カム・コーダー [EOS 5DMarkⅡ]
我が家のメイン「カムコーダー」5DMARKII用にステレオマイクをつけてみました
5Dの内蔵マイクはモノラル仕様ですが、プラグインパワー対応のミニプラグからのインプットはステレオになります
内蔵マイクの性能も思いのほかクリアに録れるのでマイクは先送りにしてきましたが、実家に眠っていたマイクを回してもらいました
マイクはビクターEVRIOシリーズ用のオプションマイク「MZ-V8」
外径 21mm・長さ117mm・重さ85g
ネットで調べてみると現行Evrioのアクセサリー一覧にはでているものの、指向性などの特性も判らないしユーザーレビューも見当たらないのですがコンデンサー型のステレオタイプです
簡易的ながらラバータイプのショックマウント構造のシュー取り付けホルダーとチャーミングがウインドスクリーンがついています
先週の学校行事で5DとTM350ににつかっているのですが、音の特徴などについては、もう少し使ってみてからまとめてみたいと思ってますので、今回は別の観点で書いてみます
先週末の「学校スナップ」に持ち出したセット
クランプラーの6ミリオンダラーに、5DとTM350とマイクをそれぞれの仕切りに分けて収納するとコレでいっぱい
マイクを、ニコンの筒型のレンズケースにいれるとジャストサイズ
TM350とマイクが交換レンズのようにバッグに収まる・・・という感じです
デジイチムービーを撮らないんだったら、5Dの代わりにD40とウルトロンのほうがスマートだし、AVCHDカメラを買ってなかったらFT1を持っていったと思います。
ちなみに、パンケーキ・ウルトロンにマイクをつけるとこんな感じ
こども達からは「これってマイク?」っていう感じでいっぱい喋ってくれました
こどもにしてみりゃ一眼レフの頭にマイクが乗ってる不思議感ってものはないんでしょうね
F2・40ミリでムービー撮るとこんな感じ(ワンカットだけ「ぼかしフィルタ」かけてます)
以前ブログの下書きのまま眠ってた、ちょっとかっこつけてレタッチした写真
5DMARKの前のメインカメラはこれ
CANON「XA H1」
自分としてはビデオカメラのカタチといえばDV時代のVX1000からずっとこのタイプ
重さ1.5kg~2kg程度
キャリングハンドルの先端にマイクがあって、ビューファインダーで撮る・・・
いまは成人した姪っ子の学校行事も、海外旅行も、この手のビデオをむき出しのまんまリストストラップとキャリングハンドルのスタイルでどこにでも出かけたものです
サブカメラとして、パスポートサイズのハンディビデオと併用してましたがなんだかんだで3CCDの画質と撮り易さから、9割がたはメインビデオで撮ってきました
いまやメインビデオはこのカタチ
撮影中のAFがつかえないとか、手ブレ補正がないというよりもカムコーダーとしては接眼ファインダーがつかえないのが最大のネック
重さは28-70mmと合わせても1.7kg程度なんですが、キャリングハンドルは当然ないし、マイク穴はボディについてて音質よりもタッチノイズをことごとく拾うので、音声同録の素人がつかうには、外部マイクは必須なんでしょうね
かたや我が家のデビューまもない最新鋭の軽量小型AVCHDのTM350
写りに不満はなく、重さも体積も交換レンズ一本分
AVCHDはホームムービーとしては、撮ってからの「すぐ見る、保存する」のワークフローが完結しているのがよいところ
アクティブ手ブレ補正も新しく、内蔵マイクはドルビーデジタル5.1chと気になる新機能もてんこ盛りでしたが、自分としえはすでに好奇心が満たされてます
外部マイクをつけると、ちょいとかっこよく見えますが、独立したマイクのレベル調整ダイヤルはないし、オートゲインだとレベルメーターも表示されない
唯一の利点は外部マイクをつかうとステレオで録れることなんですが、マイク側にカット機能がないと風音低減はできないなど携行性を損なうわりには得るものが少ないという印象でした
SONY A1J
すでに不満は表明していますが、TM350の最大の欠点は、三脚に載せるととたんにマニュアル操作がしづらい操作体系と跳ね上がらないビューファインダー
なお、写真のA1Jは、HC1と基本性能は同じでしたが電子式の手ブレ補正を切るとセンサーサイズをフルにつかえ、同じタッチセンサー式ながらTM350とは大違いのインターフェース
こどもの発表会で使ったのが最後でしたが(関連記事)、付属ガンマイクの指向性と音質は抜群でしたからTM350に外部マイクをつかうなら同クラスのものにしたいところです
どっちにしても、リモコン端子を付けておいてくれたら、いろんな不満も帳消しと思えたんでしょうけどね
ちなみに「カム・コーダー」っていう呼び方
ハンディ・カムの名称は残っているものの、どうもここ数年は「カムコーダー」っていう表現は死語になってる??
カメラ部とレコーダーを一体化したのを約めて「CAMERA・RECORDER」・・・のはずなんですが、そもそもカメラ部とレコーダー部が分離して、タモリが宣伝していたのが遠い昔
レコーダー部はテープが小さくなり、テープがHDDになり、いまやメモリーカードになったわけで、マイクもテープメカの音を拾う心配がなくなって来てるんでしょうが、音声フォーマットもDV時代の非圧縮のPCMからHDVのMPEGオーディオレイヤー、AVCHDのドルビーデジタルと圧縮音声で、しかもマ
イク性能に見合わない5.1ch記録になってるものだから、それなりのシステムで聞くと昔のビデオより音が不明瞭
そんな中で、5DMARKIIの音声記録はリニアPCM
もともと録音には熱中したこともなく、所詮自分で録音した品位には興味はないものの、5DMARKIIを、いままでのメインビデオ以上に道楽として楽しむには、ちゃんとた性能の外部マイクにもチャレンジしてみたい一方で、最近いろいろでてきた5Dの撮影サポートアイテムもつかってみたい
SYSTEM5の紹介ムービー
うーむ・・・スチル兼用として使いたい身としては、ちょいと引いちゃいますね
液晶用の拡大ルーペは、Dムービーの時に自作(関連記事)してから、いまはいろいろ製品化されてるものの、取り付け方はゴムバンドか三脚穴で、スチル兼用としてはイマイチのものばかり
背面液晶の画質はニコンもキヤノンもすこぶるよいのでそれを生かさない手はないんでしょうが、どうせならHDMIからの信号を受けられるシューに取り付けられる汎用の高精細電子ビューファーとかを発売してほしいものです
7DのHDMIはフルHDのままモニタリングできるようですね
AVCHDは、最近、液晶テレビにSDカードとかがついているので、「見る、保存する」がすぐにできていいですね。
最近、メモリーも安いし、いざとなればそのまま保管も悪くないですね。
我が家は未だテープで、最近時間を見つけては、新しく購入したNASに保存しています。
いらない部分が大半なので、そろそろ本腰を入れて編集しなければ‥‥
この前もいざ使おうと思ったら新しいテープがなく、わざわざ量販店まで行って購入。
このときは、メモリーがいいなぁと思いました。
改めて記事を読ませて頂き、まだまだHC1も捨てた物じゃないなぁと再認識しました。
うーん、それにしてもマイクが加わると、カバンにうまく収めるのに苦労しそうですね。
by miya (2009-11-21 22:35)