Carl Zeiss Planar T 1.4/50 ZE [EOS 5DMarkⅢ]
初代5Dでフルサイズデビューした職場の写真部員
貸し出したUltron40ミリでのマニュアルレンズが気に入っちゃったようで、Zeissの50mmを買っちゃったんですが、翌日に5Dのミラーが外れちゃった(リコールのやつね)ので、カメラが直ってくるまで貸してくれることになりました
このあいだ、うちのレンズを貸し出した代わりにタムロンA09を借りた時には、正直MarkⅢでつかうには開放でも絞っても、どうにも「萌えない」感じだったこともあって、やっぱり単焦点のマニュアルレンズは装けているだけで気持ちいいすね
EOS5DMarkⅢ Carl Zeiss Planar T 1.4/50 F2.5・1/1000秒 ISO100 DPP
現在、我が家には開放F1.4の一眼レフ用レンズはないものの、以前につかっていてもっとも写りのよかった2本のキヤノン単焦点
EF135mm/F2やEF24mm/F1.4の例に違わず、開放のシャープネスの甘さに反してピントのシビアさは同じ
F1.4
ピント付近に芯はないけど、このボケ味はAPS-CやM4/3では得られない
F5
ちょいと絞るとカリっときますが、どういう撮り方をするといいんでしょうね
どっちにしても純正やシグマと同じ最短45cmはあんまり寄れないのが玉に瑕でしょうか
マニュアルフォーカスとはいえフォーカスエイドの力を借りるわけで、いちおうマイクロアジャストメントでピンズレチェックをしてみましたがまあOKのようです
マニュアルフォーカス&プログラムオート
F3.5
ファインダーを覗い中央5点のF2.8クロスセンサーポイントでクモを狙ってみましたが何故かなかなか合焦サインが出ず、上の写真はライブビューで撮りました
現像はDPPでシャープネスはレンズの素性をチェックするためにシャープネスはゼロか1で現像しましたが、このクモは3まで上げてます
F3.5
評論家じゃないので端っこの画質や流れについてはコメントするような 観察力は持ち合わせいませんが、もう少し絞ると全体が安定してきそうな感じです
F10
ともあれ、ULTRON40mmと同じく、多彩なAF機能が売りのMarkⅢをマニュアルフォーカスでつかうのがどうなんでしょうか
MFでもフォーカスエイドは61点をつかえるので、浅い深度で中心以外にピント合わせするときにも新型AFモジュールの恩恵は得られるものの、このレンズは初代5DやMarkⅡで、ファインダースクリーンを交換して使うのが似あってそうな気がします
F1.8
F2.2
経験値としてはF1.4をちょいと絞って撮るのがおいしいところ
F1.8
とはいえ、メガネ息子の瞳にピントを合わせるのはやっぱり運頼みなわけで、その点ではライブビュー+拡大フォーカスがつかえるEOSMなんかにも合いそうですが、EOS MはやっぱりEVFがないのがねぇ
逆光気味
F2.2
逆光を求めてテスト撮影
F1.8 1/8000秒
フィルターも付けていませんが、しっかり写っています
こんどの6Dは最高1/4000秒らしいので、この手の大口径単焦点での適応力についてもMarkⅢの強みはありそうです
F2・1/60秒 ISO1600
あとは、大口径レンズでの室内撮影やムービー撮りですが、同じコシナでもフォクトレンダーのULTRON40mmとツァイス50mmとでは、やっぱりうちの場合には40ミリぐらいのほうが用途に合っていそうです
ともあれ、このかっこいいレンズとMFならではのフォーカスリングのグリス感は、新しいIS付F2.8の28mmや24mmよりも撮る楽しさは上でしょう
余談ですが、秋になってTシャツ一枚じゃなくなってきたのでストラップを細身のタイプに交換したこともあって、この330gのレンズはスナップには好適レンズでしょうか?
それでも個人的には、50mmってのは手持ちムービーには長いし、やっぱり休日用のスナップ用途としてはGF5でも十分だし、どうせならフジのX-pro1に惹かれちゃいますね
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