D90 レンズ選び~トキナーM35 [Nikon D90]
D200のレンズ選びから急展開のD90へのチェンジした2日目
このまま、あれこれ悩むのも精神的によくないので朝から新宿西口へ出向いて決めてきました
Tokina AT-X M35 PRO DX (35mm・F2.8) メーカーサイト
発売当初からD40につけたらいいだろなと思いつつも、レンズモーターがないからAF効かないし・・・ということでお預けになっていた1本
ここにいきつくまではヨドバシとマップのはしごしたりで自分としては珍しくホントに迷った一本
決め手はニコン用のマクロレンズをもっていないし、Dムービーで被写界深度が稼げる距離とF値やマニュアルリングの操作性もあるんですが、最終的には値段とD90とのルックスです
重さ340gの軽量・フィルター径は、ひとそろいフィルターがそろってる52mmだし、トキナーレンズもはじめて
最終候補に残ったのは、トキナーの広角ズーム2本とシグマの30mmF1.4と17-70のズーム・・・
日曜日。D90を持参して新宿西口へ
レンズは画角比較用とフォーカスリングの感触のリファレンス用としてフォクトレンダーウルトロン40mmをつけていきました
候補のレンズの下調べはD200用を前提にして新旧中古相場含めて下調べをしていたし、普段は中古を通販で押さえちゃうんですが、今回はAFレンズでのフォーカスリングの感触やライブビューやDムービーでの撮り易さで選ぶつもりなので、ひととおり触ってみないとね
絞って遠景撮るならウルトロンのフォーカスリングは使いやすいけど、いつもMFじゃD90のAFのよさも生かせないからAFレンズであることが大前提
MFの40mm・F2のウルトロンのフォーカスリングと同等レベルの感触を望むのは難しいだろうとは思いつつ、何よりはAFと40ミリより広角じゃないとね
まずは、ヨドバシで店員に断って片っ端から試着開始
本命のトキナー35mmマクロとシグマの30mmF1.4を比べてみると、当然ながらシグマの明るさは抜群
ライブビューやDムービーで至近のものを撮ってみると、2段の絞りの違いや5mmの焦点距離もDムービーでは、似たような感じ
動画なので手持ちである以上は、手ブレするし、シグマのフォーカスリングも撮りながらのフルタイムAFはF1.4では難易度が高い
トキナーのワンタッチクラッチでのMF切り替えも、動画スタートさせてからの操作は難しく、はじめからMFで撮り始めたほうがよさそう
なことに気づきます
それだったら、手持ちのウルトロン40mmでもいいじゃん・・・・
でもDムービーばっかりじゃないから、やっぱり写りに期待できるAFレンズを選ばねば・・・
そんなけで標準ズームにも目を向けることに
D90のキットズームの新しいVR18-105
D40用のVR18-55もあるけど、こっちのほうがD90にはお似合いだし、メインカメラとしてつかうならこのあたりの焦点距離はいいよね・・と思いつつも純正のズーム今回はパス
VR16-85は、24mm換算の広角と手ブレ補正で、Dムービーでのスナップパンフォーカスにはいいけど、やはりコストパフォーマンスがねぇ
スチルで撮っても24-130mm相当は、キヤノンでも持ってないし、早晩手放す予定のキヤノン17-85の代替機能としていずれ機会に恵まれたらほしいズームです
さらに広角ならトキナーの2本
11-16のF2.8は見当たらず、12-24のF4をつけてみると、さらに画角は広く、Dムービーの広角撮りにはこっちのほうがずっとよさそう
・・・でも、自分にとってDムービーのよさって、そもそもが浅い被写界深度の720P動画の世界を楽しむもの
パンフォーカスならHDVカメラが2台あるわけで、広角も魚眼もワイコンあるしね(関連記事)
なお、眼といえば同じくトキナーのフィッシュアイ
魚眼は使用頻度が少なそうで、なかなか手が出しにくいのでGRとワイコンでも撮ってきましたがこのクオリティはやっぱいいよね
ニコン純正の単焦点10.5mmのほうがF値も明るく魅力あり
続けて、ニコン純正マクロで試し撮りするものの、写りや操作性はグッドなんですが、50mm以上はやっぱり常用には長い
D90+ニコン60mmマクロ
新しいシグマの50mmF1.4もよさそうだが、こっちはどっちかといえばD90よりも5D用にほしくなる
D90+シグマ50mmF1.4
SWMやHSMのソニックモーター搭載レンズのAF静かだしフルタイムAFはできるけど、フォーカススピードそのものは特段早いわけでもなし
ただニコン105mmマクロはさすがにでかくて写りもよさそうでVRも効いて、ポートレートとしては抜群な写りが期待できそうなものの今回のターゲットではありません
フルサイズのメインカメラがニコンだったら、間違いなくほしくなるレンズだな
つづいてマップカメラ・・・コンフロアははじめてだったかな?
