コンパクトMFデジイチD40 [Nikon D40]
キットズームよりも数センチ短く、かばんにすっぽり入るフォクトレンダーウルトロンとD40のコンパクトコンビ
F2・1/160 ISO200 色モードⅢa 「鮮やかに」
もともとは、高感度に弱いGRデジタルの代わりに通勤カバンに楽に入る高感度対応のコンデジを考えていた結果、やっぱり画質考えるとデジイチしかない・・・って選んだものの、このところごぶさたのコンビ
前回記事の出張のお供にしようと、レンズをカメラにつけたものの結局お留守番になっていたのを、ちょいと縁側に持ち出してみたら、ネコがいきなりあくびしたシャッターチャンスにMFが間に合わず典型的なピンボケです
こんどはじっくりフォーカスあわせてシャター
Ｆ2・1/125秒 ISO200 -0.3EV
目視でファインダーであわせつつ、最後はフォーカスインジケーターを頼りのニコンのMF
キヤノン20Dのようにスクリーン上点滅してくれるともっとありがたいんですが、そこいらのコンパクトカメラより安いボディに多くは望めません
このところ、「顔認識コンデジ」の最新テクノロジーを楽しんでいた分だけ、あらためてマニュアルフォーカスあわせのスローな感じがちょいと癒しかも
ピントあわせの責任が全部撮影者自身になるわけで「潔さ」がありますね
手前に写ってる鉢は、こどもが学校から持って帰ってきたもの
コンデジ風の鮮やか画調になるD40の色モード
鮮やかに(右）とカスタマイズ（左）
このあたりはフジフィルムF100fdのフジクロームやキヤノンG7の「あざやかグリーン」と似た感じですが、そこはセンサーサイズの余裕もあって写りはピシっとしています
GRのスクエアモード
GRの緑色の発色もまたそれなりの個性があります
シャッター優先AE
D40は暗くなるとAEがかなり明るめにシフトして感度アップとシャターが遅くなるので、感度はマニュアルで固定してシャッター優先にすると狙ったような明るさになります
F2・1/60秒 ISO400 -0.3EV
手動設定したシャター速度と感度の結果、絞りが開放に達した後はEV補正に頼らずアンダーな写りになります
D40のプログラムオートは、たいてい暗いシーンでは不要な感度アップとシャッターが遅くなるので、明るくなりすぎないようにするにはマニュアルモードかこのシャッター優先方式が一番簡単です
この方式は、VRのキットズームでも同じ用に使えるのでAFは効く分だけさらに手軽なんですが、
いかんせん室内でF3.5ってのは暗くて1/30秒をキープするには感度を800や1600にしないとドアンダーになっちゃいます
F2・1/40秒 ISO400 -0.3EV
ちょろちょろ動く被写体にはピントあわせが難しいですが、感度400画質が常用になるのはAPS-Cだけの特権
これでD40ボディにコントラスト検出AFと顔認識のライブビューが加わると最強なんですけどね
（MFレンズじゃだめか）
夜のおさんぽ
ドラッグストアに買い物がてら夜のおさんぽ
同じく感度マニュアル設定のシャッター優先モードのセミAEとフルMF
さすがにこんだけ暗いとフォーカスインジケーターも当てにはならないのでファインダーを頼るしかありません
F2・1/20秒 ISO1600 シャッター優先
持ち出してみて思いついたのが、秒間2コマで連写しながらフォーカスリングを少しずつ回す必殺技「人間フォーカスブラケット」作戦
F2・1/25秒 ISO800 シャッター優先
キヤノンG7には、MFモードにしたときにフォーカスを微妙に変えて自動で3枚撮るフォーカスブラケット機能があるんですが、要はこれと同じことを自分がやればいいわけですが現実にはなかなか難しい
F5・1/25秒 ISO1600 シャッター優先
回転の向きを間違うとピンボケがさらに量産されていきますね
ただ、D40の連写のテンポとウルトロンのフォーカスリングを回す感触がなかなかよくってD40ウルトロンの新たなお楽しみかも
F2・1/60秒 ISO400 シャッター優先
被写体が明るければちゃんとピントあわせたほうがよいし
F2.5・1/25秒 ISO800 シャッター優先
遠いものは無限遠からちょいと戻せばそれなりに撮れます
F3.2・1/25秒 ISO800 シャッター優先
高感度ノイズはそれなりにありますが、ノイズ低減回路をオフにできるのがD40のよいところ
F2.2・1/60秒 ISO400 シャッター優先
それでもせっかく明るいレンズつかうならシャッターをある程度維持しながら、できるだけ感度アップを抑えるべしか？
F4・1/60秒 ISO400 シャッター優先
オリンパスのようなパンケーキだしてくれませんかね＞NIKON
Canonも出して欲しいです！
by PAPA (2008-07-20 12:14)