黒帯指南 Kiss「X4」 [EOS Kiss・EOS M]
X2が来てから一ヶ月。X2を実家送りにして、X4に乗り換えました
「表現セレクト」搭載のX5やX50のと迷ったんですが、X5はバリアングルが嫌い、X50はやっぱり作りがねぇ~
X4だと動画も撮る機会がありそうなのでストラップも普通のネックタイプに交換
取り回しのよさげなマップカメラオリジナルの「黒帯」ストラップ
白帯と黒帯がありますが、まあEOS歴5年なので黒帯にさせてもらいましょう(^^)
たすき掛けはしないので余計な長さはいつもどおりカット
重めのレンズを付ける場合はワンハンドストラップのほうが好きですが、黒帯ストラップの柔らかさはいいですよ
さて、X2からX4へステップアップ考察
動画搭載や画素数アップへのニーズではなく、
オート感度の上限アップとRAWファイルでの「オートライティングオプティマイザ」の適用です
まず、X2ではオート感度では800どまりだし、上限感度は1600どまり
X4 ISO2000
考えてみれば、X2って40Dと同じ世代でISOオートとはなったとはいえ、基本はISO400から前後一段分の簡易的な自動だったんですね
その点、室内撮りや手持ち夜景では、せっかくのISズームもF2.8も、もひとつレンズの良さが発揮できない
X4 ISO2000
ISOオート機能がなかった20Dの頃は、シグマのF1.4などの大口径レンズでシャッタースピードを稼いでいましたが、いまさらAPS-C専用の大口径を買い直す気にはなれず、35mmのF2を調達したのはバックナンバーの通り
シャッター優先 F2.8・1/60秒 ISO200 高輝度側階調優先
F2レンズで明るさを稼いでも、オートが800どまりなのは、いまどきのやはりスナップカメラとしてはちょいと力不足
天井があるところなら小型の270EXを買い足すってのももありかもしれませんが
1600超の高感度画質は、さすがに5Dにはまったく及ばないことは確かなれど、GH2の感度800には十分対抗できる
オートライティングオプティマイザ(以下ALO)
EF-S 18-55ISII ALO強
X2はオンとオフだけでJPEGファイルにしか適用されず、正直効果が薄い
ALOはシーンによって良し悪しがあるので、5Dでは、DPPでRAW現像時に試してみるんですが、X2のRAWファイルだとつかえないのがやはりストレス
EF35mmF2
もっともCameraRAWで調整すればいいんですが、キヤノンもニコンも基本的に純正ソフトでピクチャースタイルやピクチャーコントロールとホワイトバランスと暗部補正以外は使わないわけで、アドビもシルキーもカメラの個性が薄れるのであんまり好きじゃないんですよね
EF16-35mmF2.8II
ちなみに、高輝度側階調優先をオンで撮ったRAWでは、ALOが使えないことが判明
屋外画質に関してはX2もX4も大差なく、純正レンズの周辺光量補正がつかえることが新しいぐらいですかね
その点では、日中の屋外撮影中心ではX2からX4への乗り換えは魅力なく、連写やAF性能アップで7Dに行くか、フルサイズにいくべきなんだろうなとあらためて感じました
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