HV10 C-PLと1/60秒 [HDV(Canon)]
前回のGR用のワイコンネタにつづいてキヤノンivisHV10
これまたGR用に調達していた円偏光フィルターすなわちC-PLです
もともとビデオコーナー用で買っただけに、枠がシルバーなのでとってもお似合い
C-PLは、紅葉の季節や水面反射をコントロールするには便利なんですが、デジイチにせよ、FX7にせよ、つけはずしが正直面倒なんですが、HV10はもともと電源連動のレンズカバーが搭載されていて普段は保護フィルターをつけていないので、つけはずしも気楽です
C-PLとHDVに関しては、メインサイトにHC1コラムに書いてるのでここでは省略
http://bebe1998.net/topic/371.html#05
さておき、このC-PLをつけると光量が2段くらい落ちます
ISO64で撮影するGRにとっては、この2段分がテブレ限界にすぐ達してしまうので、正直かなり使いづらかったので実際にはあまりつかっていない
しかも28mm相当の広角GRだと空を大きくいれると、PLの効きムラが発生したりします
これなんか顕著
GRデジタル+C-PL
その点、HV10の場合は、16:9の43.6mm相当の標準画角だし、基本的に自分がつかうときは、シャッター優先モード(1/60秒固定)で撮影するので、絞りすぎを防いでくれるNDフィルターがわりになって、今回はとっても役に立ちました
やはり動画は、家庭用のCRT、液晶モニター、PC液晶モニターに関わらず、60iのインターレース記録のフォーマットは1/60秒で撮らないとだめ・・・というの定説が自分の中では崩れない
また、BSデジタルや地上デジタルで醜さを露呈しているMPEG2の低ビットレート放送のパンや動きの早い映像での圧縮ノイズも、さすがに25MbpsフォーマットのHDVの強さ
これが、シャッターオートにするとSONYだとFX1やFX7は、1/60秒を維持して、NDフィルターを促す仕様なのが、HC1以降の小型モデルの1/125秒が標準との違い
経験的に、NDやC-PLで光量をコントロールして、1/60秒での適正絞り値で撮ると、FX1とHC1の差は、晴天では見分けがつかなくなるっていう経験値をもっているのですが、この点はHV10でも同様でしょう
次回、HV10の欠点を書いてみたいと思ってますが、広角の風景撮影に関しては、工夫次第でFX7の出番はまったくなくなりそうなキヤノンの技術力を感じるカメラです
願わくば、撮影中に絞りとゲインをモニターに表示してくれると、減光フィルターの使い勝手がもっとよくなるんですけどね~
つづく
HV10動画からキャプチャ素材
ご無沙汰しています。新しいビデオ購入したんですね^^私もGR用のPLあるんですが・・・付け外しが面倒で^^:
by PAPA (2007-10-13 07:16)
構造上仕方ないんでしょうが、ワイコンもフィルターもアダプターがかさばるんですよね
一眼のレンズ交換のこと考えれば、埃の心配もないし手軽るなはずなんですがねぇ
by bebe (2007-10-14 21:16)