TAMRON A09ズームと高感度EOS

初代5DでEOSデビューしたばかりの写真部員とレンズを取替えっこしてみました
うちからは16-35とULTRON40ミリを貸し出して、代わりにタムロンの定番28-75mmを借りてみました


このレンズは、自分も初代やMarkⅡのときに一度つかってみたいと思ってた一本ですが、その頃は純正Lにこだわってた頃なので重~い28-70Lをチョイスしたんですよね（バックナンバー）

正直なところさほど写りに期待感があるわけではありませんが、フルサイズの70mmあたりの焦点距離レンズが手元にないので、軽いし安いし自分も一本持っててもいいかなと思ってた次第


75mmF2.8 1/80秒 ISO2000

とりあえずライブビューMFで寄ってみましたが、やっぱりフルタイムMFがつかえないのが操作性の点でいまいちかな

翌朝、ピンずれチェックしたらテレ側が少しだけ前ピンな感じだったのでマイクロアジャストメントで調整して遠景テスト

F7.1  DPP ピクチャースタイルオート
純正レンズではないので収差補正や周辺光量も効かず、もちろんDLOもつかえないので絞りはそこそこにしましたが解像感はもう一歩だし、周辺にいくほど流れていく感じがありますね

AdobeのCameraRAWでレンズ補正を掛けてみましたがとくに大きな改善効果もなく

Kiss4につけてみてももひとつ冴えない

それでも、28-75のズームはこれ一本って感じがいいすね
タムロンもVC付の24-70が出てるし、純正24-70も軽くなったにⅡ型がでてくるようだし

MarkⅢに乗り換えた後に、単焦点の大口径＆解像力を捨てて、ズーム＆高感度を撮った身としても、安くて軽いからとこいつを常用にするにはちょいとね～

60mm F4 ISO6400

この日は神社のお祭りでLX7といっしょにタムロンズームを付けて行きましたが、MarkⅢの高感度のおかげで、暗いF2.8ズームでもそれなりにバッチリ撮れました


28mm F2.8 ISO6400

新しいLX7がF1.4のレンズを搭載して、高感度400や800が実用的とはいえ、最新フルサイズセンサーの基本性能とは大違い

さすがに6400になると、NRをオフにしてるとノイズが浮いたりしますが、それでもLX7と同じ画像サイズにリサイズしたらLX7の感度400程度と同等以上

そうして考えると、揃えておくべきは、やっぱりベストチョイスは24-105あたりなんでしょうね


そんなわけで、タムロン28-75
マクロ機能にはさほど魅力を感じない身としてはやっぱりもひとつね