ダハプリズム双眼鏡 [双眼鏡]
観劇用に、広くて明るい双眼鏡を購入
X7 EF28mmF2.8IS USM
いまつかってる9x21が見える範囲が狭いので、嫁さん自身が事前に双眼鏡スペックを調べて候補を絞っていたのを店頭で見比べたりして決めてきた感じです
買ってきたのはフジフィルム(フジノン)のダハミラータイプ KF8×32W
http://fujifilm.jp/personal/binocular/kf/kf8x32w/index.html
倍率は8倍、射出瞳径=4
双眼鏡について調べた「にわか知識」によれば、この射出瞳径が4というのが明るさのひとつの目安らしく、射出瞳径を自乗した16が、双眼鏡仕様の明るさになるっていうことのようです
ま、一眼レフカメラレンズでいえば、F2.8が大口径のひとつの基準なので、それと同じ感じなんでしょう・・・という理解です
あとのスペックでは眼鏡をかけたときの視野確保は「アイレリーフ」で、15mm前後で合格
このフジフィルムのモデルは14.5mmなのでまあOKでしょう
8倍で口径32mmで近いスペックで調べると、各メーカーでいろいろ候補がでてきますが、やっぱり実際にみてみないとね
もうひとつの候補がケンコーの9,230円のポリプリズムタイプ
昔からイメージにある「広げると横に長い」タイプ
勉強させてもらったサイト 「ダハとポロを比べてみたら」
http://bino.hinode-opt.jp/column/dach_porro.html
なるほどね、同じ性能ならダハとポロのプリズムは、価格は倍ぐらい違うことになるらしいので、あとの決め手は横に広がるかどうかでしょう
引用元:双眼鏡の構造 : 双眼鏡を使ってみよう | 富士フイルム
実際、2万円のフジフィルムのダハと1万円のケンコーのポリプリズムを見比べてさせてもらったところ、まったくといっていいほど違いがわかりませんでした
個人的にはケンコーのほうが眼鏡を付けた時に合わせやすかった感じはありましたが、覗いてるときの大げさ感のなさは断然ダハタイプ
レンズも昔からビデオカメラで馴染みのある「フジノン」って書かれてると、PanaのライカやSonyのツァイスといっしょで無印よりもイメージがよいところもあって、フジフィルムに決定
1万円差というよりも値段が倍ということですが、ま、せっかくプレゼントするから同じスペックならいいほうにしましょうかね
というわけで、8倍双眼鏡
35mm換算感覚だと400mm相当になるってことくらいは察しはついてましたが、新宿の街中で覗いてみるとこれが意外というか相当に新鮮で楽しい
400ミリ相当の明るい一眼望遠レンズを覗くという機会はそうそう有るわけでなし、しかも視野が広い
X7のミラーファインダーなんぞと比べるべくもなく、高感度で撮った28ミリJPEGを8倍相当にトリミングしても再現には遠く及びません
そもそも、一眼レンズのように絞りという概念がなく、被写界深度が深いのに明るくて、距離感の違いが3D映像のように見えるんです
かなり強引ですが、再現を試みるとこんな感じ
28mmレンズ(35mm換算ではほぼ1倍)のフィアンダーイメージ
双眼鏡の8☓32の接眼イメージ
実際にはもっと違いがあるし、こんだけ離れててもマニュアルフォーカスでばっちりいけそうな感じです
翌朝も楽しくて、月をみたり普段撮っている景色をみたり、みてるままのイメージで写真が撮れたらどんなにすごいことかと思いながらまだ遊んでいます
双眼鏡の世界も、ISやVR付きもあるし、倍率が上げて明るさをキープするのはコストがかかるのは同じ
ま、使ってる方にはどってことないふつうのスペックなんでしょうが、40万ドットの液晶ビューファー で満足してる人が、5DMarkⅢのファインダーを覗いたときと同じような違いを感じました
自分用にもっと高スペックなものがほしいなと調べてみたところ、やっぱりそこは光学製品なだけあって、70-200のF2.8が買えるくらいのでおいそれと手が出せる値段ではなさそうでした
そんな感じでお盆金曜日の新宿西口
双眼鏡買って、マップカメラのとなりの「ねぎし」で牛たん食べて
普段はひとりのサザンテラスを息子と歩き
X7 EF28mmF2.8IS
はじめてのここのクリスピーでデザート食べて、
普段よりも相当に空いてる小田急電車で帰ってきました
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