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ゆくとし~EOSとLUMIXの2012年 [Photo&Life]

2012年は、なんといってもメインカメラとレンズの入れ替えと、それに伴うミラーレス一眼のリストラと、「全部入りコンデジ」=DMC-LX7の便利さに終わった年といったところでしょうか?


定番EF24/F1.4Ⅱ

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まず、EOSムービーを趣味とする身としては、念願だったはEF24mmF1.4Ⅱを手にしたこと

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このレンズの資金繰りのために、EF135/F2とGH2を質入れし、この組み合わせ一本でスチルもムービーもと思ったものの、やっぱりEOSと同様にLUMIXを完全に捨てる決心はつかず、GX1とライブビューファインダーを調達し、その後、値崩れのはげしい型落ち中古の特価品でGF3>GF5と入れ替えが続きました

やっぱGHじゃなかったGX1IMG_0084.JPG
GX1はGARIZケースを付けてオールドレンズで遊ぶということにも行きそうになったものの踏みとどまり、LX7と入れ替わることになり、スチル機としてはまったく不満のない性能とルックスにも関わらず、我が家としては極めて短命に終わったモデルとなりました

なにがいけなかったのかといえば、LVF外部モニターが装着できる強みがありながら、GHシリーズと同様なマニュアル動画モードを省略したことや外部マイクもなくせっかく電動の望遠ズームが出ても食指が伸びず、より小型で持ち歩きやすいGF5のほうが割り切りがあってよかったんですね

GF3とGF5
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背面液晶のクオリティとステレオマイクで多少の価格差があってもGF5が断然よい


LX7の衝撃
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オリンピックが終わった秋に嫁さんがロンドンの友人宅に旅行にいくっていうこともあって、さすがにFX700をもたせることだけは避けたい

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GX1を手放す前に電動ズームも試してみたし、1インチセンサーのSONYFX100もターゲットにしてみたものの、やっぱりLX7の安定した手ぶれ補正に、自動ND搭載のAiプログラムに、我が家のDIGAと相性のいいPanasonicAVCHDがNDフィルター付きで日中屋外の動画が苦手なEOSムービーに対して、明確な存在意義のあるLX7

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ズーム比が普通なので、さすがに運動会にはきびしいことは確かなんですが、ライブビューファインダーを通して見る望遠側の手ぶれ補正の安定感と出張、宴会、イルミネーションと何でも来いの「明るいレンズと感度400まではなんとか許容できる低照度耐性」は、コンデジスチル&ムービーとしてコンセプトが明確です

願わくば、ズームレバーの剛性感やもうちょいクイックな反応と操作性、それと省略された「おまかせiA」ボタン・・・が残念なところでしょうか

 


5DMarkⅢのジレンマと救世主「DxO」
最後に、今年一番振り回された新型5D
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資金繰りのために16-35/F2.8と24/F1.4のどっちを残すか迷った結果、高感度画質に頼って16-35を残したわけなんですが、雑誌の評価と異なり、JPEGでもRAWでもMarkⅡのほうが解像感というかシャープネスや細部コントラストの処理が異なるのか、MarkⅡのほうがずっと好みというか、はっきりいえば低感度で絞った画質はMarKⅡが上!

こうなるとMarkⅡのときのように、もう一度単焦点レンズの性能を追い求めようという気にならず、高感度耐性と画角とムービー機能で「そこそこ、かなりいい画質」どまりのカメラというのが自分なりの評価でした

ようは、おもしろくないんですね。重いし
仕事カメラじゃないし、ポートレートも特急も飛行機もレーシングカーも撮らないけど、70-300のLあたりをつかって存在意義を出したくなる

そんなところで、試しに入れたみた「DxO」dxologo.gif
もちろんすべてが万能というわけでなく、MarkⅡとEF24/F1.4あたりだとDPPでDLOをかけた画像のほうが解像感が高かったりすることもあるのですが、少なくともMarkⅢと16-35/F2.8の組み合わせでは、DPPやCameraRAWやSlikypixよりもDPPの解像感が一番で自分にとっては、まさに救世主

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EOS独自のピクチャースタイルが再現できないのところが気になるところですが、効き目が微妙なALOに比べてハイライトもローライトの補正もやりやすい

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高感度ノイズをごまかすならCameraRAWのパラメータ調整のほうが追い込めたりもしますが、パラメータ調整のコツがわかってくるとDxOはなかなかに使いやすいもんです

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ただし、LumixのLX7やGF5の場合は、解像感だけならカメラエンジンの「超解像」といい勝負になったり逆転したりすることもあることもわかってきました。「限界を引き出す」ってことについてはなかなかに奥深いもので、このところ暇があると、過去のRAWファイルを現像しおして勉強をしているところです


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