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5D+Fマウント・135mm [EOS 5D]

ニコンF-EOSマウントアダプターの試着第二段

じいちゃんから「F」といっしょにもらった135ミリのF2.8です(関連記事auto135.jpg

D40でつかったとき(関連記事)には、実焦点距離も1.5倍の200mm相当ということあって フォーカスエイドをつかっての合焦もなかなかシビアだったし、露出も完全マニュアルになるため、すんごく時間が掛かるので、ずっとお蔵入りになってたレンズ

今回、電子接点付のマウントアダプターとフルサイズとのコンビでどうなるか?

 


電子接点付マウントアダプター
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レンズとは一切電気的な接点がないので、おそらくこの接点部分のチップに5Dを「だます」信号が埋め込まれてるんでしょう

 

 

ともあれ、この接点チップのおかげで5Dに装着したときの使いやすさが、D40に比べると劇的に向上するわけで20080913-071318.jpg
爪付の絞りリング付のオーソドックスなニッコール

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この古いレンズも箱に入ったまま数年間、紙の箱に入っていたわりには、もともとと風通しがよいのか、湿度環境がいいのか、カビやクモリもないようで、お店だったらBクラスくらいなのかな?

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F2.8と明るいわけじゃないのでサイズもタムロン90mmくらいで、5Dに取り付けるとなかなかバランスはグッドです


D40でつかうときと5Dとの最大の違いは、露出制御が働くこと
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1/2500秒 ISO400 -0.3EV 分割測光

レンズのリングの絞り位置に応じた、絞り優先で露出はカメラ任せ
もちろんEV補正は測光方式も普通どおり

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1/500秒 ISO400 -0.3EV スポット測光

撮影後にPCに取り込んで、フォトのつばさでExifを確認してみると、電子接点付チップの秘密がちょいと分かりましたexif.jpg
レンズがAi-sだろうがCPUなしのニッコールであろうが、関係なく、「焦点距離50mm」「F2.0」となるようです

前回のウルトロン40mmF2のときは、開放F値が表示されるんだなと思ってたけど違いましたね。
謎だった40mmなのになぜ50mmになるのかも疑問解消

ともかく、 撮影モードとEV補正量、測光方式、ISO感度はカメラ設定に準じた絞り優先がつかるのがD40に対する大きなアドバンテージ

ようするに絞りが「実絞り」なので、絞るとファインダーが暗くなるのを除けば、あとはフォーカスあわせてシャッターを切るだけ


5Dでのフォーカスエイドは、Ai-sのウルトン40mmと同じく、フォーカスリング回して目測で合わせていけば、測距ポイントで合焦したおきに、赤い点滅と音でお知らせしてくれるわけで、ややかさついた感じながらも適度な粘りのあるMFレンズのフォーカスリングで合焦まではものの1秒から2秒くらいでピピっとお知らせ

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1/400秒 ISO400 -0.3EV 分割測光

フルサイズでつかう135mmは、タムロン90mmの1.5倍なので、20Dでつかう90mmとほぼ同じ

ま、写りそのものはクラシカルというべきか、AFの効くタムロン90mmに比べて特段のアドバンテージはないんですが、理屈としては同じF2.8でもフルサイズでもボケ量は多いわけだし、絞ってもそこそこボケが残ります

こうなるとやっぱり、次なる目標は、予定通り、USM駆動のAFが効く135mmF2のLレンズがほしくなってきます

もっとも、135mmの中望遠より90mm単焦点マクロのほうが使い勝手はいいし、なにより「寄れる」タムロン90mmのほうが守備範囲は圧倒的に広いはずだし、軽量小型のメリットもありますかね


タグ:5d ネコ撮り
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