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いまどきの EF17-40の選択理由 [EOS-1D]

年明けに広角ズームで撮影する用途があり、前からウォッチしていた17-40を中古美品で調達AF6Z7773_DxO.jpg


製造年記号が2004年製と干支が一回り分前の個体ですが光学面や外装も極めて程度のいい品でした

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この17-40のズームは、EOS20Dをメインで使っていた頃には、当時のEF-Sレンズで評判のよかった17-55mm ISに手を出さずに、満を持してて新品購入したはじめての「L」レンズ

その後は、5Dシリーズではスチルもムービーでもつかうようになり、F2.8の明るさと周辺画質を求めて、16-35のⅡ型に買い換えたものの、24-70Ⅱの購入資金の一部に化けちゃったので、この手の広角ズームはひさしぶり

画質や明るさを優先するならこんど出た16-35のⅢ型やF4のISを選ぶべきなんでしょうが、17-40って、なんといっても500グラムに満たないしとにかく軽いんですね

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でかくて重い1DXも総重量2kg以下に収まる上に、装着しても自立するし、全長不変の防塵防滴仕様

さらに軽い6Dと組めば通勤カメラとしてもさらに持ち出しやすくなったり、中望遠の135mmF2メインで持ち出すサブとしても、40ミリパンケーキだと不自由なことも多いので、寄れる17-40ミリは外出先でも便利なことは間違いありません


明るさがF4でIS非搭載ながら、24-70よりも寄れるし、ストロボと組めばF2.8の必要もないAF6Z7736_DxO
EOS-1DX EF17-40mm 

もちろん周辺画質は、過去に自分の撮影した画像を最新のDxOで再現像したりして検証済のとおり、16-35のF4ISには敵わないのは承知の上

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EOS-1DX EF17-40mm 

一方で、16-35mmのF2.8Ⅱとは周辺の流れも含めてものすごく差があるわけでもない

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EOS 6D EF17-40mm  

16-35を手放して24-70にしてからは、24ミリ以下の超広角域は、単焦点の20ミリもつかいましたが、もっぱらEF-SやEF-Mの広角ズームで賄ってきたのでフルサイズ用としてはひさしぶりになります

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EOS 6D EF17-40mm  

個人的には広角ズームは24ミリぐらいだと、16:9にクロップされるムービー用に必要な画角と捉えています

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一方で、APS-Cで使えば標準ズーム代わりにもなりますが、X7とのバランスはそんなにいいわけでもなく、どうせならデュアルピクセルCMOS AF対応の80Dとかで使ってみたいところですが、

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X7 EF17-40mm

そもそも、 次期6Dサイズで搭載されてくるでしょう

 


巷では酷評されていものの、中古で5万円前後で数年間不変の価格帯のレンズ

 

AF6Z7775DLO
1DX DPP DLO ディテール重視

DLOとDxOのレンズ補正は中心部ではどちらもほぼ文句なしで、周辺部は心持ちDLOのディテール重視がいい感じかな

AF6Z7775_DxO (2)
DxO レンズブラー

どっちにしてもDLOでもDxOでもレンズ情報をもとにした補正力の恩恵は大きい

AF6Z7775_DxO
DxO 補正なし

これは16-35のF2.8Ⅱ型でも同じ傾向なので、16-35のF4ISの半額以下で2/3の軽さ

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X7 EF17-40mm DLO

さらに、F2.8のⅢ型からは値段が1/4で重さも半分近いですから風景メインでなければいまでも十分ありでしょう

IMG_4513_DxO
X7 EF17-40mm DxO

一方で、X7と組むと相当に軽くて、夜用でなければ18-55のキットズームより撮っていて気持ちがいい感じがします

20081108-140236


タグ:17-40mm
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