D40の測光モード [Nikon D40]
リトルニコンD40とマイクロフォーサーズLumix
ムービー機能なし、ライブビューなしの600万画素CCDのD40
はじめの頃は、パンケーキレンズ付けて通勤のお供にカバンに入れていたり、キットレンズをVRタイプに変更したり、望遠ズームを揃えたりして大活躍だったんですが、その後、Dムービー登場でニコンカメラの主役をD90に譲ったあと出番がなくなった時期もありましたが、その後、28ミリF2のオールドニッコールレンズのために再び買い戻したりした経緯があります
2台目のD40は、スプリットタイプのファインダースクリーンに交換して復活させ、マニュアルフォーカス&絞り専用カメラとしていたんですが、その後のルミックス陣営の台頭で出番は少なかったことは確かなんですが
今回、FineppixS2Proがやってきたことで、ちょいと太めのHSMモーター搭載のシグマ17-70ズームをD40につけると外に持ち出したくなるもんです
といっても今週末は、嫁さんがA型インフルエンザで病み上がり状態
インフルエンザはうつされてはいなさそうですが、冬の乾燥肌体質の父子は、土曜日朝一から皮膚科に出動し、そのままファミレスへ出かけたりしたくらい
そんなわけで、花やネコを撮ってみたりしたくらいなんですが、今回のテーマはD40の「露出」
先週末にS2ProとD40を散歩に持ち出したときに同じレンズをつかっていても2台の露出がかなり違うことに気づき、「D40 露出」で検索して情報収集してみると、やっぱり分割測光モードでは明るめの露出になって結果もバラツキが多いと感じている人は多いようです
このところはレンズの絞りと背面ダイヤルの手動絞りでD40をつかっているとこのクセのことは忘れてしまいがちですが、エントリークラスの常でダイヤルがひとつしかなく、EV補正もやりづらく補正の向きも他社と逆なのがD40の特徴だったりするので、常にマイナス補正やAEロックをかけていかないとね
幸い、D40の液晶モニターは精細感はないものの、屋外でも見やすい上に、白とび表示やヒストグラム表示がわかりやすかったり、NG写真を削除するときも「ゴミ箱」ボタンの2度押しっていう、使い慣れると使いやすい機能に助けられますが、露出は一発で決まってくれたほうがありがたい
ブラケット機能をつかおうにも、連写が遅いD40ではイマイチだし、RAWで撮って現像するにしてもEOSフルサイズのようにJPEGより解像度が格段によくなるカメラでもないわけで・・・
さしあたっての設定変更としては測光モードを「中央部重点」に変更
マルチパターン測光
中央部重点測光
他のカメラで中央部重点に切り替えることはほとんどしたことはありませんが、たしかにD40の場合は逆光時には明るくとれるセッティングにされているのは事実でしょう
EOSの場合は、Kissからフルサイズまで特段露出の違いを感じたことはありませんけどね
※KissXは、みょうにアンダーだった記憶がありますが・・・
というわけで「中央部重点測光」
どれくらいの範囲を「重点」と置くのかはわかりませんが、オールマイティにつかえるという単純な解決方法ではもちろんなく、
まあ、分割測光にして撮り手が予想できない結果となるよりもも、中央部重点とAEロックをつかいこなしたほうがバラツキは少なくなるのは確かでしょう
とはいえ、せっかくフォーカスがAFで使えるのに露出に気を使わないといけないってのもイマイチなわけで、これをD40の欠点とするならば、やっぱり絞りリングで撮るレンズのほうがD40の「なくて七癖」がでてこない選択肢なんだろうなと感じましたね
こうなると、D90やD300世代以降の新しいマルチカムと露出アルゴリズムが期待できるD3100を一度つかってみたい気になりますね
話かわって、キヤノンの新型業務用AVCHDが新登場です
XA10
