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AdobeBridgeとAVCHD~m2tsが開かないぜ編~ [PC]

毎週末天気か体調かどっちか悪くて、週末もひきこもり続きで、今回もDTVアプリネタ

※挿絵の写真は記事とは直接関係ありませんが、PhotoshopCS5の新機能のHDRで処理したのを載せてみますIMG_3015DPPHDR
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さて、PremireとPhotoshopをどちらをインストールしても付いてくるAdobeBridge

Bridgeは、CS2シリーズの時から登場したはずで当時PremiereCS2を入れた頃に一時期つかっていたこともあるんですが、当時は写真はJPEGだけだし、動画はテープからキャプチャーしたHDVの動画だけなので普段使いにはさほど便利さを感じなかったんですが、いまどきの多様なファイルサイズを扱う環境下では、今回のCS5のBridgeのような統合管理ソフトはかなり重宝します

もっともWindows7のフォルダ表示や検索管理機能もXPとは段違いなんですけどね


ところが、AdobeBridgeでAVCHDの動画ファイルをクリックするとこのとおり

error.gif

こいつはWindowsのエラーだと思われるんですが、毎度のことながら何が原因なのか解らない「Windows語」は7になっても同じですね

ともあれ、原因究明のためにアドビのFAQや同様な事例がないかググってみるも、ずばり役に立ちそうなサイトには行きつけず
なかなかに苦心いたしました

まず、根本的な問題としては、AdobeBridgeでは、LUMIX専用管理ソフトで取り込んだAVCHDの「m2ts」のファイルタイプの関連付けができないこと

デジイチのRAWファイルはカメラメーカーごとに細かく対応されていて、それぞれ初期値のフォトショ(CameraRaw)で開くか、純正の現像ソフトに関連付けるか等の設定ができるようになっているのに比べて、H.264やMPEG2系の動画ファイルはmtsもなければmp4も設定項目にありません

kanren.gif

よって、設定していない拡張子はWindows既定のプログラムで開くようになるはずなんですが、なぜかAdobeBridgeでは「WindowsMediaPlayer=wmp」で開く仕組みになっているようです

それならそれでMediaPlayerで再生してくれりゃいいはずなんですが、上記のとおりのエラーがでるのでまずは、試しに動画ファイルを64bitのメディアプレイヤーに関連付け直すと、すんなり再生してくることがわかった

AdobeBridgeが32bitのメディアプレイヤーを読みに行くのと、64bitを読むようにしてやればいいはずなので、Windows設定で既定のプログラムを64bitにしてみようとしたが、やり方が解らない

調べてみると、どうやらデフォルトを64bitにする設定画面はなく、レジストリで強制的に変更してやる必要があるらしい

参考にさせていただいたサイト
http://umedaizu.blog.shinobi.jp/Entry/1571/

備忘録
コマンドプロンプト
【%windir%\system32\unregmp2.exe /SwapTo:64】
regedit
【HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths\wmplayer.exe】
Pathの値=[%ProgramFiles%\Windows Media Player]

自分はまったくの文系出でプログラムの言語や言葉は全く知らないものの、これまでの10年、ネットワークからテキトーに見よう見まねでとりあえず エラーは解決してきたクチですが、Windows7になってこんなに早く、コマンドプロンプトやレジストリをいじるはめになろうとは・・・

というわけで、WindowsMediaPlayerのデフォルトを64bit版に変更することに成功

br.gif

レジストリを変えてデフォルトのWidnowsMediaPlayerが64bit版になったところで、AdobeBridgeを再起動すると、
右クリックの「アプリケーションを指定して開く」メニューに、「WindowsMediaPlayer12.0」が出現

やったぜ!成功!
m2tsを64bitのWindowsMediaPlayerで開けるようになりました
R1023322CS5
GRDigital3(DNG)>PhotoshopCS3 HDR(2枚合成) 撮影2010.12.24

・・・が、それでも「m2ts」ファイルを単純に(左ね)クリックしてやはり初期設定は頑なに32bitの「wmplaye」rまま・・・

こうなるとあとはAdobeBridgeに
「デフォルトは64ビットに変わったんだから、wmpを探しに行く場所はx86のプログラムファイルの中じゃなくて、64ビット用のプログラムファイルの中」なかだよ・・・」と改めさせるしかない

となると面倒くさいけどいったんアンインストールか・・・

結局、PremiereとPhotoshopを両方アンインストールしてAdobeBridgeを削除してから、こんどはPhotoshopからAdobeBridgeをインストールしましたが・・・結局、冒頭のエラーは改善されませんでした

こいつはAdobeのせいだからこれ以上はどうしようもないことで諦め

m2tsを「m2t」や「mts」に変更すると、AdobeBridgeからすんなりWindowsMediaPlayerで再生される

もちろんWindowsのエクスプローラからならm2tsだろうが、mtsともに32bit・64bitのWindowsMediaPlayerですんなり再生されるんですけどるんですけどね
不思議でしょ?

そもそも、Panasonicの統合管理ソフトのPhotofunStudioがm2tsで管理していることそのものが異端児?

PanaってSONYと並んで、AVCHDフォーマット盟主なんですけどね


参考までにAdobeBridgeで、Lumix専用のフォルダを表示させた画面

Lumixで撮影したものは、JPEGは他のカメラと同様に「フォトのつばさ」で読み込んで、残りの動画とrawファイルは純正の「PhotofanStudio」で管理してきましたし、今後も同様な管理を続けるつもりですが取り込んだ後はAdobeBridgeが活用できる

brscreen.jpg
クリックして拡大

画面左の「フィルター」に拡張子ごとの保存されたファイル数が表示されていて、チェックした拡張子のファイルだけをフォルダの別け隔てなく表示できる便利さが判りますでしょうかね

m2ts=2700個ってのが、FT1からつかいはじめたAVCHDファイルの数ですね
一時期つかっていたビデオカメラのTM350は別のフォルダに保存してありますが拡張子はやはりm2tsです

そんなわけで、とりあえず不完全ながらもAdobeBridgeからm2tsをプレイヤーに送り込むことに成功です
あとはAdobeがアップデートで対応してくれることを期待するしかありませんね

R1023418Lightroom-2HDR

GRdigital(DNG)>Lightroom>PhotoshopCS5(HDR)


おまけ
AdobeBridgeから繋がる「デバイスセントラル(DeviceCentral)」機能

姪っ子のiPhone3の動画ファイルを送り込んでみたら、こんな画面になりました
brdc.jpg

どうやらPremiere等で出力したムービーファイルのエミュレータ?アプリケーションのようですね
感心したのはAdobeBridgeのプレビュー画面でiPhoneで撮影した動画を再生させたら、なんと縦位置情報が埋めこまれているようで、縦位置で再生され、DeviceCentralでもしっかり縦位置になってます

「動画は横撮りが当たり前」っていう定説ももはや時代遅れなんでしょうね・・・

PremiereCS5もすでに次世代の4Kハイビジョンにすでに対応済み

数年ぶりのPC、OSの入れ替えと、Adobeシリーズの更新で、かなり遅れていたことを痛感しました

New シトロエンC3
P1000835HDR
LumixGH1>PhotoshopCS5(HDR)

3Dにはさほど感心はありませんが、カーナビの地図は5年前のままだし、今年は地デジ対応もしないといけません
いまのクルマは後5年は乗りたいと思ってるんですけどね


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shoh

lumixの写真カッコ良いですね。

by shoh (2011-02-21 00:20) 

erucat

HDRいいですね^^

by erucat (2011-02-22 08:17) 

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