新ファーム 「追っかけフォーカス」 [GR & GR Digital]
有楽町あたりの駅でホーム転落か何かで山手線が停車
15分ほど止まったままだったので、ちょいとGRにて
GRDidital3 等倍クロップ 元画像はこちら
さて、今週気がついたんですが、震災後にGRのファームアップが掲載されていました
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital3/firmware.html
Ver2.30
- 被写体追尾AFの追加
シャッターボタン半押しで対象を指定すれば、カメラが自動的に被写体を追尾する被写体追尾AFが追加される - Fn.ボタンによるAF方式切替の追加
Fn1/Fn2ボタンにAF方式切り替えの割り当てが可能となり、フォーカス方式をマルチ/スポット/被写体追尾に設定している場合、Fn.ボタンからマルチ/被写体追尾、あるいはスポット/被写体追尾に切り替えることができる。 - シーンモード時のADJ.レバー機能拡張
シーンモード撮影時、ADJ.レバーにてISO感度や画質などの設定を行える - ホワイトバランス手動設定時のエリア選択機能
ホワイトバランスを手動設定する際、基準となるエリアを「全域」または「スポット」選択できる - セルフタイマー撮影時の電子水準器表示
セルフタイマー撮影時、タイマースタート後にも電子水準器が表示される
ようするに目玉機能は、Lumixでいうところの「追っかけフォーカス」なわけで、ファームアップとしては豪勢な追加機能だと思いません?
実際に被写体追尾AFをつかってみると、センターで特定色をロックしてからカメラを動かすと、「ジジジ・・・」と連続的に追尾と測距が連続動作しているのがなんともGRらしくない「せわしなさ」を感じます
「はらじゅく」の看板でロックしてからカメラを振るとフォーカスポイントが看板あたりに吸いついていますが、もともとGRには「AFターゲット機能」ってのがあるわけで、とくにマクロターゲットのように被写界深度を浅くする場合には動きまわる測距ポイントが却ってイラッときたりします
GRユーザーに強いニーズがあったとも思えませんが、こういう機能を無料のファームアップで盛りこんでくるところがリコーの偉いところです
その点、Lumixのマイクロフォーサーズのレンズとカメラのファームなんて、初期ロットのバグ修正だけで一切やる気というものが感じられません
ちなみに、GXRもファームアップされていて、ミニチュアモードが加わっていて羨ましい
- シーンモードの追加
ソフトフォーカス、クロスプロセス、トイカメラ、ミニチュアライズ、ハイコントラストと5つのシーンモードが追加される
- AE/AFに「追尾ターゲット移動」の追加
被写体の特定部分にAE/AFロックを行えるターゲット移動機能へ、「追尾ターゲット移動」が追加される。 - AE/AFターゲット移動のキャンセル機能追加
AE/AFターゲット移動時に「削除」ボタンを押すとカーソルが中央に復帰し、再度削除ボタンを押すとAE/AFターゲット移動モードが解除される - 拡大再生機能の拡張
撮影の際にAE/AFターゲット移動した位置を中心に、拡大再生できる - キーカスタマイズの拡張(GR LENS A12 28mm/GR LENS A12 50mm利用時のみ)
キーカスタム設定でズームボタンに露出補正、ホワイトバランスを割り当てることが可能となった
偉いなあ、確かに豪勢ですね。
by penny (2011-06-05 01:45)