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G VARIO 12-32mm描写チェック [LUMIX G/LX]

GM1キットズームの12-32mmIMGP2263_DxO.jpg

マイクロフォーサーズLUMIXのキットズームは、初代の14-45をGH1やGF1でつかい、以降14-42、電動14-42、小型になった14-42Ⅱとつかってきたので、今回の12-32mmで歴代キット標準ズームは全部つかってきたことになります

P1410056.jpg

巷の評判どおり、電動14-42より断然写りがしっかりしてますが、DxOでチェックしてみるとカメラ側の補正が入る前の、広角側は相当にゆがんでます

ま、コンパクトな広角レンズで24ミリ相当画角のカメラはたいていこんなものでしょう

LX7やCanonのS100はもとより、G1XやG7Xあたりはもっと歪んでるし、長年愛用の20mmF1.7でも同じ

まったく歪まないのがEOS M用の22mmとGRぐらいですかね?

カメラJPEG記録は歪みを残しつつ自然に補正してるんですが、周辺のトリミング量が多いので映り込む範囲が狭い

この点では、やっぱり12-35のF2.8はそれなりに安定してますね


まっすぐなのがベストというわけでもないし、周辺に向かって補正量が大きくなると流れるはずなんですが、周辺の解像力はやっぱりDxOのほうがしっかりしています

P1410054
JPEG 超解像「中」

P1410054_DxO
DxO レンズブラー

レンズブラーは、いつもよりちょいと強めにかけています

P1410054.jpg

とはいえ、これも単にシャープネス処理の違いくらいで、フォトショで自然さを損なうくらいのシャープネスかけてやるとDxOのレンズブラーに近づくわけですが、どっちにしても予想以上に解像してることは確かです


小雨なのでぱっとしないテスト撮りですが、FlickrにJPEGとDxOを両方載せています

P1410061_DxO

あと、特筆すべき点は、プログラムライン・・・

P1410065_DxO

広角12ミリでもシャッター速度は1/60秒で感度アップ

EOS Mと22mmだと、低感度優先で曇天だと1/30秒で、なおかつ絞ってくるところ

手ぶれ補正のないEOS Mが、感度、絞り優先でシャッターの基準が1/30秒でブレやすいのに対し、手ぶれ補正付きでスモールセンサーのLUMIXのほうがシャッターが早いのはメーカーの違いですかね

P1410055_DxO

一方、テレ側だと歪み補正も周辺解像も違いが少なくなります

P1410062_DxO

露出補正がダイヤルなのはEOS Mも同じですが、EOS Mが十字キー右が露出だったのに対し、GMは十字キー上ってのが間違えてしまいます

もっとも、電源ボタンがレバータイプのGMと上面ボタン長押しで電源オンオフのEOS Mで、うっかりFn1を押してしまいますが

P1410063_DxO

こういうのを撮ろうとすると、フルサイズ、APS-Cは、きっちり絞らないとフォーカスポイントからデフォーカスになるのが早いので、マイクロフォーサーズや1インチセンサーは使いやすいです

P1410058_DxO

ともあれ、写りが期待以上なことは確か

P1410059_DxO

クルマ乗るときに首から下げていてもそんなに重くないのがGM1いいところなんでしょうか??


タグ:GM1
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