広角 歩き撮りEOSムービー~江ノ島 [EOS 5DMarkⅡ]
前記事「135mmムービー」につづいて江ノ島イルミネーション
それでなくとも寒いのに、慣れない大口径&望遠レンズで撮るより、広角EOSムービーはすっかり手馴れてきました
5D EF16-35mmF2.8II
昨年の今頃はGF1とPENTAXの魚眼をつかっていましたが、魚眼を手放したままLUMIX用は年内に調達できず、必然的に広角はEOSになりますね
もっとも、絞って長秒がつかえるスチルと違って、一定のシャッター速度をキープしないといけないムービーでは、歩き撮り・フィックスに限らず、センサーの高感度性能とレンズの明るさと開放時の描写力とがモノをいいますから、いまのところフルサイズEOSとF2.8の広角に適うものは持ち合わせておりません
DVやHDVのように撮影時のゲイン(感度)や撮影情報を確認することはできませんが、ほとんどのシーンでは、感度が上限のISO3200相当まで上がりきっているので、じっくりみればピントもノイズも解像感も甘いんですが、実際のところではプラズマ42型で2m視聴程度ではほとんど不満はないんですね
F2.8 1/50秒 ISO3200 +1EV
ルミックスGH2のEV補正と違って、EV調整がビデオのゲインアップダウンのように連携しないんですが、実際どういう露出とゲインになっているのかは、いまだによく理解してないんですね
24mmのF1.4があれば深度は浅いものの同じ条件で感度800相当に抑えられて広角の夜景撮りには最高なんでしょうが、一度16ミリをムービーでつかいはじめると多少の画質ダウンよりも広角のインパクトのほうがプライオリティが高いんですよね
FX700が、4:3で公称24ミリとはいえ、やっぱり狭いことも確かなわけで
とくにビデオの場合は横にしか撮れないとやっぱり魚眼か超広角はもっていないとね
ちなみに、フルサイズEOSの高感度
5D ISO3200 F2.8・1/15秒
5D ISO100 F2.8・1秒
5D ISO100 F11・22秒
三脚に載せても、クラゲの触手のような照明が風で揺れまくってましたから、絞って25秒も露光させるより、すんなり開放とそこそこの感度で撮っちゃったほうがよいですね
なお、意外に検討するのがコンパクトルミックスFX700の「手持ち夜景モード」
F2.2 1/8秒 ISO500
昼間の画質は最悪のMOSセンサーのFX700ですが、ムービーと手持ち夜景モードはイルミネーションとはやっぱり相性がよろしい
レンズ一体型の強みの手ブレ補正は、プレビュー状態では揺れるもののシャッター押す瞬間だけ補正するモード2にすると、もともとが広角なだけにスローシャッターにもかなり強いことも確かです
今回のお出かけは、135ミリの夜景デビューがメインだったので、三脚をかついでに16-35ズームの歩き撮りにしちゃいましたが、割り切ってEOSはスチルに専念し、動画はFX700オンリーっていうのも「あり」なスタイルかもしれません
FX700ムービー(前回と同じ)
でもまあ三脚をビデオサポーターにして撮る超広角動画はやっぱり好きな撮り方なので、あとはモニタリングプロスタイルをつかいやすくして復活させるかどうか
5D 16-35 F2.8・1/60秒 ISO3200 動画同時記録
「背面液晶を接眼モニター化する作戦(関連記事)」は、まだ実践デビューしないままGH2の登場によって再びお蔵入りになってますが、もっと明るい広角レンズと、きちんとした取り付けキットを導入し、浅~い深度でフォローフォーカスするような技術にもトライしたいなとは思いますね
ストロボシューからクレーンで取り付けるタイプもでてきましたが、なにかと持ち運びがかさばりそうだし、かといって両面テープで取り付け枠方式は普通にファインダーで写真を撮るときにほんとにじゃまなので、三脚穴をつかって安くDIYで済ませられないものかと思いますけどね・・・要するに取り付け枠を両面テープ以外の方法で自由に取り外しができる方法を考えりゃいいだけなんですけどね・・・これは来年の課題
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あけまして おめでとうございます
先日帰国した みちのくの にゃんです
今年もよろしくお願いいたします
FX700は 夜間撮影時には 大変健闘していますね
これなら かさばって重い 5Dを持っていけなくなって
しまいますねw
そんなにゃんも 昨年は D300をお留守番にして GF-1に
パンケーキレンズでしか 撮っていない気がします♪。
by にゃん (2011-01-01 11:32)