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D4液晶テレビ WMV再生 [HDV(HDR-HC1)]

大晦日に帰省し、実家のSHARPの液晶テレビを見て、触ってきました。
今後の我が家でのモニター入れ替え時の事前調査です
画質云々よりも、パソコンモニターとしてHDV動画やデジカメ写真モニターとしての使い勝手等を試してみました

液晶テレビは、シャープのLC-32BD1です
http://www.sharp.co.jp/aquos/lineup/bd1/index.html?type=1&name=32bd1


パネルは、亀山工場のD4(1,366×768)なので、いわゆるフルスペックモデルではありませんが、公称視野角176度と謳うだけあって、横からみても輝度の落ち込みや反転はなく、まず最近の液晶モニターの進化を感じました

 

とりあえず、FX7をD端子でつなぎ、撮影してきたばかりの富士山を再生してみましたが、動きの少ない映像では、ぱっとみなんら不満は感じられません

・・が、撮影中のゆっくりしたズーム時には、動きボケなのかI/P変換がうまくいかないのか、「じらじら」っとしたノイズがいつもみているCRTよりも、目に付いたのが唯一気になる点です。
手持ち撮影時での細かい画面ブレなんかも、同様です


PC&WMV再生
さて、今度はPCとつなぎ、WMVに変換したHDV動画ファイルの再生の画質と使い勝手のテストです。

事前調査が不十分で、まず準備していったアナログのVGAケーブル(5m+3m)をつなごうとしたら、液晶テレビ側は、DVI端子しかないことがわかり、電器屋で変換ケーブルを調達。

PC側もセカンダリのDVIからD-Sub変換アダプターをかませ、クローンモード(パソコンモニターも液晶テレビにも同じ画面が映る設定)にして表示してみました。
パソコンは、自作して送ったキューブタイプのマイクロATXに15インチのXGA液晶をソファ横に設置しています

ちなみにCPUはセンプロンの1.8GHzにメモリ512MB、グラフィックはAGPの128MBの5000円くらいの安いタイプですが、2D再生スペックとしては必要十分です

自宅サーバーから、父親や友人用にストリーミングでみられるように保存してあるWMVの720や1080に変換済みのファイルを再生してみると、すんなり綺麗に映りました。

問題はアスペクト比
クローンモードで表示させているので、液晶テレビ側のアスペクト比を変える必要があります

このシャープアクオスは、「フル」・「シネマ」・「DOT BY DOT」が選択可能

グラフィックの出力設定をクローンにしているため、入力の解像度はXGAの4:3ままなので「フル」だと、横伸ばしの状態になり、このまま全画面表示にすると上下がカットされたレターボックスのまま、さらに横のびになります

そこで、テレビのアスペクト切り替えで「シネマ」を選ぶとズームされることにより、画面いっぱいに正しいアスペクトで表示されます

ちなみに、動画だけでなく、デジカメの静止画ファイルのスライドショーも同様に表示させれば、16:9に上下はカットされるものの、ゆがみもなく全画面表示が可能です。

ただ、この液晶テレビ側でのズーム機能をつかう状態だと、PC画面の上下部分が隠れているため、スタートメニューやウィンドウを閉じるボタンなどが隠れるため、アクオス側だけでパソコン操作するときには、液晶テレビのリモコンで、画面アスペクトをフルまたはドットバイドットに切り替える必要があります。
通常は、パソコンの液晶モニターで操作するので問題はないはずなんですが、後述するように、ちょっと難点があります

いずれにせよ、WMVの画質に関しては、720も1080も大差なくコマ落ちもなく、さしあたっての不満もありません
いずれにしても、神奈川で撮影したテープ「孫ビデオ」をPCでWMVに変換してサーバーにおいておけば、すぐに三重県で普通のテレビで見られるという、一昔前には想像できなかった便利な時代です。
デジカメ写真も、メール添付などではなく、父親がサーバーからダウンロードしてもらって、ビューワーソフトで再生してもらうだけ

我が家でも、HDVの撮影テープは、ほぼすべて無劣化のままMPEGまたはM2Tの状態でライブラリ化されているので、近い将来、フルスペックHDパネルの液晶かプラズマが導入できれば、さらに高画質な再生&ライブラリ環境が構築できることがわかりました。



当初、2台のモニターのグラフィックの設定をクローンにして、ウィンドウズメディアプレイヤーやWinDVDで再生すると自動的にアクオス側がオーバーレイ(=全画面)になるように設定したのですが、この状態だと、720、1080のWMVではアクオス側の周波数が対応せず表示できないことが分かりました
DVDやVGA以下の動画なら問題ないので、たんに720Pや1080Pが対応できないんだと思うんですね

対策として、アクオス側とPCモニター側の接続を逆(プライマリーとセカンダリー)を入れ替え、オーバーレイ表示をPCの15インチモニター側にすることにより、前述とおりアクオスでの全画面表示させることにしましたが、大きな落とし穴でした。
クローンモード以外も試してみましたがだめでした
もしかしたら、DVIケーブルのままD/A→A/D変換をつかわなければ表示できるのかもしれませんがこのあたりは未検証。


操作手順まとめ
1 アクオスの入力をPCにする
2 画面モードをシネマにする
3 ファイルを再生する(この状態でPC用モニターは全画面になって操作不能)
ここまでは簡単ですが・・・問題は動画の再生が終わって復帰するときに、WMPだと再生が終わっても自動で全画面から通常のウインドウを閉じてくれないため、以下の手順が必要

4 画面モードをフルに戻す
5 アクオスの画面のマウス操作で、ウィンドウズメディアプレイヤーの閉じるボタンを押す
6 PCモニターの画面が普通のデスクトップに戻り操作できるようになる
この5の閉じるボタンのマウス操作が、遠いので果たして父親がみれるのかどうか・・・?
キーボードのalt+Xで閉じる方法もある


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