎりという印象ですが、いったん撮り始めてしまえば、FeiyuTechのG6 Plusと同等につかえました
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折り畳めるこのサイズなら冬場の上着のポケットでも十分だし、愛用のPeakDesignのテクポーチに入れてモバイルバッテリーやGRⅢとセットで持ち出せます
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APS-CのGRⅢが次世代モデルで熱対策を克服してくれて、4K動画が撮影できるとよいなあと思ってはいたのですが、ジンバルをつかうとなるとV10のような形状でないとスマホ用の3軸ジンバルには載せられませんので難しいところです
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ジンバルから外して、アンカーリンクスとカフやネックストラップをつかいたいときは、三脚穴をつかうことにします
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もちろん、この状態だと前面のRECトリガーが押せないのでクランプを外すことになります

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わずかに水平がでなくて気になるときは、DJIのアプリで水平調整もできるし、録画ボタンはキヤノンのアプリでBluetoothリモコンでつかえるので、使い勝手は許容範囲内だと思っています
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スマホ用を前提にしているというか構造上、電源オフの時点で重量バランスの調整ができないので、ジンバル(OM6)の電源が切れるとこうなります↓
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このときに外れてしまわないようにどうしても気を使いますがそのうち慣れてくるでしょうか
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願わくば、キヤノン謹製のV10用のジンバルをつくってくれるとよいのですがやっぱりグリップのボタンで録画スタート&ストップができるとありがたいのですが

追記
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その後、実践してみた結果、起動時は水平が出ていても、たとえばビルを見上げるようにチルト&パンをしたあとに、もとに戻したときに水平に戻らないことがよく発生したり、ボタンの操作で縦位置にしてしまうと頭が重くてもとに戻らないなどの現象が起こりました
要するにマグネットクランプを中心とした場合のトップヘビー(頭でっかち)が原因かなと思い、三脚穴におもり(しっぽ)をつけて、バランスを取ってみることにしました

・・・つづきます

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PowershotV10のマイクとウィンドジャマー [PowershotV10]

PowerShot V10の「こけら落とし」で撮った動画をみてみたら、風のボコボコ音があまりに激しかったため、ネットでウィンドジャマーを調べてみたら、SmallRigってブランドからV10専用のマグネットタイプを発見しました
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マグネットベースを粘着させておいて、つかうときだけワンタッチ装着です
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難点は、マグネットの磁力がちょっと弱くて、強烈な風だと飛ばされそうだし、バッグとの出し入れや収納が面倒なところ
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それでも効果は抜群です
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・・・V10のマイクがよくなってくると母艦のEOS-1DX3もV10に音で負けるわけにもいかないので、SENNHEISERのマイクを調達することにしました
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別売りのジャマーは、もろ「かつら」感がすごいというか、ほぼビーバップのヒロシ的です
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裏地が「紫」だと学ラン風でもっとよかったのですが、まあドイツですからね
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MKE440。ステレオマイクではなく、ガンマイクが二本でLR(3.5mmステレオ)とのことで、感度切替が3段階です。
後発モデルのMKE400のように、モニター機能はないものの1DXならモニター端子があるので実用上問題なしですね。

1DX3をさらに気軽に使いにくなってきましたが、先週、ロック・バンドのライブ告知写真頼まれたので、ついでにリハの動画をV10&ジンバルと1DX3で撮り比べてきました
PowershotV10 内蔵マイク
かなりいじってるので4K画質がどうのではありませんが、V10の内蔵音はSENNHEISERに引けを撮っていない気がします。V10の本領は不得手な「歩き撮り」ではなく、ときにジンバルの力を借りつつも、きちんとフィックス中心で映像を撮るべきなんだろなと思います
EOS-1DX3 SENNHEISER MKE440
余談ながら編集の機会が増えてきたので、PowerDirectorのサブスクを購入。縦動画も出力できるようになりました
(ブログに貼ると横になるんですね・・・パソコンでみてるからか?)

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Canon Power Shot V10 [PowershotV10]

昨年に発売されてから気になっていたキヤノンのVlog用のビデオカメラ「PowerShotV10」を購入しました
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例によってMap Cameraの中古美品ですが、翌日から一泊イベントに間に合わせるために仕事帰りに店頭で買ってきました。
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「PowershotV10」で検索すると、Youtubeでのレビューや作例がいっぱいでてきて、いまはもっぱら「V」ログ全盛時代になってるなあとあらためて感じました。
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V10の歩き撮りはこんな感じです
手ぶれ補正はEOSと同様に2段階ですが、「強」でないと歩いてなくても安定感はいまひとつ(1DX3のほうが断然安定感があります)

さておき、自分の場合は、PowershotV10の用途はVlog用ではなく「4K&広角」動画
そもそも、昨年(2023年1月)に、iPhone13の4K動画に触発されて「EOS 6D2のFHDじゃいかんな」ということで、1DX3を持ち出していますが、たまには身軽な「GRⅢ」や「6DⅡ」を携行したいときもあるわけで、そのときに動画を撮ろうとしたときにはFHDになってしまうわけで、解像感に関しては残念ながらiPhone13の広角4Kに負けてしまうのがネックでした
2024年1月8日の東京散策(GRⅢとEOS6DMarkⅡ)
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Canon EOS 6D Mark II TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD F013
正月休みに都心に出かけたときは、6DMarkⅡに45ミリの単焦点をつけて、広角はGRⅢという軽装で出かけてきました

