5D 「快速MF」 40ミリパンケーキとD40 [EOS 5D]
ちょいと寸詰まりの感じはしますが、さすがに軽量で普段使いにぴったり
もともとD40をコンデジに近づけるために買った割には、低照度のオート露出がつかいものにならないD40のせいで、このところ出番のなかったレンズが、マウントアダプターのおかげで陽の目をみることができてめっけもの
フルサイズの「純40ミリ」も使いやすく、フォーカスリングの感触と電子音での合焦が確認できる「快速MF」仕様
AFレンズならなんてことないこれくらいの距離は、5Dくらいのファンダーだと、視力頼みで合焦させるのはかなりきびしいものの
電子接点アダプターのおかげで、開放F値でも充分つかえる
EOSViewerで確認してみましたが、フォーカスポイントは記録されていないみたい
絞り優先で、感度を合わせて、レンズの絞りリングをまわせばあとの露出は賢いEOSがやってくれる
D40でつかうと、ちょいと長めの40mmも5Dだと全然違ってきます
唯一の難点は、絞るとファインダーが暗くなるところだけど、晴天屋外なら問題なし
すんごくキレのよい写りってわけではないけど、単焦点なりの写りで景色撮りもOK
ピクチャースタイルについても、これからまだまだ特徴を掴んでいきましょうかね
マニュアルフォーカス
多少なりとも修行を積んだ甲斐もあって、フォーカスリングもLズームやタムロン90ミリとは比べ物にならない滑らかさ
「ありんこ」狙ってフォーカスロックも一発で決まったし
中央部ピクセル等倍
「あげは蝶」も、この画角でのピント合わせなら、充分に合格点あげちゃう
素早いフォーカスあわせが求められるキッズスナップも、D40よりもずっと速い
35ミリでも50ミリでもない40ミリ・・・
17-40F4Lのテレ側と同じだけど、2段分は深度が違う
そんなわけで、ファインダーが大きくなって見やすくなった5Dのマニュアルフォーカス
マニュアル仕様のD40+28mmF2と5D+40mmF2
似たりよったりの画角ですが、ファインダーの違いは全然違うし、フォーカスエイドのつかいやすさも5Dのほうが快適
D40とMFニッコールは、液晶モニターで確認しながらの露出合わせが必要だし、輝度差の変化が大きい晴天だと、正直、長年の経験が必要になりそうなのがD40(関連記事)
※残念ながら28mm・F2のニッコールは、アダプターリングが使えませんでした
MF・MEの感覚を磨くのなら、D40+MFニッコールのほうが「道楽度」は高いかも
こんなレンズもかっこいいし、5Dと変換アダプターでAi-sが共有できるのも今後のお楽しみかも・・・
なおD40の「爪の垢」でも煎じて飲ませたいくらいひどいのが5Dの液晶モニター
露出精度はカメラ任せでフォーカスに専念できるものの、撮影後にヒストグラムやゼブラで露出を確認する機能もD40のほうが上というのが唯一の気に入らない点ですね
とまあ、つかいはじめると評判通りの不満な点を自分でも確認しつつある5D
それでも、リングUSMの「超特急」17-40LズームやAF・MF両用のタムロン90mmもいいけれど、マニュアルリングで合わせていくスローライフな撮影はやはり楽しいわけで、フォーカスエイドに頼らずとも、ビデオのような「ピン送り」もそこそこいける5Dのファインダー
5D用の常用単焦点レンズとして、50ミリのF1.2とかほしい気持ちになってたけど、当面はこれで解消
まずは、オプションの明るいレンズ用のフォーカシングスクリーンに取り換えてみましょうかね
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