ビクターHM100のキヤノン版のAVCHDといった感じのスタイリングで、暗い上に10万画素とあまりにひどいEVFのパナソニックのHMC45よりもEVFはまともそう
SONYもどんがらボディの2000JやCX7と機能が変わらないMC50Jとかでごまかしてないで、名機AIJのAVCHD版を出してこないもんですかね
もっとも自分はEOSムービーとLumixだけで手一杯だし、先立つものもありませんけどね
ウルトロン用 52mm径ドームフード [Nikon D40]
EFレンズの店頭交換にカメラ屋にいったついでにGETしてきたので、ひさしぶりにD40とオールドニッコールに装着してみました
モノはこれ
ニッコールに付けてみると、やっぱりいい感じなので、買い物にちょいと持ち出してみることに
D40 ニッコール28mmF2
ちなみにウルトロンは、当初ニコンD40用に購入したものなんですが、
関連記事 2008-03-06
パンケーキといってもレンズだけでも厚みがあったりして、付属のフードだけは別のレンズに付けていたことが多く、一番気に入ってつかっていたのがこのニッコール28mm
関連記記事 2008-03-15
当時はレンズフードだけを追加で、メーカーで取り寄せ等ができないかお店にあたったりしものの「入手不可」と言われてたんですが、いまでは部品扱いで取り扱うようになったようです
ニコンD40 ニッコール28mmF2 マニュアル露出
当事としては、通勤用の「軽量薄型デジイチ」としてスタートしたD40とウルトロンのコンビなんですが
やたらに明るめにしちゃうD40の露出傾向が災いして夜景での相性が悪く、感度固定+シャッター優先でリミッターを掛けたり、ワンダイヤルでつかいづらいマニュアル露出で撮ることが多く、せっかくのAiマウントがいまいち生かせなかったことも確か
それよりもはじめからフルマニュアルでしかつかえない、非Aiのニッコールレンズを付けて、絞りリングと背面ダイヤルのシャッターでの手動露出を決めるほうが断然撮りやすいのでもっぱら、そっちをつかうことが多かったことも確かです
ニコンD40 ニッコール28mmF2 マニュアル露出
また、1.5倍の60ミリとなるAPS-Cでは、40ミリよりも28ミリのほうが撮りやすかったこともあり、
結局、ウルトロンは、電子接点付きのマウントアダプター経由でEOS5Dつかうことが多くなり、その後EOS用マウントが発売されこともあって、どうせならEOS用に買い換えようかと、いったんはフードともども手放すことにしたのですが、その時もこのドームフードだけは惜しかったんですね
なお、52mm径なのでLUMIX用の14-42ズームにもつかえるわけで、
撮影 EOS5D 135F2
とくにGF1では、14-42ズームをつけて付属の花形フードを装着するとなんとなくボディとレンズがアンバランスな感じがあるのですが、このドームフードにすると非常にすっきりします
ただ、レンズのそのまま装着せずに保護フィルターをあいだに挟むと四隅がちょいとケラれます
ドームフードの内側にはもともとは専用のクローズアップレンズ用にフィルター溝がきってあるのですが、こいつの径が特殊で37mmではなくおそらく40.5mmとかなんでしょうが、キャップまでは売っていなかったので別途調達するか37mm用キャップを代用するかですかね
ニコンD40 ニッコール28mmF2 マニュアル露出
もっとも、いったん質入しちゃったような感じになっているウルトロン本体をEF用のものを買い戻して一式入手しちゃうほうが手っ取り早いことも確かなんですが、EOS用はちょいと割高なんですね
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/sl2/40sl2/
EOS用なら電子接点付きアダプター同様にフォーカスエイドもばっちり効くだろうしExifに絞り情報も伝達されるはずだし、
EOS用お出かけセット一式には薄型ウルトロンを加えるのが精一杯かな?
