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老眼好適ミラーレス [LUMIX G/LX]

正月に眼鏡を新調してからiPhoneもデジカメも腕を伸ばさないと背面液晶と合焦しなくなってしまいました
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Photo EOS M

右目は度数はかえずに、視力があってなかった左目を補正したのですが、どうやらこれまで近くのものは左目でみていたようで不自由を感じてなかったということがわかりました。

ライブビュー撮影でのシャッターを切るまでの、フォーカスと露出、フレーミング、手ぶれ対策ホールディングの3つのアクションのうち、手ぶれ補正への気配りレベルが下がると撮影テンポもフォーカスも水平垂直を含めたフレーミングの成功率が高くなるわけで、自分の場合、基本両手でネックストラップを伸ばして安定させて撮っています

そのため、安定する長さにストラップを整えていたのですが、眼鏡を替えたせいで、これまでの長さでは視力が合わなくなり、撮影後のチンピングはおろか、撮影前に合焦してるのが判らなくなったため、どうにもこうにもストレスを感じるようになってます

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というわけで、老眼進行中のため、普段携行する小型ミラーレスでの撮影対策としては

  1. 遠近両用眼鏡にする
  2. ストラップを長いのにする
  3. 手ぶれ補正が強力な機種にしてストラップに頼らない
  4. 接眼ビューファー搭載機種にする

手持ちのレンズがいかせて、ボディ手ブレと電子ビューファーとなると、思いつくのがGX7なわけで、真剣にスペックと値段を調べてしまいましたが、ほかのミラーレス機を一掃するのかといえばそうでもないわけでまずは手元のG3で検証してみようということで持ち歩きはじめました

裏ワザとしては、視度補正の付いた液晶ルーペを使うという手もありますが、実際には面倒くさいでしょうね

というわけで、我が家唯一の液晶ビューファー搭載カメラ、LUMIXのG3

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G3は薄くて持ちづらいけど傾向性は歴代Gシリーズではナンバーワン

ボタン類が小さいので操作が窮屈なことを除けばもっとも正確なフォーカシングができるモデルです

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G3はアイセンサーによる液晶とビューファー切り替えが省略されてますが、老眼仕様なんだから極論すれば背面液晶なんぞ要らないと考えれば、問題はありません

そもそも、液晶ビューカム以前のビデオカメラなんてモノクロブラウン管のビューファーでしたからね

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ただ、ビューファー方式はタッチフォーカスができないので、G5以降やGX7のタッチパッドAFはやはり素晴らしい機能

G3に限らず、ファインダーをのぞいたまま測距点異動は、ジョイスティック方式がベストなんですが、いまや2桁EOSも6Dですら省略されちゃってますからねぇ

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とくにG3は十字キーが小さく、しかもピンポイントAFモードで測距点を十字キーで動かそうとするとどうも反応もよくないのが気になりだします

そもそもLUMIXのピンポイントAFでの自動拡大表示はテンポは悪いから、これまでは積極的につかっていませんでしたが、「M」のように測距エリアのサイズが変えられないとか、マニュアルフォーカスアシスト機能もないに等しいのも問題

ま、老眼で液晶がみえてなきゃMFアシストなんて無用の長物ですけどね

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G3 20mm F1.7・1/25秒 ISO400

さて、G3世代のセンサーながらも、20mmレンズのF1.7の明るさと感度上限1600で手ブレ限界以下での対応照度は思ったより広い

GX7だと2.5段分の手ぶれ補正ってなってるので実効性はどうでしょうかね

片手撮りするときなんかには効果ありそうだし、チルト式はさらに安定しますからね

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G3 20mm F1.7・1/50秒 ISO1600

なお、G3世代のセンサースペックは、MやK-01からは劣る部分が目立つこともありますが、ビューファーで撮るGスタイルそのものがLUMIXの強みでしょう

画像処理エンジンは、RAW現像しかしないからデメリット感はありません

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G3 20mm F1.7・1/60秒 ISO1250

この状態でMだと確実に1/30秒以下になるのに対して、それなりにSSを確保してくれて合焦率は100%で手ブレもしづらいG3の使い勝手と世代を重ねてつかいやすを追求しているLUMIXに対しては、後発手抜きの「M」なんぞはまだまだ足元にも及びません

そんなわけで、かなり気になってるGX7

GF1はRAW現像でも正直ISO800が解像感とNRを保てる限界点だし、20mmをもっと活かすならボディ側も最新にしてやらないとね

今さら感を持ってましたが、手ぶれ補正を抜きにしても、チルトアングル対応ビューファーにタッチパッドAFと電子水準器搭載と老眼進行形の身としては、最適チョイスな気がして正直迷っております


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