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Ricoh IMAGING COMPANY, LTD. Ricoh GR III
なんだかんだで24MPのこの二台は良く写りますが、とくにローパスフィルターのないGRⅢは我が家でもっとも解像感が高いんですね
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iPhone13mini 広角レンズ 4Kビデオキャプチャー
日暮れ間近の清澄庭園をiPhone13の広角の4Kで歩き撮りしてみたら、我が家の65インチの有機ELでみても解像感だけは申し分のない動画が撮れるのですが、iPhoneの限界で絞り羽はないし、やっぱり1/3インチと言われている?広角用のスモールセンサーの素性も逆光や照度が落ちるとやっぱり残念な気持ちになりました
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Canon EOS 6D Mark II TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD F013
という前置きですが、1DX3を家や車に置いていくときの、スナップ&歩き撮りムービーのためのアイテムが「PowershotV10」です
もっとも、1インチの倍のサイズのマイクロ・フォーサーズのGX7Ⅱに比べて画質面でのV10へのアドバンテージは求めていませんが、1DX3に近いピクチャースタイルで撮れるだろうという目論見はありました

さて、V10の話に戻ります
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Canon PowerShot V10 ƒ/2.8  6.6 mm 1/60  800 (DxOで歪み補正しています)

残念なところ(→対応策や改善を望むところ)
・スチルがJPEGのフルオートモードのみ(RAWで撮ってDxOで現像したい)
GRⅢの28ミリmmより広角で撮りたいときがあるので、やっぱりRAWで撮ってDxOで現像したい
・スチルと動画の切り替えが面倒(背面のタッチパネルで動画とスチルと切り替え)
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動画とスチルの切り替えボタンがあるとよいのですが、現状でもひとつだけキーアサインを変えられるボタンがあるのに、ここをスチルと動画の切り替えに設定できないのがなんとももどかしい
・歩き撮り動画の手ぶれ補正(強)が画角が犠牲になるわりには、手ブレ吸収力が足りない
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別記事で触れますが、同じ1インチセンサー搭載の、評判のDJIのOsmo Pocket3に対抗するには、結局、ジンバルをつかうしかありません。
・レンズ保護の取り外せないプロテクターがじゃま
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自動で開閉するレンズカバーがあると最善ですが、それでもレンズキャップをつかうかプロテクターをつかうかはユーザーに委ねてほしいものです。このフィルターのせいで逆光時にとても気を使います
ま、こじあければ取り外せそうですがもうしばらく様子見ます

PowrshotV10の好きなところ
・縦に持っても、横画面で撮れる
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ビデオカメラだから当たり前ですが、世の中の多くのひとは、携帯電話の頃から持ちやすい「縦」で写真も動画も撮りますが、やっぱりパソコンやテレビではみないのでしょうね?

・USB-Cで給電しながら撮れる
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価格コムなどのレビューをみると「バッテリーが半日もたない」とか書かれてますが、当たり前でしょう。予備バッテリーが用意できないかわりにモバイルバッテリーで充電と給電です(モバイルバッテリーからL型端子USB-Cを買いました)
・マイクがステレオで音質もよい
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あとでわかったのですが、この「V10」 ステレオマイクの性能が抜群によく、ナレーションも手動音量調整もやりやすい(外部マイクは要らないから、モニター用のイヤフォン端子がほしかった)

・スタンド付属&広角セルフィーIMG_0773_DxO.jpg
お店での集合スチル。スタンドを引き出して台に載せて、あおりを調整してWifi&Bluetoothリモコンシャッター。
フレーミングもフォーカスの置き方も知らない店員にお任せするよりも、自分でセッティングしたほうが思い通りに撮れます。RAWで撮れるともっとよいのですが、DxOで歪み補正と明るさとホワイトバランスはJPEGでも調整できます。

こうしてつかってみると、縦型グリップの掌サイズのビデオがメインカメラとしては、昔(20年前)のSANYOのXactiを思い出します
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この頃は、HDVのテープ動画がメインでしたので「テープレス&MPEG4の動画メイン」のXactiは新鮮でした。当時のデジカメのおまけ動画はMotionJPEGでファイルは思いしマイクはモノラルでしたからXactiは目新しかったものの、当時AdobeのPremireではMPEG4のQuick Timeが取り込めず扱いが面倒だった覚えがあります

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もとファイルが残ってたので、いまどきの編集ソフト(PowerDirector365)でつないでFHDにアップコンバートしてみましたが、20年前という点ではなかなかの品質でした
現在ならスマホでもV10でもこれ以上のものが撮れますが、被写体はタイムスリップできないですからね

といわけで、いまどきのジンバルやiPhoneなど手ぶれ補正領域をたっぷり取った映像をV10に求めると、期待外れになることもありますがジンバルに載せて手ぶれ補正と併用すると抜群の安定感を発揮してくれます
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にわかに勉強してメルカリで1万円以下のジンバルを調達してみました(ウィンドジャマーも装着)が、三脚をつかうことなく安定画像が撮れて、パン・チルトもつかえるジンバルはほんとに優れアイテムだなぁと思いました
ただ、せっかくの小型軽量の200gちょいのV10に700グラム以上のジンバルと組み合わせると腕は疲れるは、そもそもジンバルをバッグで持ち歩くのが面倒だということがよくわかったこともあり、ヨドバシカメラでスマホ用のジンバルをV10でつかえないか?検証してきましたので・・・つづきます

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