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ネットブックとReadyboost [PC]

去年の春(関連記事)からある我が家のネットブック(ONKYO DC205

家族中でもあまり出番のなかったんですが、族が順番に寝込むことになり、寝床で隔離するような状況だと大いに役に立ちました
P1060436
iPadがほしかったりするものの、画面が狭いことや液晶がしょぼいことをのぞけば、ネットブラウズという点ではさしたる不満はないもものの、なぜかGmailやブログの編集で文字入力をすると驚異的に遅くなります

性能的には、ATOM搭載マザーで起動ドライブはハードディスクの代わりにSSD(32GB)で、仕事や昔つかっていたラップトップ程度の性能はあってもよさそうなんですが、PCに詳しいやつに聞いたら、

「ATOM自体は悪くないけど、メモリが1GBじゃ、I/Oまわりがおそくなって、SSDも無意味でしょう」

と教えてもらったものの、メモリは実装タイプで増設はNG
せめてもの対策で、慣れないWindows7と格闘しながら、視覚効果を無効にしてクラッシックモードにしたり、常駐を切ったりとかトライしてみたものの、ほとんど効果なし

たしかにカタログスペックをみると、VRAMに250MB取られるようだしこうなると軽いXPに入れ替えるか、強引に半田付けされているメモリを外して交換する方法はないものかと調べてみたら、「Redyboost」って小技があることを発見

さて、Readyboostとは?


単純にUSBのフラッシュメモリやSDカードをメモリの代用とすることができるってわけですね病み上がりの寝床で、はじめはClass6のSDカードを一枚挿して設定してみましたが、効果はあるようなないような・・・
それにSDカードを挿しっぱなしだとじゃまなんですね

バッファローRUF2-PS 2GB×2
P1060430
さらにRedyboostにつかうUSBメモリは、1枚よりも2枚、3枚とRAIDのようにつかったほうが効果が上がるらしいことが書いてあったので、休み明けの仕事帰りにミニタイプの2GBのUSBメモリを2つ買って帰りました


2GBが単純に安かったこともありますが、速さだけならFATでフォーマットしたほうがよさそうだなと思ったので少ない容量に抑えた狙いもありますけどね

このカタチならネットブックに挿しっぱなしでもじゃまにならないものの、転送速度を謳っているものではないので、実際のところキャッシュをSSDにゆだねるとの比べて、どんなものかと思いベンチマークアプリを入れて調べてみることにしました


テストその1 ネットブックのSSDの転送速度

ssd.gif
絶対的な速度はあまり早いようにも思えませんが、すくなくともSSDの特徴どおり読み込みに比べて書き込み遅いことは間違いありませんね

SDHCカード
SDHC.gif

その3 USBメモリ
miniUSB.gif

SDよりもUSBメモリのほうが数値は悪いものの、テストそのものは1本なので、実際にReadyboostでつかうと違うのかも?

ReadyboostではHDDに対する単にシーク速度の早さだけじゃなくて学習効果があるようです

「ReadyBoost は、ユーザーがよく使用するアプリケーションのキャッシュを優先的に作成し、高速化を実現しています。このため、OS の再起動を 5 回以上行い、ユーザーがよく使用するアプリケーションを監視 (学習) させて動作を最適化させることをお勧めします。」

SSDと二本のUSBに分散して書き込みしたら理屈上は早くなるのも納得できるような気もします
ま、この機能はメモリ容量が乏しく、2.5インチの遅いHDDをつかっているノートPCでないとそもそもの効果は薄いんでしょうが、我が家のネットブックにはそれなりの効果を期待しましょう

ちなみに、新しい64bitのWindows764bitデスクトップマシンで同じテストをやったら桁が全然違いましたW64PC.gif
HDDは7200回転のS-ATAタイプですが、結果は全然違いますね

さらについでに、リビングのVAIOタイプR
HDDはRAID0になっています
vaiotest.gif

・・・・うーむ、RAID0よりも、普通のほうが数値がよいので新しいHDDのほうが単純に早いのかな?

そんなわけでネットブックでの2GB×2のReadyboostの体感効果はいまのところイマイチながら、今後の学習効果に期待したいところですね

定番HDBENCH
 ATOM1.60GHz メモリ1G SSDAtomHdben.gif

いまでも残っているAMD・センプロンの結果と比べてもそんなに遜色ないんですけどね


ついでにメインマシンとリビングのバイオも計測

64bitWindows7 core i3 530 メモリDDR1333 8GB
W64PC_hdben.gif

VAIO PentiumD 2.8GHz
vaiothdbench.gif

数年前のPentium4マシンのベンチマークに比べるとさすがにCPUの演算性能の進化はすごい

リビングのPenitumDのVAIOもそのうちWindows7にすることになるんでしょうが、とりあえずYouTubeのHD動画がぎりぎりくらいの性能はあるし、AVCHDやEOSムービーを再生することもないのでまあ壊れるまではつかっていきましょうね


・・・と思っていたら、病み上がりの金曜日に帰宅したら、リビングVAIOがいきなり起動しなくなってました

症状は、画面に何も映らない、LEDの照明がちらつく・・・

こりゃおそらく電源が逝ったな・・・・
と目処はつけつつた、マザーが死んだまま残っている380W電源を用意してVAIOTypeRの中をあけてみました

DSCF0397
撮影 FinepixS2Pro
とりあえずグラフィックカードを外して、オンボードにつなぎ変えてテストしたけどグラボはシロ

12V電源だけのコネクタだけを別の電源で通電テストをしたらBIOS起動

原因はやっぱり電源でした
DSCF0405
中のコンデンサがいかれたんでしょうが、それにしても天下のVAIO TypeRも中国製のせこい電源ですね

DSCF0400
せっかくなので、グラフィックカードも別のものに交換(9500GT)

DSCF0407
さらに、HDDの空きベイに、前にこわれた自作マシンから外してあってHDDを追加して修理完了
HDDベイとマザー部分が別の部屋になってたり、なかなか凝ったケースのつくりで作業はやりづらかったですね

ただまあ、一日前の「超腰痛」の状態だと、こんな作業はとんでもないところでしたが、まあうまいタイミングで電源も逝ってくれてよかった

おかげさまで体調もほぼ回復です

あとは、熱もすっかり下がった息子のインフルエンザが、再び自分に飛び火しないことを願うだけです


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