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ちょっとだけ微妙なカジュアル広角ズーム EF-S10-18 フォーカシング編 [EOS Kiss・EOS M]

ステッピングモーターのEF-S10-18mmは、EF40mmと同様に、シャッター半押ししてフォーカスロックしてからでないとフォーカスリングがつかえないのを確認
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撮影:KissX7 EF-S10-18mm

最短撮影距離=22cmとかなり寄れるはずなんですが、この焦点距離がしばらくぶりのせいなのか、X7が小さいからコンデジのように寄りたくなるせいなのか、もうちょっと寄れるはずと思っちゃうのが不思議な感覚です

調べてみたら10-18mmと同時発売の16-35mmF4ISも最短距離は同じ28cmとF2.8Ⅱと同じですね


いちおうピントチェックをやってみましたが、広角レンズで開放Fも暗いので前ピン後ピンチェックは難しいところですが、やっぱりこのレンズでも前ピン携行なのは同じ

AFcheck2.jpg

いつものようにHDMIでテレビモニターに表示させて合焦してからフォーカスリングで調整してみると、フルタイムMFが効かない不便さを感じたわけです

AFcheck.jpg

距離指標はありませんが、反時計回りに少しシフトするとピントの山がみえてくるので、やはり前ピンでしょう

ちなみに、AFチェックは、室内ながらも窓際で光源は太陽光でチェックしています

室内照明でも傾向は同じですが、室内だと像面位相差から最後にコントラスト合焦するところでAFが迷うのに対して、クイックAFのほうが同じ照度でも合焦は早いですね

PENTAX K-5Ⅱの場合は-3EVの位相差とライブコントラストほどの差ではありませんが、X7と10-18では絞って深度を稼ぐかウソをつかれないように撮りたいものです

その他、気付く点はフォーカスリングの幅が狭いこと
フィーリングに関してはSTMの構造上しかたないんでしょうが、フルタイムMF、MFともに実用的ではありません

もっとも、このレンズは動画でMFフォローするような用途は想定されてないでしょうから、三脚に載せてきっちりMF撮りするときには、横着せずにMFモードに切り替えてつかうべきでしょう

顔+追尾優先AF
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CameraJPEG F8・1/160秒 ISO100

X7で使う場合には、露出もフォーカスもライブビューでカメラ任せにしちゃうのが10-18mmとのコンビでカジュアルさが発揮されることは確かです

ただ、ライブビュー推奨だと、EOSM用の11-22のほうが、寄れるし、ダイナミックISだし、X7の存在が微妙に思えてしまうのが残念なところでもあります

key-visual.jpg

近接ムービー試し撮り

ステッピングモーターについて調べてみたら、ギアタイプのEF40mmとは18-55や10-18のリードスクリュータイプとは駆動方式が違うようです

EFレンズテクノロジー詳細

stm-actuator.png


タグ:X7 10-18mm
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