とはいうものの、同じ画角で、F1.7と明るくAFもつかえてフルHDムービーも撮れる20ミリのLumixレンズとすっぽり被る焦点距離ことも確かなわけで優先順位から言えば、ウルトロンEOS用をすぐに買い直すことはないでしょうね
アンチ・ハイテクデジタル [Nikon D40]
夕暮れ時の縁日
D40 NIKKOR N.C 28mmF2
土佐旅行で少々撮り疲れて帰ってきてから一週間は、
こども学校行事や「じいちゃん」の傘寿のお祝いやらとイベント続きで少々撮り疲れ気味
そんなわけで、去年のように愛機5Dを持ち出す気にならず、GH1にパンケーキをつけてでかけようとしたものの、ふと思い立ってひさしぶりにD40をぶらさげていくことに
D40 ウルトロンF2
とりあえずパンケーキ・ウルトロンをマウントして、予備にオールドニッコールをポケットにいれて神社に着いたものの、撮り始めてすぐに、この時間帯のD40の露出悪いクセが出てAi-sウルトロンはすぐに外してレンズ交換
NIKKOR N.C 28mmF2
D40の「明るく撮ろう」というセッティングは、とくに夕暮れ時はせっかくの自動露出がわざわいするのは最初から気になってたところなんですが、ひさしぶりに使っても同じですね当たり前か(関連記事)
NIKKOR N.C 28mmF2
もちろん、ウルトロンでも「M」モードにすればいいんですが、ダイヤルがひとつしかないD40で絞りとシャッターをコントロールするくらいだったら、レンズの絞りとダイヤルはシャッター速度で気軽につかえる非Aiのほうが使い易いのは経験済み
NIKKOR N.C 28mmF2
D40の欠点のひとつである、左右が逆の上に指で押しづらいEV補正ダイヤルを操作する代わりに絞りリング回せばよいし、
NIKKOR N.C 28mmF2
明るさとシャッターが不足したら、D40の美点のひとつのショートカットボタンを感度切り替えに割り当てておける機能のおかげで背面液晶みなくても増感操作もストレスなし
3点しかないAFポイントもマニュアルなら関係ないし、そもそもスプリット式のファインダースクリーンを覗きながら、わりとラフに結像させれば大きくピントを外すこともない・・・
M4/3ルミックスを持ち出してたら、フルサイズEOSと比べちゃったりして要らんこと考えちゃったりするんでしょうが、この日はD40で正解でしたかね
www.flickr.com
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たまにはD40 [Nikon D40]
日曜日
ひさしぶりにD40にマニュアルニッコール
D40 NIKKOR N.C 28mmF2
ねえちゃん(姪っ子ね)の海外旅行みやげのシャツがなんともビビットなので、仕上がり設定「標準」で撮影
このところ2台のマイクロフォーサーズ・ルミックスの出番ばかりでひさしぶりのD40でしたが、液晶が派手で色が地味なルミックスと違って、元祖リトルニコンの「お買い上げ時カラー」もいいですね
D40と28mmF2は、F1.7・20mmをつけたライブビューの液晶VF搭載の「G1」と画角も明るさも似たり寄ったり
ビューファースタイルは屋外での視認性や撮影時の安定感は、液晶オンリーのGF1とはやっぱり違うわけで
スプリットスクリーン中央の2枚の像を合わせつつ、フォーカスエイドの点灯とチラっと見ながらシャッターを切る
もちろん、どんなレンズをつけてもMFで中央部が拡大される機能をもつG1のマニュアルフォーカスの精度にはかないませんが動画もライブビューもないD40の「わりと見易い」ファインダーでピントを合わせるのは液晶VFカメラとはやはり違う
D40と非Aiレンズの場合、フォーカスも露出もセルフなだけに、家に戻って撮った写真を「フォトのつばさ」でチェックするときのピントや明るさが、思い通りだったりするとG1で撮った写真よりも見るのが楽しかったりするわけで
まあ実際には、モードダイヤルをMにセットし、まず背面ダイヤルでシャッターを1/125とか1/250とかに合わせて(感度は200に固定)、あとはできるだけ絞り込んで、距離目盛で適当にシャッターを切るのもよし
ヘリコイドというのか、少しフォーカスリングの感触がドライな感じなのでメーカーでOHしてもらおうかなと思ったりしちゃいます
Flickr スライドショー
D40 高感度 [Nikon D40]
NIKON D40 感度オート・AEロック
D40 18-55mm F3.5・1/40秒 ISO1600
会社の同僚がディズニーランドや子供の入学式があるっていうのでしばらくD40を貸し出していたのが戻ってきたので、帰り道にちょいと撮影
デジイチビギナーへの貸し出しなのでVRなしのキットズームのため「感度上限1600・シャター下限1/60秒」にセットしてお渡ししたときのまま撮影しちゃいました
実際には、D40は暗いところでは明るめの露出なので、ちょいと明るめのところで分割測光してAEロックの小技が必要ですが、D40の感度1600って、M4/3のG1・GF1より、ノイズも少なく、さすがに画素ピッチに余裕のある6Mモデルなんでしょかね
ISO560
普段は「仕上がり設定=ポートレート」オンリーで撮ってますが、貸し出すときには「スタンダード」にもどしてたので色が鮮やかですね、
このところLUMIXG1&GF1のおまかせiAの色とコントラストに見慣れてきたこともあって、D40の初期設定の画質設定も違和感を感じなくなってきましたね
そんなわけでD40
同僚の奥さんも「この大きさで簡単に撮れるなら」と気に入ったご様子らしく、これからエントリーデジイチを買うことを決めたようですが、はて、いまどきのエントリーは何がお勧めなのか?
