新春 箱型ミラーレス魚眼の品定め [LUMIX G/LX]
正月2日。GF2に魚眼レンズをチョイスして、お年玉袋もった息子と買い物へ
人出少なく、なんとなくさみしいストリートパフォーマンス
LumixGF2 8mmfisheye AdobeCameraRAW
高ビットレート記録モードや液晶全面タッチの新ファームのGH2にさらに水を開けられた感のあるGF2ですが、日中に基本感度と4:3アスペクトで撮るなら遜色ないのが生命線
そもそも魚眼が出たときはGF1でつかいたかったわけだし、魚眼はうっかりすると自分の靴先が写り込むので、どっちかといえばファインダーのぞいて撮るよりも箱型ミラーレスのほうが向いているんですね
薄型電動ズームを上着のポケットに入れて、先代GF1から引き継いだA&Aのシルクストラップと去年調達した革ケースのおかげでみためと格段に持ちやすくなったGF2
直射日光が当たってると視認性が悪いものの、常時背面液晶を点灯させる「箱型」ミラーレスは、GX1になって復活した天面モードダイヤルよりもタッチ式のほうが切り替えが早かったりするわけで、GF2への不満は「画質」だけなんですね
動画撮ったりオート感度ならGH2をもってけば憂いはないんすが、やっぱり「箱型」ミラーレスってのは一眼レフスタイルとは違うんですよね
GF3では割愛されたストロボシューに水準器を載っけたり、手ブレと戦って基本感度で撮れば欠点を隠せるものの、せめて感度800のJPEG画像がもうちょいマシだとありがたい
魚眼や20mmを活かすには、マウントが共通のボディ手ブレのPENシリーズもつかってみたいとは思うものの、現物みにいったら、M4/3のくせに16:9の液晶がなんだかねぇ~
一方で、まだまだつかいこなせていない新型の電動ズーム
ズームであることや電動であることよりも、他のレンズと同じポーチに入れて上着のポケットで持ち運べるのが最大の利点
フィルター径が37mmになったことで、昔ハンディカムで揃えていたPLやNDフィルターがつかいまわせるのもメリットのひとつ
動画撮影は近いうちにGH2でテストしてみたいと思ってますが、減光しすぎるとムラがでちゃうジーナスの52mm可変NDフィルターよりも、37mm径でケンコーから発売してくれないものかと様子見中
単焦点20mmなら一本で問題ないけど、さすがに魚眼単焦点はこれ一本で全部まかなえるわけではないので、交換レンズを持ち歩くのは必須
新発売時に買った14mmF2.5のパンケーキももひとつ活用できなかっただけに、こんどのパンケーキズームは期待大
ただし、感度100にこだわると夕方や日陰では絞り開放付近を余儀なくされる
なお、ちょいと試した歩き撮りムービーでは、ムービー専用機のようなスタビライザーの効果は薄く、まだまだムービーには敵いませんので、低周波補正が強化された新「MEGAO.I.S」だけに惹かれる方は要注意
スチルならレンズの鏡筒をしっかりとグリップしやすい旧来の14-42のほうが手ブレには強いと思います
そんなこんなで夕方になっちゃったおでかけついでの地元の神社の初参り
そのまんまだとなんともものさびしいので、RAWから起こしてフォトショップのHDRで自前アートフィルター
フルサイズやAPS-Cに比べて暗部補正で欠点の出やすい「ヴィーナスエンジン」
魚眼レンズとオリンパスのアートフィルターブラケットって意外性が楽しめそうなんですが、調べてみるとLumix魚眼はLumixボディでの自動収差補正でつかうほうがいいらしい
素材の解像感やS/Nがしっかりしてればフォトショップで加工しても破綻しないし、
何でもかんでも暗部補正されちゃうのもねぇ
ローアングルに関しては、「箱型」液晶固定よりも「バリアングル」やNEX、E-PL3のようなチルトタイプがいいんでしょうが、やっぱりGX1の値下がりまで待ちましょうかね^^
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あけましておめでとうございます。GF2うらやまし!
by ツヨ (2012-01-03 22:44)