D90 ニコン純正ワイコンの効用 [Nikon D90]
VR18-55ミリの標準ズームとワイコン作戦のつづき(関連記事)
「木更津キャッツアイ」にも登場してた「港」近くの海鮮食堂で食べようと思ってたんですが、バスの団体の貸切だとかでやむなく断念し、インター付近の大衆食堂に立ち寄りました
「かもめ食堂」
D90 18mm×0.75倍
このところ、すっかりマイブームのDムービー
ワイコンズームともに手持ちでマニュアルフォーカスで撮ってみたんですが、広角だからといってパンフォーカスで撮れるってものでもないですね
撮影開始後のAFが作動しないDムービーは、被写体との距離が変わると当然、MFリングをまわしてフォローしないとボケボケ動画になっちゃうわけで、ビデオカメラ代わりに「こども」を撮ったりするには多少なりとも苦難が伴います
デジイチムービーはミラーアップが機構上、必然なわけで接眼ファインダーを覗きながら撮るわけにはいかないのは重々承知なんですが、3型のVGA液晶であっても、背面液晶をみながらフォーカスあわせ続けて、ブレなく撮るってのが、なかなかに高度な技術が要求されます
この写真は、Dムービーの録画をシャッターで止めたときに記録されたもの
フォローしてたつもりでも、写真としては超ピンボケですね
それでも、ワイコンによってフォーカスリングはまわし易くなるし、フロントヘビーの重量アップもライブビューには好都合
ワイコンの隠れた福音として「寄れる」ようになります
後は、暗いとこでもDムービーはF値に頼らず増感してもノイズもでないし、色もしっかりと乗ってくれるのは、かつてのベスト高感度ハンディカム「DCR-VX2000」を凌駕しますね
さらに、スチルと同じく、ピクチャーコントロールの設定で撮影できるので、ビビットにもナチュラルにも色あいを調整できます
もちろんムービーなので「縦位置撮り」すると後が面倒ですが、写真とビデオをワンタッチで切り替えできるのはやはりありがたい
ワイコンの歪みは、セミフィッシュとまではいかないものの補正しているようなところは一切なく、もとのレンズの歪みがそのまま誇張される感じですが、こどもスナップとしてはこれはこれでいい感じだったりします
動画撮影中にオートフォーカスが効かないのは、世の多くのデジカメ動画も同じわけで別段Dムービーに限ったわけではないんですが、イメージャーの小さいコン
バクトデジカメならパンフォーカスで一定の被写界深度に収まってくれるし、解像度もVGAならピンボケも実際目立ちにくいんですが、デジイチ動画の場合は
APS-Cといえども近距離でパンフォーカスを得るのは、広角レンズでかなり絞り込まないことにはなかなかに困難です
18-55ズームにワイコンつけて最広角であっても室内だと絞り開放で撮ることになるので、このとおり深度は浅い
キットズームの機構上、フォーカス時に前玉が回転するもののガラス密着で撮るときなんかにはライブビューは便利
それにしても、D90のライブビューのAFの「遅さ」は、もうちょっとなんとかしてもらいたいところ
AFのときはキヤノン40Dと同じ方式でミラーを戻して位相差でフォーカスあわせてから再度ライブビューに復帰させることがほとんどなんですが、このあたりは手持ちだと戻してるあいだにフォーカスがぶれちゃうんですね
そんなわけで、広角手持ちのDムービー
キットズーム用のワイコンのメリットはもうひとつ・・VRが効くこと
シャッター2段分だろうが3段分だろうが、ビデオの場合は数秒間の撮影時間になるわけですが、手ブレ補正はそれなりに効果は高い
ちなみにこのムービーは、カメラに三脚と取り付けたまま重量バランスを調整して「やじろべえ」のようにスタイビライザーとしてつかっています
スリックのグリップ雲台の取って部分を支点にして左手で軽く支える程度にして、右手でフォーカスリングに軽く添えながらの撮ってみたんですが、VR効果も手伝って、回りながら撮っても、上下動がなく撮ることができたかな
ビデオ用の本格的なスタビライザーは、さすがに買えないものの、うまく調整できればけっこう「使える」小技です
これじゃわかんないので吊るしてみるとこんな感じ
実際にはこの部分を軽く左手で支えて、あとはバランス任せ・・・て算段なんですが、フォーカス操作しようとすると揺れちゃいます
マンフロットのModosteadyの参考動画がシステム5に掲載されてました↓
【動画あり】Manfrottoの小型ビデオカメラ用スタビライザーModosteady ご注文殺到中!
http://proportal.system5.jp/whatsnew/archives/411
D90だとスタビライザーとしてはちょっときびしそうな感じもありますが、ショルダーブレースならOKかも?
でもショルダーブレースっていえばけっこう体の揺れが伝わるんですよね(以前のホームページ)
もうしばらくはDムービー研究が続きそうです
コメント 0