個人的には・・・やっぱり王道はキヤノン
型落ち中古まで範囲を広げると、X2やKissFならレンズキットで安く収まる
ライブビューはいらなさそうだから、ニコンならD3000あたりなんでしょうが、自分でも推奨できるのは、ライブビューもつかえて連写も早いPENTAXのK-xでしょうか
K-Xは、ネループを入れると重くなるのが玉に瑕ですが、ボディ手ブレで軽いレンズがつかえるのは、ボディ手振れ陣営の強み
いっぽうで最近持ち出す機会の多いLUMIXもお勧め度も高い・・・?
G1 20mmF1.7
とはいえ、一家に一台のデジイチだったらEVFよりもやっぱりスタンダードな「一眼レフ」をお勧めすべきか?
G1 20mmF1.7
仕事の用事でひさしぶりに歩いた渋谷にて・・・flickrスライドショー
雪・MFニッコール [Nikon D40]
朝起きてしばらくしてから雪が積もってるのに気がつきました
D40 NIKKOR-N.C Auto 1:2 28mm
駅までの道すがら、GF1でも・・と思ったものの、雨やくもりはマニュアルD40を持ち出したくなります
雪を撮りたくてストロボ発光・・・このレンズだとマニュアル発光に切り替えないとなりません
はじめは、駅まで革靴で無事いけるんかい?と思ったものの・・・
・・・・道路はまったく問題なし
一本乗り遅れて新宿着
多少アンダーだろうがオーバーだろうがD40のときは気にならない
残念ながら夜はすっかり雪のなごりもなく
ノーファインダーで絞りもフォーカスも目分量で・・・腕上げたかしらん?
距離目盛を5mに合わせたもののシャター早すぎましたね
感度を800に上げてみたり
ノーファインダーの流し撮りを試みるも失敗・・・
アウトフォーカスなら思いのまま
入ったことないけど、路地裏の酒屋
Flickr スライドショー
サザンライツ2009-2010 [Nikon D40]
毎年恒例の南新宿「サザンライツ」
D40 VoigtolanderUltron40mmF2 PhotoshopCS
小雨ながらも、ビル風で傘の骨が曲がっちゃいそうな状況で無理して撮ることなかったんですが、雨のほうがイルミネーションはきれいなんですよね
オリジナルがなんともぱっとしないのでフォトショップでフォギー風にレイヤー合成補正
元画像をコピーしたレイヤーに「ガウスぼかし」をかけて、「スクリーン」合成し透明度で微調整
これでソフトフォーカス風になるので、最後にもう一枚レイヤーを重ねて「ソフトライト」でコントラストのバランスをとります
F2 1/50秒 ISO400
D40だけの問題か、レンズに保護フィルターをつけるとゴーストが発生するのでレンズむき出しのままでしたが、ちょいと雨に濡れましたかね
F2.2・1/40秒 ISO400
追伸:週から都内オフィスに転勤になりみなとみらいを離れることになりました
「平日」みなとみらいの最終ショットはやっぱり定番GRにて
GRDigitalII PhotoshopCS F4・1/1秒 ISO80
いまのとこ、さほど「みなとみらい」が名残惜しいっていう気持ちはないんですが、街全体がイルミネーションの「みなとみらい」は季節を問わずに撮れるのがいいですね
不忍池のユリカモメ [Nikon D40]
ユリカモメ@上野恩賜公園・不忍池
撒き餌に群がってくるのか、すんごくたくさん飛んでました
D40 VoigtlanderUltron40mm
F10まで絞って飛んでるやつをパンフォーカス狙ってみましたが一枚だけうまく深度内に収まってくれました
止まってくれてりゃ、フォーカスエイドとスプリットスクリーンのハイブリッドMFでそうそうピントははずさないけど、置きピンとかは苦手
ウルトロンとD40で最初に撮影したのが、みとみらいの「ゆりかもめ」だったなと思いつつ、バックナンバーを探しつつ(関連記事)、flickrに以前の写真をアップして、再リンク作業をやりました
Flickrスライドショー「2みなとみらいのカモメ撮り 2008年3月」
so-netフォトからの移植はいつになったら終わることやら
Pansonic TM350 AVCHDムービー
「おまかせIA」のままシャッターが早くなりすぎないようにND8をかぶせたり、ワイコンつけたりと忙しかった割にはたいしたカモメは撮れませんでしたね