中古の棚を眺めつつ、なんか種類が少ないね~という印象
ニコンフルサイズブームで入れ替わりが激しいんでしょうかね??
店員に頼んで、新品棚と中古棚から候補のレンズを出してもらって、カウンターでファイナルアンサー
最終候補
- トキナー35mmF2.8マクロ(AT-X M35)
- シグマ30mmF1.4 HSM
- シグマ17-70mmF2.4-4HSM
- トキナー12-24mmF4(旧型124)
- トキナー11-16mmF2.8(AT-X 116)
トキナー35mmは、D90につけるとジャストサイズでホントかっこよい
マクロ域でなければフォーカスも速いし、ライブビューでのMF合わせもシグマ30mmより感触がよい
D90+トキナー35mm
対するシグマ30mmは、キヤノン20Dで使い勝手のよさは経験済みながら、D90とのコンビだと、ちょいとずんぐりなルックスが、M35かっこよさに負ける
また、シグマの17-70mmHSMは、手ぶれ補正がないことがDムービーでは純正より使い勝手が劣りそうだし、HSMだけどフルタイムMFができないのが残念
トキナー 11-16mm
うーむ・・・11mmの広角域はやっぱりナイス
明るさもF2.8だし、Dムービーでの広角撮りやフォーカスリングもいい
スチルでふつうに使っても、5Dの17-40とは一段明るいし、5Dを28-70で持ち出したときの組み合わせとしては悪くない
一方で12-24のF4も広角から35mm域がDムービーではかえって使いやすそうだったりする誘惑はあるんですが、値段も高いし、最終的には広角レンズは魚眼と含めて再考することにして、最後はトキナー35mmかシグマ30mmに絞り、持参したウルトロン40mmと比べてみた上で、トキナー35mmに決定して一見落着。
今回は試させてもらわなかったけど、ツァイスの25mmはかっこいいすね
(こいつを買ったら、変換リングで5Dと共用できるな・・・)
そんなわけで、お金払ってレンズをつけて外にでます
D90+トキナーM35 F8・1/250秒 ISO200
帰りがけに、さきほどお世話になったヨドバシで、予備バッテリーと液晶保護フィルムやらストラップを購入して義理を果たす(^_^.)
ボケ味重視のDムービーを主眼にチョイスした35mm単焦点レンズですが、カメラにつけちゃえばやっぱりスチルがメイン
絞って撮れば、トキナーM35の解像感は期待どおりの単焦点品質
ピクチャーコントロール「風景」
D90+トキナーM35 F9・1/320秒 ISO200
解像感云々よりもキヤノンのピクチャースタイルとまた違ったなんとも青い空ですね
こっちはスタンダード
D90+トキナーM35 F9・1/320秒 ISO200
キヤノン40Dのように、ピクチャースタイルの専用ボタンがないのが残念ですが、D90は、マウント横のボタンに「+RAW」を割り当てるカスタマイズを施すと、通常はJPEGモードにしておいても、ワンボタンで次の1枚だけRAWで撮ることができます
(D200では、スポット測光に割り当ててましたけどね)
ライブビューや動画、ゴミ取りのように判り易い新機能よりも、こういった細かいところの使い勝手のよさが最新機種の魅力ですね
まだまだ2日目だけど、マイカメラでははじめてのゴミ取り機能で青空が気兼ねなく撮れるようになりそうです
D90+トキナーM35 F9・1/320秒 ISO200
35mm×1.5倍=約50mm
D90+トキナーM35 F3.2・1/40秒 ISO200
ウルトロン40mmや50mmF1.4Dのような被写界深度は期待しづらいし、手ブレ補正もないし、室内で撮るのはF2.8では高感度に頼らざるを得ないけど、35mm単焦点は室内スナップでも撮りやすい
D90+トキナーM35 F3.5・1/60秒 ISO400(スピードライトSB400)
ニコンには小型のバウンスストロボも持ってるから、明るさはこれで十分
このまま、目のアップまで近寄れるのがマクロレンズをチョイスした利点でしょうね
シグマの30mmだと、ここまで寄るのが精一杯だし、開放だとピント浅すぎるしね
次回、M35の驚異?の近接能力編へ
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