AdobeアップグレードWEEK [Photo&Life]
先週のPremiereに続いて、PhotoshopもCS5にアップグレードしました
「00:34の青空」
GRDigital3 DNG CameraRaw 6.3 PhotoshopCS5 HDRフィルター
GRDigitalは初代モデルからRAWの形式はAdobeのDNGなわけで基本的にはPhotoshop付属の「CameraRaw」を経由してPhotoshopに送り込むのがスタンダードなんでしょうが、デジタルカメラ側のRawの形式がメーカーごとや新機種のたびにバージョンアップに対応していかないと開けなくなっちゃうのが難点なんですね
「00:42のタマミ」
GRDigital3 DNG CameraRaw 6.3 PhotoshopCS5 HDRフィルター
GR以外でもLUMIXも拡張子は違うものの実質的にはDNG形式
長年愛用の画像取り込み管理&ビューワーの「フォトのつばさ」がDNGは非対応
ただ、実際にはRAWで撮影するのはMARKIIになってからの5Dだけ
これまで試した限りでは、風景撮影の場合には、フルサイズEOSはDigicによるJPEG記録とRAWからDPPで現像した画質が全然違うんですね
たまにGRでRAW撮影するときもあり、そのときはフリー版のSILKYPIX3.0をいまでも使わせてもらってるんですが、Premiereを正規バージョンアップしたことによってCameraRawの最新版6.3がインストールされたものの、フォトショップをアップグレードしないと使えないんですね
ただ、シリーズ共通のイメージ管理ソフト「AdobeBridge」の最新版はいまどきのファイル形式にすべて対応していてかなり使いやすく進化しています
ひと通りのメニューを調べたり環境設定を見てみましたが、メタデータにある拡張子や使用レンズでフィルタリングできたり、拡張子ごとに関連付けるアプリをカスタマイズしたり、リネーム機能も充実していてスチル&ムービーファイルの管理ソフトとしてはかなり優秀な感じです
ただ、画像ビューワーとしての機能はどうにもいまいちで画質チェックにはつかえないですから、取り込みはBridgeをつかい、ビューワーはこれまでどおり「フォトのつばさ」をつかうのは変わらないでしょう
蛇足ながら、過去を振り返るとデジカメ画像の取り込みと管理閲覧は、コンパクトカメラ時代には、JPEGやTIFFとモーションjpegがサポートされていれば問題なかった頃はフジフィルムのFinepixViwerを愛用
その後、デジイチデビューしてから連写した画像やたまにRAWで取り込んだりしたものを大量に取り込んで、等倍チェックしてレンズやカメラの性能をチェックや画像セレクトをするニーズがでてくると、群を抜いてつかいやすい「フォトのつばさ」を常用するようになってました
CameraRaw 6.3 PhotoshopCS5 レイヤー補正
メモリーカードをカードリーダーに挿し込み、「フォトのつばさ」でF1を押せば、撮影日付名のフォルダをつくりつつ画像をパソコンに転送しながらスライドショーでチェック
対
応メーカーのRawならJPEGとまったく同じように取り込みも閲覧もできるし、たとえばF8を押せば二枚の画像を並べてマスウカーソルの場所を2枚同時
に等倍チェックかけて、ピントチェックができるので、OKとNGを瞬時に振り分けたり、ブログ用にリサイズや調整をかけたいときにはF9を押せば、フォト
ショップに転送される・・・
lumix GF1 RAW CameraRaw 6.3 PhotoshopCS5
・・・といったような一連の自分なりの習慣というかワークフローができあがっていたのですが、64bitパソコンにしてからは「フォトのつばさ」がメモリーカードから取り込みできなくなちゃったりして不便を感じてたんですね
そ
もそも、EOSムービーやLUMIXのAVCHDも純正の取り込みソフトかフォルダコピーする作業もあり、こいつをやり忘れてフォーマットしちゃうリスク
もあったりと、デジイチムービー時代になると汎用メーカーのソフトも動画までサポートしているほうが便利なわけで、ちょいと使い出しただけですっかり
「AdobeBridge」が気に入っちゃったわけです
