*istD [PENTAX]
あらためて、我が家のカメラに加わったペンタックスのistDS2
正確には*istDの「S2」のようです
これまでPENTAXは縁がなかったので、*istシリーズの系譜を調べてみる
*ist「D」>「S」>「S2」のペンタプリズム11点測距の流れと、低コストペンタミラーモデルが「L」、「L2」
このうち「S2」の発売期間は2005年11月~翌年7月のようなのでK100Dまでのつなぎの短期モデルでしょう
・2004年12月3日 今いちばん小さくて軽いデジタル一眼レフ機――*ist DS
・ペンタックス「*ist DL2」――シンプル操作で機動力の高い6万円のデジ一眼
自分の場合、EOSは初代Kiss、ニコンはD40から、αは友人のコニカミノルタのsweetDigitalを触らせてもらったことがありますがPENTAXはまったくはじめてなんですね、
*ist「S」シリーズの共通事項は、ガラスペンタプリズムの倍率0.95倍ファインダーと上部のサブパネル
乾電池はK100、200、m、xとシリーズにも同じ乾電池タイプ
モードダイヤルのアイコンもチャーミングです
同じ600万画素のCCDのD40と比べてみると、古いけど、気の利いた機能があったり、最近のコストダウンモデルにはないサブ電子パネルもあって、新世代&コストダウンのさきがけニコンD40との棲み分けもされる感じがします
istだけの機能ではないんでしょうが、「上限設定可能な自動感度」や「フルタイムMFによるフォーカスアシスト」はペンタックスユーザーには以前から当たり前の機能なんでしょうね
ただ、もっとも古さを感じるのは液晶画面のアイコン
液晶の視野角もD40と比べると相当に狭いのは致し方ないところですね
画質は、RAWとJPEGの同時記録モードはなし
圧縮率はFINEとかじゃなく、★マークってのがなんとも微妙ですが、わかりやすいことは確かです
あと、D40より使いやすいのは感度やWBの設定変更が、Fnキーと十字キーの方向ですばやく呼び出せること
うちのニコンD40の場合は、カスタムボタンに感度設定を割り当てているのでストレスはないのですが、感度オートとの切り替えはGUIに入らないと変更ができないので、*istのほうがマニュアル露出で撮るときの自由度は高いのがいいところです
というわけで、とりあえず第一弾として調達したAFの魚眼ズームだと、0.95倍ファインダーとスクリーン素材は、さほど恩恵が感じられませんが、魚眼レンズで覗いたファインダーはそれなりに大きくて気持ちよいことは確かです
また、フルタイムAFのでマニュアルフォーカスは広角レンズでは確認しきれないものの、5Dと同様に、ピントがあうと赤くピピッとスパーインポーズされるフォーカスエイド機能があるので、リミテッドレンズやマニュアルの大口径レンズでのマニュアルフォーカスでもニコンD40よりも実用的な感じがします
現行のK-xとの機能と比べてみると、手ブレ補正とライブビューは、たしかに魅力が高いし、画質も数段よくなっていそうですが、調べてみるとK-xは、スーパーインポーズがコスト削減のせいか省略されているし、キットズームもフルタイムMF機能を省いた簡易機能になっているようです
ともあれこの魚眼ズームにボディ手ブレと拡大ライブビューがつかえるとD5000を見送ったD40ユーザーとしては、やっぱり早晩動画とライブビュー、手ブレ補正のK-xにしてみたいなという気持ちもあります
魚眼ズームはさておき、腐っても画素ピッチの広い600万画素モデルなので、高感度画質もRAWから起こせば問題なし
ISO800
そもそも夜景をきっちり撮りたいときは三脚つかうでしょうし、リミテッドレンズもお安くないし・・・
てなわけで、自分の場合、モノの良し悪しやお気に入り度に関わらず、他のカメラとの共存で短命に終わることの多いデジイチ
ちゃんと撮るなら5D、マニュアル専用のD40に加える「第三のデジイチ」として、この先いつまで我が家にあるのかはこの先わかりません
K-xにも、惹かれるものの中級機はPENTAXでいくなら、先行きのターゲットは防塵防滴・ボディ手ブレの「K-7」が存在価値としては高い
とくに、新型の簡易防水の50-200WRは、とっても垢抜けたデザインと軽さで、ボディ側手ブレのPENTAXならではの存在
フルタイムMFが省略されたK-Xのキット70-300のWズームとは違った質感のよさと軽量さとキヤノン、ニコンユーザーでは買えない手ブレ補正での200mm
雨でも持ち出せるこのレンズのためにPENTAXを一台揃えておきたい魅力がありますが、*istだと手ブレ補正がないと価値がないというジレンマがある
小さくて高級なデジイチを求めるユーザーのために、後継の*istD「EX」を簡易防水・手ブレ補正で発売してくれるといいんでしょうね(電池は重いからやめてね)
コメント 0