なお、AFに関してはTM350の性能は「並」。屋外でも背景とカモメのコントラストが低いときは、背景にピンがくっついたまま離れないのは、キヤノンHV10やHV20のような位相差ハイブリッドには大きな差がでるようです。
さて、せっかくなので、こどもとユリカモメをフレーミングしようと思ったものの・・・
こどもが同じ被写界深度に入るくらいに近寄らせるてマニュアルフォーカスに手間どってると鳥は飛んでいっちゃうし・・・
このあたりにじっと止まっててくれてりゃよかったんですが・・・・
ま、仕方が無いので合成しちゃいましょうかね
上野動物園・紅葉スナップ [Nikon D40]
D40を肩掛けしつつ、ビデオ撮影の合間に紅葉撮り
D40 VoigtlanderUltron40mmF2(RAW ViewNX Ver1.03)
ViewNXでRAW現像・・・・ちょいと彩度を上げすぎちゃいましたが、薄型とはいえ単焦点レンズと画素ピッチに余裕のあるF11で個人的には解像感も十分
D40のJPEGのピクチャーモードは、今のピクチャーコントロールではなく、「仕上がり設定」
D90のような「風景」パラメータはなく、「標準・鮮やかに・より鮮やかに・・・」の順に彩度、シャープネスがギンギンにブーストされていくわかり易いネーミングです
ViewNXを最新版にすると、いまのピクチャーコントロールと同じ「風景」のパラメータが使えるんですが、このあいだ我が家のViewNXが最新バージョンでは起動後にエラーで強制終了になっちゃうようになったのでD40の付属ソフト(Version1.03)から入れ直して使っています(関連記事「D40 RAW撮り現像 ViewNX」)
なお、D40の不満な点はRAW同時記録のJPEGがベーシックモードしか選べないこと
自分の場合、最初のD40ではもとの標準がコンデジ的な絵作りが嫌いで、カスタム設定で試してたんですが、2台目のD40では、ほぼすべて「ポートレート」にしてJPEG FINEオンリーです。
紅葉なのでRAW+JPEGで撮ってみましたが、D40はRAW同時のときはJPEGがベーシック画質しか選べないので、RAWとJPEGを同じ土俵で比べにくいんですね
こちらは、同時記録のJPEG BASIC
仕上がり設定はポートレートなので階調はよく残ってますが、JPEG BASICのファイルサイズは891KB。
枝の部分をピクセル等倍でみるとJPEGは思いっきり圧縮の弊害がでてますね
一方、冒頭写真のRAW現像は、最高画質で現像して5,094KB
色の具合はともかく、解像度の情報はきっちり残したままJPEGになるので現像は面倒とはいえ、使い分けですかね
なお、D90になって、JPEGとRAWをカスタムボタンで切り替えられるのが便利だったので、こういう機能はD40の後継にも引き継いでほしいところです
一方こちらは、GRデジタルII
GRエンジンは、RAW同時記録でも最高画質でJPEG保存できるので、とくに意識せずに撮影できるのが優秀なところなんですが、メーカー純正の現像ソフトがなく、GR独特の色のトーンを生かしつつ、RAW現像ができないのが難点なんですよね
こちらはシルキーピックス・フリーバージョン
GRでは、普段の現像パラメータではコントラストとシャープネスを-1にして撮っているので、RAW現像時にシャープネスやコントラストを一段上げたりするとこういう絵柄はシャープになりますが、下手に色をいじるとカメラの個性がなくなるんですよね
なお、GRをもっていったのは紅葉用というよりブログ素材目的
とはいえ、28mm広角の内蔵ストロボの光量調整や露出調整等の操作性はピカイチのGR
ポケットからちょいと出して撮ってみたくなります
GRDigitalII
IIになって画素ピッチの弊害で、人物の影の部分がつぶれてべったりするようになった気がするのが気になりますが遠景よりも近接をマクロモードで撮るといい感じなんですけどね
GRは、IIIになってレンズが明るくなり、高感度にも強くなってるようだしHDR的な合成現像ができるようなのでつかってみたいのはヤマヤマなんですが、躊躇なくISO400をつかるんだろうかというところは実際のところどうなんでしょうね?