う
ちではEosの場合は、まずムービーとRAWを撮影日付名の同一フォルダに取り込み、次にファイルタイプごとにフォルダを分けます。次にフォトのつばさで
現像前のRAW画像をチェックして、要らないものはその場で削除した後で、DPPで現像し撮影日付名フォルダの直下に保存しています
このところフォトのつばさで最初に撮影日フォルダを自動生成できなくなってからは、代用でEOSブラウザーをつかいはじめましたが、日付のフォルダー名が必ず「yyyy-mm-dd」と、ハイフンが入ってしまうのがどうにも気に入らない
人によってはどうでもいいことなんでしょうが、エクスプローラーやソフトによってはハイフンやアンダースコアで日付順に並ばなかったりすると、ほんとイラっとくるんですね
その点、AdobeBridgeは、ここ数年同じフォルダ名で管理している「フォトのつばさ」と同じハイフンなしの「yyyymmdd」が基本でカスタマイズもできるのが偉い
もちろん、AdobeBridgeはフォトショップだけでなく、イラストレーターやプレミア等との連携のための管理ソフトだから、動画ファイルの読み込みもほぼ完全サポート
キヤノンやニコン以外のメーカーのデジイチRAWファイルももれなブラウズできるのもありがたい
となると、これまで取り込みや閲覧が面倒くさかったのでRAWを敬遠していたGRやLumixや、最近つかいはじめた、FinepixS2ProのRAWで撮ってもよいわけです
となると本記事冒頭のとおり、各社のRawやDNGに対応した現像ソフトと連携したくなるわけです
市販の現像ソフトといえば、定番はシルキーピックスなんでしょうが、フリー版の3.0から最新の正規バージョンにする手や64bitの検証用に体験版を使用中のAdobeのLightroom3を選ぶことになるんでしょうがどっちにしても金がかかります
FinepixS2Pro RAWファイル Lightroom3
Lightroom3(関連記事)は、スライダー式の各種パラメータ調整のインターフェースによる調整感覚に慣れてくるとなかなか具合がよいので、単体でつかえばバッ
チ現像等の作業効率もよさそうなんですが、AdobeBridgeから直接現像画面に読み込ませたいのに、いったんフォルダ単位でLightroomで
いったんライブラリに登録させる必要があるのがどうにも面倒くさい
この手順はSILKYPIXでも基本は同じ
しかもシルキーは、勝手にサブフォルダをつくって調整パラメータファイルを残すクセがあるのも嫌い
・・というわけで、どうせならフォトショをアップグレードして、CameraRawを最新にしつつ、CSからそれなりに追加された新機能を試してみるのもよかろうということで、CS5にアップしたわけです
Premiereと違って、PhotoshopはCS5にするにはCS2以降からでないとアップグレードができなかったので、ちょいと裏技をつかいましたが、もともと、Adobeとの付き合いは、Windows98の頃からなのでまあ今後も関係は続けておかないとですかね
PhotoshopCS5どうですか?
実は今CS4で今回見送りました。
というのも最初はCS5とLightroom3でいこうかと思っていたのですが、MacのAperture3が思った以上に使いやすくて。
現状、CS4とAperture3の二つで使い分けています。
by foo (2011-02-19 18:18)
CSからの6年振りの新バージョンなので、4と5の違いは存じませんが、自動切り抜きツールは凄いですね
7マシンだと64bitで動くので重いポスターデザイナーの方なんかには強そうですが、デジイチ画像をちょいといじるくらいなら32と64の違いはなさそうです
ただ、XPとPentiumDのリビングPCでブリッジと合わせて起動すると処理がだいぶ重いです
5D画像にHDRあたりの処理をさせると相当に遅いです
その点、7の64bitだとcorei-3のCPUでもほぼストレスはないですね
Lightroomは、バッチ現像が使えないこと以外はCameraRAWとエンジンも同じようなのでフォトショつかうなら要らないような気もします
by bebe (2011-02-20 00:48)