D90 「海ほたる」広角ワイコンDムービー [Nikon D90]
「海ほたるPA」
おあいにく様の曇天でしたが、届いたばかりのニコンのワイコンと18-55のキットズームで「Dムービー」してきました
普段はD40専用の標準VRズームにワイコンをつけると実質20mm相当になるわけでコストパフォーマンスは最高のはずなんですが、大口径レンズを生かした立体感が演出できるわけでもなく、解像感ならHDVやAVCHDのほうが上なわけで、さらにブログ用にFLVにしちゃうとせっかくのモーションJPEGも圧縮の弊害がでてきちゃいますね
動画なので縦位置はもちろんNGだし、あとで露出補正するのも面倒なので、ピクチャーコントロールを「風景」にセットして、フォーカスは撮影前にAFで合焦させてから後は撮影ボタンを押すだけ
不安定な三脚だと撮影ボタンを押すときに揺れがでやすいんですが、編集時にカットしちゃうなら問題なし
横着して望遠レンズとビデオ用三脚は家に置いてきたので飛行機や鴎を寄りで撮ることができなかったのが残念ですが、そもそもパンフォーカスで撮るような遠景では1080iの解像度のHDVの出番だったんでしょうが、デジイチ一台で静止画も動画も撮れるデジイチムービーは楽しいもんです
さて、今回は18-55ズームとワイコンのお試し
朝はこのとおりの曇天
D90 18mm×0.75ワイコン
10時前だってのに人がたくさんいるもんですね
帰りは、多少なりとも天候は回復
5D 17mm
NIKON D90
EOS5D
どっちも「風景」の画像設定
比較用に撮ったこともあって、5Dは思いっきり傾いちゃってますが、水平線がまっすぐな5Dに比べて、お手軽ワイコンは魚眼レンズっぽく歪みます
同じワイコンでもGRデジタルと純正ワイコンの場合はこんな歪みはないので、まあ値段なりですが、ワイコンはレンズ交換と違って強風だろうが脱着時のゴミが入らないように気を遣う必要もなく手軽に画角を広げるには合理的
ただ、ワイコンをはずしても、55ミリのAPS-C画角てのはやっぱり飛行機には遠いわけで、オールマイティにいくなら高倍率ズームのほうが利便性に魅力を感じるものの、52mm径のワイコンがつかえる高倍率ズームってのもないし
VR18-55mmはSWMの超音波AFモーター搭載ながら、AFスピード自体はとくに早いわけでなし、ライブビューでもDムービーでもコントラストAFはあいかわらず「亀」のように遅いわけで、MFであわせたほうがストレスがないんですが、動いているものを液晶でピントを合わせるのも特殊な技術が求められるわけで、とくに屋外ではきびしい
70-300の望遠ズームでももってれば、縦位置でもっと寄れたのに・・・っていうとこでしょうかね
そんなわけで、D90とキットズーム+0.75倍ワイコン
フォーカスリングがつかいやすいトキナーの広角ズームとかがあるといいなとは思うものの、一方で高倍率のズームもほしいところ
ニコン用のトキナー35mmやフォクトレンダーの40mmもフィルター径は52mmなのでたぶんつかえるはず
ちょいとだけ広くしたいときには重宝しそうなアイテムです
ただまあ、風景写真の本命は5DとLレンズで揃えている身としては、風景をかっちりとるならDムービーじゃなくてフルHDのMRKⅡなんでしょうね
D90 18-55VR
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