M80活用術~アルバムビューワー(画像整理・準備編) [ACCESSORY]
「メディアストレージM80」の導入動機の本命。アルバムビューワーとしての活用編
前回ネタの、手間のかかりそうな動画ファイルのアルバム化は後回しにして、まずは、10年分のデジカメ画像ファイルをM80のHDDにコピーして、電車の中や暇なときに見られるようにしようかな
M80の3.7インチのVGA画素の液晶画面でみる写真は外光には弱いけどキヤノン製品の液晶としてはなかなかにいい感じ
画質調整機能も一切なく、液晶モニターの照度しか調整ができませんが、昔のVGA記録のデジカメ写真も5Dの1280万画素のRAWも画質の違いも表現しながら表示してくれます
もちろんVGAサイズなのでブログの画像と同様に拡大しなければ、画質の粗さ等は目立たないのですが鑑賞用としては却って好都合
ただ、M80の80GBの容量に収めるには、あらかじめパソコン上でセレクトするかリサイズするしかありません
そうはいっても、よさそうなものだけセレクトするのって面倒なわけで、ここは横着して、パソコンのマイピクチャに年単位であるフォルダ内の全部の画像を一気にリサイズしちゃえっていう作戦でございます。
別の方法としては、何もしないままパソコンから撮影サイズのままコピーして、M80に取り込んでから不要なファイルを削除したりするっていう方法も考えたんですが、過去の写真を等倍で鑑賞したくなるようなナイスな写真ばかりでもないわけで、まずはなんでもかんでもリサイズしましょうかね
さて、まず先にM80の特徴
USBでPCに接続すると、「HDD部」・「カード1(CFスロット)」・「カード2(SDスロット)」とそれぞれ別のリムーバブルディスクとして認識されます
HDD部を開くと、5つのフォルダが見えます
BACKUPフォルダ
M80のカードスロットから画像をバックアップされるところ
カメラから取り出したカードからバックアップを実行すると、「取り込んだ日付+連番」のフォルダが作成されて、カードの中身がまるまるコピーされ、フォルダが冒頭写真のようにサムネイル表示されます
また、このフォルダ内であれば画像や動画、フォルダは削除や移動ができるんですが、M80上ではパソコンと同じように下層フォルダを分割したりする整理は一切できません
なのでこのフォルダ内でフォルダ操作をするにはパソコン上での操作するしかない場合が多く、このあたりがM80には不満に感じるところ
IMPORTフォルダ
取扱説明書によれば「パソコンからのデータコピーはここを使え」って書いてあります
PCのハードディスクで事前にコピーする準備をしたあとで、ここにペーストすると、M80上でブラウズすることができるんですが、ここに置いたフォルダや画像は、削除以外の機能はM80では一切できない仕様
しかも、ここのフォルダではサムネイル表示もできず、お気に入りショートカットへの登録もできない
その他のMOVIE、SOUNDはそれぞれ動画や音声ファイルをコピーしておけば、ホーム画面からアクセスできるところ
M80にコピーする画像の準備
まず80GBのうち実際につかえる容量は74GB程度だし、全部つかっちゃったらバックアップ機能もつかえないし、動画フォルダも入れようかと思ってるので、10年分をなんとか40GB程度に収めたい・・・
過去の写真をチョイスすればいいんでしょうが、そんな面倒なことをやる気力もなし・・というわけで、とりあえずファイルサイズを小さくすべく、Photoshopのバッチ処理で、リサイズをかけてみることにしました
とはいってもいろいろ準備することもありますが、以前のデジカメ画像のファイルをみる機会ってなかなかないわけで結構たいへんでした
このあと文字ばっかり続くので過去カメラの写真を載っけてみます
1998年 Panasonic CoolshotMEGAⅡ
(1)フォルダ名・ファイル名
M80では何にもできないし、サムネイルもないので目印になるためにフォルダ名に日付やイベント名がないとわかんなくなります
うちのHDD内には、年単位フォルダの下に日付別のフォルダが並んでます
通常は「日付+イベント名」フォルダにしてるんですが、いざ見返してみると、日付名だけだったり、コピーしたままになってたりで、フォルダ名整理やファイル名をリネームしたりする「下作業」が必要でした
リネームやフォルダ整理には、FinepixViewerが活躍
フォルダにある画像のExifデータからのリネームや自動日付フォルダ分割等
日付時刻時分秒にすることで、重複ファイルを削除したりとか・・・
そんなわけで下ごしらえをするのに結構、手間とりつつ、サムネイルをさらっと眺めながら、故ベベの写真があったら、別フォルダに抜き出したりと寄り道もしちゃいます
1999年 Finepix700