D40
となるとD40よりも小型のカメラで、キッズスナップ用にD40と同等以上に撮れそうな、新しいGXRのAPS-Cユニットやマイクロ4/3のルミックスGF1とF1.7のレンズとかを使ってみたくなります
GRが同じカタチのままセンサーを大型化することはなくなったみたいなので、次のIVはどうなってくるんですかね~
その他D40とGRの紅葉写真はFlickrスライドショーにて
※ファイル名にNXやSILKYってついているのがRAW現像したものです
こちらは去年撮った5D(初代1280万画素)と28-70F2.8で撮った紅葉
左の紅葉は28-70をRAWでシャープネスを上げてるので不自然ですが、フルサイズの余裕を感じるとともに、センサーゴミに苦労したのが記憶に新しいところです
モデル末期に購入した5Dを半年つかってMARKIIに変えたのは動画目的なので画素数などは気にしてないんですが、スチルではセンサーゴミを気にすることなく、「空」を入れられるの最大の恩恵です
今年はちゃんとMARKIIで紅葉を撮ってないんですが、腕の問題か真剣味が足りないのか、画素ピッチがせまくなった分、絞りすぎると弊害があるように感じるとともに、RAW現像とJPEGとの差が如実にでるのがなんとなく気になる点があるんですよね
ちなみに今日、ちょい撮りした5DMARKII
5DMARKII EF28-70mm F10 -0.7EV
ピクチャースタイル「スタンダード」のJPEGーL
なんとも冴えませんね~
絞りすぎのせいなのか写りもパッとしないし、センサーゴミかへんなのが写り込んでますね
とりあえずブロアで吹いて確認してみないと・・・
キヤノンは絶対やらないでしょうが、ニコンのD3sのように画素数を1200万に戻した5DMARKII「s」
とくに動画の高感度に強い新モデルがでると食指が動くんですけどね~
ハリウッドもきっと望んでるに違いなし!
上野動物園・両生爬虫類館 [Nikon D40]
今回はTM350とD40とパンケーキのウルトロンの軽量ペア
もちろん三脚はナシです
天気もよく、ビデオ撮影の合間の紅葉撮影もMFレンズとスナップカメラで数枚撮る・・・5D持ってるともっと気合入っちゃうところでしたが、F2・40mmは室内動物もなかなか楽しく撮れました
まずは「両生爬虫類館」
F2.5・1/60秒 ISO400 -0.3EV
Ai-sCPUレンズなので自動露出なんですが、暗いところでは積極的に感度上げたり、スローシャッターになるD40
こういうところではISO固定・マニュアルモード
なお、仕上がり設定は爬虫類でも「ポートレート」
F2.5・1/60秒 ISO400 -0.3EV
シャッターとISOを固定したら後は絞りで調整すればいいんですが、D40は「人差し指+ダイヤル」はやっぱりやりづらい
その点では絞りリングでそのまま使えるニッコールのほうが撮りやすい
こっちは、今年オープンの「アイアイのすむ森」在住の"ハイイロジェントルキツネザル”
F3.2・1/60秒 ISO800 -0.3EV
純正AF-Sの50mmとかシグマの30mmF1.4とかなら真ん中一点のAFでいけるんでしょうが、動物でもMFで目にピンがくるとなんとかく気持ちよいもんです
カメラ任せだとこのとおり
F2・1/13秒 ISO200
近づけないカメレオンは、遠かったけど
600万画素のピクセル等倍
PanasonicのGF1と20ミリパンケーキF1.7とかだとこういうところはもっと気軽かな
F1.7でそのまま動画も撮れるし・・・
とは思うものの、動画はTM350があればよし!と言い聞かせる
パーソンカメレオン
信じられないほどにスローモーなんですが、こういうものこそ動画じゃないとね~
手持ち(肘固定)と大型アイカップ付けたファインダーの3点支持でしたが最望遠だとまあ揺れは仕方ありませんね
バオバブの木(造りモノ)
数少ないけどその他の動物ショットはFlickrスライドショーにて