G7 その2「高感度」 [G7]
前回につづいて、じいちゃんのキャノン・パワーショット「G7」
イメージャーは、GRデジタルと同じ1/1.8インチクラスの1000万画素のCCD。
GRデジタルがⅡになって、予想どおり800万画素から1000万画素に増えたせいで、感度のS/Nが悪化してると、安易なノリズリダクション機能追加でごまかしてきてるの日々感じてることもあって、所詮このサイズのCCDの1000万画素ってのは、キャノン自慢のDigicⅢのNRの処理や(おそらく)自社開発のCCDをもってしても、ISO400以上の高感度の画質が実用に耐えうるかどうかについては、「疑い半分、期待半分」です
じいちゃんにG7を薦めるにあたって、「デジカメWatchのG7レビュー記事」のサンプル画像でチェックはしてたので800の高感度はきびしいのは承知してたんですが、じいちゃんの場合は、屋外の景色しかほとんど撮らないし、ビデオは三脚はつかっても、デジカメの撮り方も犬を連れて片手で撮ったりするので、高感度云々よりも広角、望遠についても手ぶれ対策モデルがよかろうっていう判断です
・・が、もし自分でもGRと交互につかうとしてG7の有効性を考えると、ズーム・手ブレだけでなく、室内での感度400がそこそこつかえるかどうかというのは気になるところです
で、さっそく撮ってみたのがこれ
あらら・・・想像以上に悪い
これじゃ、GRと変らないじゃん
「犬」
日中の室内。外は雪であんまり明るくないので、ちょろちょろ落ち着きのない犬を撮るには、感度は400でもまだ足りないけど、G7のズームつかってこんな感じ
もひとつ感度400 ふたたび最望遠開放 F4.8・1/40秒
感度400は、まあなんとか許容範囲だけど、FinepixF10の800と同程度か、ちょいと落ちるくらい
こいつはGR
感度80 F2.4 1/6秒
ホワイトバランスあってないし完全に被写体ブレ
GRの高感度は試す気にもならず・・・
犬が動かなきゃ、感度を下げて手ぶれ補正でG7に軍配なんでしょうが、今回の印象では、リコーv.sキャノンの感度対決では引き分け
とはいっても、G7はズーム搭載の手ブレ補正
景色を撮ったり、ある程度明るさがあれば、いい感じ
絞り優先F4・1/320秒 中央重点測光
電動ズームで電車を追ってみましたが、やっぱりこういう動きのあるのは難しい
おまけ
画質がどうのこうのじゃなくて、G7の電子のシャッター音が雰囲気がでない(あたりまえ)っていうんで、けっきょくD40でデジイチを買いなおした父親撮影フォトにて
感度1600
比べちゃいけないけど、低照度のD40は強いすね
G7は、屋外・景色で本領発揮
あとは、いちど三脚据えて、夜景を撮ってみたいものです
うーん、比べちゃいけないけど、これはちょっと。
まぁ、屋外持ち出し専用と考えればいいのかもしれないけど。
by luka (2008-02-15 11:26)