D40 Xmasイルミネーション VR高感度とマニュアルニッコール [Nikon D40]
この冬4回目の「みなとみらい」の電飾Xmasツリー
GRD編・F100fd編・G7編は、いずれもミニ三脚での低感度長秒でしたが今回はニコン軽量D40での手持ち撮影なり
コンデジと違って、動画やセルフタイマーの飛び道具はないんですが、F2レンズと「より鮮やかに」が武器でしょうかね
D40 MFニッコール 28mmF2
マニュアル露出 1/30秒 ISO400 WB電球 「より鮮やかに」
この日は日中、ホテルでの会社のちょっとしたイベントの世話役と撮影係りを仰せつかったので、帰りにこのツリーをまた撮ることも想定してデジイチを選定
さすがにスーツ姿でカメｒバッグやバックパックを背負って通勤するわけにもいかず重くてでかい5Dを持っていく元気は毛頭なく、さりとてシグマ30mmF1.4も質入しちゃった20Dにも出番はない
ってなわけで、消去法でニコンD40
ホテル内の照明は暗く、F2以上の明るいレンズのほうがいいことはわかってるんですが、F2ウルトロン40mmやMF28mmでも画角は足りないかもだし、そもそもMFで撮ってる余裕があるかどうか・・・
てなわけでVR仕様のキットズーム18-55mmをつけたD40をなんとか通勤カバンに収め、満員電車でつぶれないように持って行きました
正直きつかったけど、D40サイズならB5ノートPCといっしょに収まるもんですね
ホテル内レストランの個室での撮影は、やはり手ブレ補正ありとはいえF3.5-5.6のズームだと感度を上げてもシャタースピードが1/30秒を切っちゃうわけで、例えば乾杯だとか、表彰状を手渡すお辞儀のシーンでブレちゃうとかで結局、ポップアップストロボ発光させてSO400～1600でまあなんとかってところでしたかね
案の定、ポップアップストロボは影もでちゃうしで、ニコン用のクリップオンストロボもってればよかったんでしょうけど
18mm F3.5・1/50秒 ISO800
ホワイトバランスも微妙なので全部JPEG＋RAWで撮影
現像をシルキーピクスのフリー版でWBやノイズ低減処理をかけてから最後はいつもながらのフォトショップでトリミングや微調整の補正でなんとか格好はついた感じで
天井の高いとこだとバウンスも使えないから、そうそう、こういう機会はないでしょうが、ニコンのSB-400ってのがサイズ的によさそうです
そんなわけで世話人のお仕事終わって、帰りにツリー広場へ立ち寄ります
GR、F1000fd、G7と違って、動画撮影機能などのオマケは当然D40にはないわけで、今回のテーマは感度400～800程度とVRレンズでの手持ち撮影の画質
28mm F3.5・1/15秒 ISO400
6MのAPS-CイメージャーのD40はもともと800以上の高感度は、ちょいと期待ハズレな感はあるものの、感度400なら充分許容範囲
解像感は、さすがにフルサイズ5DとウルトロンのようなわけにはいきませんがオールドニッコールとD40でもまずOKで、1/15秒での微妙なブレもほとんと吸収されてる感じだけどここにも甘さはありそうです
RAWで撮ってたのでSilkypixで現像
機能制限の多く、プリセット以外のWB調整ができないフリー版なので、グレーポイントツールでいじってみました
感度800の1/13秒は油断するとご覧の通り
18mm F3.5・1/13秒 ISO800
感度800でもコンデジの400よりは数段安定してるのは確かですが、MFのピントがあってないのと吸収しきれなかった手ブレはごまかせまえんね
続いて、コートのポケットにいれてあったF2の28mmニッコールに交換してマニュアル露出
28mm F2・1/30秒 ISO400
ちょいとアンダーですが、マニュアルフォーカス精度と1/30秒の手ブレ回避はまずまずかな
交換はレンズが小さいので立ったままでもやりやすいもんです
VR標準ズームと「より鮮やかに」
18mm F5.6・1/15秒 マニュアルモード
中央重点でツリーでAEロックかけると暗すぎたり、さりとて普通に撮ったら、例によって明るめの露出になるのがD40の特徴のひとつ
ほかにも何枚かJPEGオンリーで撮りましたが、いずれも手ブレは目立たないレベル
ミニ三脚も不要だし、このツリーは撮り飽きたこともあって写欲は沸かずで、あっというまに数枚撮ってこの場を退散
標準ズーム
18mm F5.6・1/15秒 ISO400
F2・28mm単焦点
28mm F2・1/30秒 ISO200
28mm×1.5倍の28mm爪付レンズ
マニュアルモードで絞りはレンズ側で一段ごと、感度はダイヤルで調整できるのでいったん露出をあわせてしまえば後は、D40のいまひとつの明るすぎる露出よりも、MFニッコールのほうが撮りやすいかも・・・などと思いつつ、例によって観覧車
おまけは例によって「観覧車」
撮影モードはJPEFファインラージで、「鮮やかに」
D40は露出がなんでも明るめにでるのでどっちのレンズでも「M」モードで撮りました
18mm F3.5・1/15秒 ISO800
この時間に帰り支度してること自体が面倒くさいものだし
18mm F3.5・1/15秒 ISO1600
感度400 1/20秒 ISO400
ま、そんなわけでVRズームとF2レンズ
電飾豊富な飾りつけを撮るにはどちらも問題ないんですが、人物をいれちゃうと、手ブレ補正よりも高感度、手持ち撮影ができることがD40の持ち味でしょうね
このすっきりとした画を見ると、やっぱり一眼っていいな、って
思います。 28mm の暖かい描写も良いですね。
by luka (2008-12-02 00:05)
すっきりですか、そういわれるとそんな印象もありますね
D40は、画像回路ももとのCCDも中途半端な感もある分だけ撮っていて楽しいカメラかもしれません
バウンスできるストロボを試してみたいんですがSB-400ベストチョイスですかね
by bebe (2008-12-03 00:42)