(2)不要ファイルの削除
M80では表示できないファイルの種類を検索して一括削除
フォトショップのPSDファイル、GIF、動画、PicasaやThumなどのキャッシュ用のファイル等を削除して、基本的にJPEGだけを残します
実際には、過去メール用にリサイズコピーしていた重複ファイル等の削除が必要なんですが、ここはM80でみながら削除していくことにしました
注意が必要だったのは、ICCプロファイル設定しているフォトショップファイル(psd)で、バッチ処理のときにファイルを開くときにプロファイルの確認をしてくるですね
どのみち、psdはM80で表示されないので、「.psd」の拡張子ファイルも検索で網にかけてDeleteしちゃいます
デジカメ動画用に「Movie」とか当時メール用にVGAにリサイズした「mail」ってサブフォルダは残ったままになりますが、こいつは後でM80上で削除することに
2001年 Finepix700
(3)一括リサイズ
一括リサイズはPhothosopでバッチ処理のアクションを組んで、一気に上書き保存する作戦に・・・
たしかエレメンツだとバッチ機能はついてないはずなので正規版のフォトショップの機能だと思います
あらかじめ、横サイズを2000ピクセルにするアクションを組んであるので、それをバッチアクションとして、フォルダを指定し(サブフォルダも全部指定)て実行すると、あとは全自動でフォルダのなかのファイルを開いてリサイズし、上書き保存して、次々と処理していきますから、あとはそのままにして練るだけ
実際には前述のとおり、psdを消してないとそこで止まってたりしたんですが手間いらず
他のビューワーソフトでも一括リサイズ機能はついているんですが、ほとんどはフォルダ単位でしか実行できないでこんなことやってたらたいへんです
画像サイズはVGAにしてしまえばいいんでしょうが、先行きハイビジョンモニターで見られる素材ということでとりあえず長辺を2000ピクセルにした300万画素にすることにしました
4:3なら2000×1500の300万画素、3:2のデジイチなら2000×1333になりますが、2005年くらいまでの画像はビデオカメラのメモリ記録のVGAや80万画素、130万画素の写真も多いので、 そのあたりはそのままリサイズせずにコピーすることにしたので、実際にバッチ処理で変換したのは2006年、2007年のデジカメ画像だけで済みました
2003年 Finepix6800z
6800zって300万画素なんですが、見返してみるとほとんど1280×960で撮ってたみたいです
当時は、ハイビジョンテレビやモニターが200万画素になるなんて想像もしてなかったんですが、M80に移すには好都合
どっちにしても3型「大画面液晶」なんて言葉がでること自体もねぇ~
その頃つかっていたビデオウォークマンでも、4型、6型でしたけどね
デジカメ以外にもVGAサイズのビデオカメラのメモリー記録も多い
2001年 SONY DCR-VX2000
30万画素×RGBの3CCDのカラーフィルターがないこともあって、ストロボレスで暗所には強く、手ブレも強力だったのでもっぱらホームページ用の素材撮り用に活躍してました
色味はもうひとつふたつですが、いまどきのコンデジのISO400、800よりは、まともに写るような感じもあります
おまけ
ホームページ用の素材 http://bebe1998.net/
最近はデジカメとこのブログばかりで、と更新していませんが、この頃はデジカメはあくまでも素材撮りツールでした
プロジェクター用にコッキンのLBフィルター
関連コラムです。読み返すと懐かしい・・・
こいつは愛用CDPと真空管のヘッドフォンアンプValveX(2001年8月)
CDプレーヤーのピックアップ部分
デジタルカメラもいじる楽しみがあったりするとそれはそれで楽しいんでしょうが
映像のアナログとデジタルが混在するDVD登場時期
初代のSONYのDVDPやらHi8、DVデッキ、S-VHSにスカパーチューナーやら・・・・
AVアンプはNakamichiでした。「地アナ」GCRチューナーもありましたかね
というようなわけで、1998年~2007年までのM80にコピーする画像ファイルを20GB程度に収める作業完了
この頃は、240MBのMOにバックアップするのでもなかなかたいへんだったんですがね
こうしてM80に吸い込まれた画像は、外出先のよい暇つぶしになりそうです
お金の掛かる趣味ばかりネ
by タン・ロン (2008-12-06 00:05)
クルマ道楽、女道楽に比べたらね・・・ゴルフも酒もやらないオタク系おやじです
でもまあビデオとオーディオ・ビジュアルはのめり込むとカメラよりは・・・ですかね~
by bebe (2008-12-06 14:15)