LX7~JPEG画質 [LUMIX G/LX]
日曜日。マンガを読みにいきたいってので川崎市民ミュージアムの図書コーナーへ
LX7 (RAW Silkypix3.0SE)
アンダー露出だったのでRAWから露出補正かけてます
新型RAWはDNG変換もできなくてCameraRAWがつかえないので付属のSilkypixで露出補正かけただけ
スタンダード画質からシャープネスとノイズ低減効果を最低にしたJPEGと比べてみると、シルキーではシャープネスをナチュラルあたりがほぼ同じ感じ
Pモード プログラム線図 解像優先・超解像弱
ダイナミックレンジはあまり期待できませんが、マイナス0.3EVでおおむね好みの露出に仕上がる印象なので、シャープネス設定さえ決まればRAW現像要らず
おまかせiA i風景
暗部補正も効いて、シャープネスも強めにかかり、ぱっと見、見栄えのするコンデジらしい仕上がり
JPEGとシルキー仕上げ比較
F2.5 1/13秒 ISO80 CameraJPEG 4.2MB
F2.5 1/13秒 ISO80 SLIKYPIX仕上げ「シャープなし」 JPEG 4.9MB
シャープネスをオフにしちゃうとちょっとものたりないかな
抜群の効きの手ぶれ補正に24mm広角で1/13秒
LVF覗いて、電子水準器で垂直出しながら、まったく不安なく撮影できるのがよし
こちらはおまかせiA
F1.4 1/60秒 ISO160
おまかせiAでは1/60秒を基本に、絞り開放+1/60秒の手ぶれ補正マージンになるようですが感度が160まで上がっちゃうのと、シャープネスが効き過ぎて、自分で撮るならおまかせiAは避けたいところです
その点、プログラムAEでF2.5にシフトしても基本感度固定のまま下限シャッター1/8秒までは警告なしで撮れます
Pオート F1.4 1/20秒 ISO80
かなり暗い照明のオブジェなんですが、さすがはF1.4と手ぶれ補正は強く文句なし
JPEG撮り
上の4枚は、すべてF4のテレ端ですが、逆光でも順光でも、広角側に比べて解像感が弱いのはレンズのせいなのかどうか
対抗馬にちょっと考えたSONYのRX100もGX1やGF5との14-42mmのテレ側の暗さでLX7へのチェンジを決めたくらいなのでこのあたりはちょいと気になるところです
なお、シルキーピックスでシャープネスやコントラストを変えて数パターンを比較してみましたが、解像感も含めてまったく改善効果はなく、シャープネスをいじくるためならPhotoshopで十分。もともとマイクロフォーサーズよりも階調に余裕のない、空のトーンやほどよい解像感という点ではカメラJPEGよりもよい結果が得られるわけでもないですね
解像感に関しては、所詮はズームレンズ
GF5やGX1にシグマの30mmやOLYMPUSの45mmの単焦点あたりをつけたのと比較するにはちょいと酷な使命といったところでしょうか
図書コーナーで日本カメラとアサヒカメラのバックナンバーを読む
最近は毎月飼うこともなく、新製品紹介記事も気に留めてなかったんですが、カメラを手にしてから発売当初の記事や解説を読み返してみると冷静に記事が読めるようになるんですね
こういう室内シーンではコントラストが弱い感じで2枚とも調整しています
そんなこんなで、3時間ほど子どもに付き合いがてらのLX7テスト撮影2日目
スモールセンサーの弱点はやはりダイナミックレンジの狭さ
飛んでしまったものはRAWから起こしても取り戻せないんですが、これでもっと粘りがあったら4/3センサーはもとより、フルサイズセンサーの14bitRAWとかの存在価値がなくなっちゃいますからね
蛇足 LX7とFX700
フルHD動画に24mmズームは共通ですが、写真画質は月とすっぽん
単にセンサーサイズが違うというよりも、最初のMOSセンサーからの進化なのでしょうか
GX1と入れ替わったかたちになったLX7と、いまや20mm一本だけになったGF5
撮影のテンポというかきびきび感が全然違うのを実感します
www.flickr.com
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