α7Ⅱ EFレンズ装着仕様 [SONY α]
今回はシグマのマウントコンバーターMC-11を加えて、手持ちのキヤノンEFマウントレンズを、0.5型EVFのミラーレスで撮る「EOS R疑似体験」という感じになります。
とくにやってみたかったのは、IS非搭載の24-70と135ミリのレンズをα7Ⅱとシグマコンバーターでつかってみること
社外品ながらバッテリーグリップを加えて、本来はシグマ製のEFマウント専用ですがマウントコンバーターを装着
せっかくα7Ⅱの軽量ボディに、わざわざバッテリーグリップをつけるのはどうかなと思いましたが、EOS 6DⅡと組み合わせてもフロントヘビーな感じのある24-70を使おうとするとバッテリーグリップがあったほうが安定するし、バッテリーがふたつ仕込むこともできます
以前、Kiss X7を使っていた頃には、純正のバッテリーグリップが用意されなかったことを残念に思っていましたが、いまのKiss Mに同じ24-70や135ミリをつかうよりもずっと安定感はありそうです
6DMarkⅡになり、記録画素数が増えて以前よりも手ブレのシャッタースピードを気をつかうようになったEF135mmも、α7Ⅱの手ぶれ補正が作動してくれればありがたい
バランスとしては28ミリとの組み合わせが一番ですが、こいつはレンズにISが付いているので、クロップでつかったりしなければ、わざわざα7Ⅱで使うメリットがありませんが、SONY製の28ミリを買わずに通勤カメラのラインナップが増えることは歓迎できます
EF28mmISは、一時期、EOS MでもX7でもつかってきたように小型ボディと相性がいいので、もし、EOS Rを買ったとしても、同じようにアダプター経由で組み合わせてもマッチするはず
・・・なのですが、正直なところ、せっかくフランジバックを短くしたミラーレスの新マウントなんだから、アダプターで無駄な厚みでつかうのはやっぱりしっくりこないところでしょう
続いて期待の「APO」なしのOSなしの無印のシグマの70-300DGは、残念ながらAF動作が極めて不安定でした
ここは引き続き調査します
残るは、同じくISなしの望遠単焦点 EF200mm F2.8初期型。こちらはAF動作はするものの、シグマのマウンコンバーターで動きものを撮影するにはちょっと厳しいよね・・というのが正直なところ
どのEFレンズでも同じなのですが、ことさら望遠系で被写体を捉えたい場合は素直にEOSボディをつかうべきでしょう
同様にわざわざα7Ⅱでつかう利点がないのが、IS搭載広角ズームのEF16-35mm F4 IS
コンバーター経由では、α7Ⅱの狭い位相差の範囲でしかAFが作動しないし、ボディ手ぶれ補正の恩恵もないので、アングルフリーの液晶ライブビューとタッチAFによるデュアルピクセルの像面位相差の6D MarkⅡで撮ることが最善ですが、α7Ⅲのように広くなった像面位相差と4Kムービーとかならいいんでしょうね
というわけで今回は、α7Ⅱと我が家のEFレンズとのバランスチェックですが、APS-Cとして、いまだに現役の初代NEXの後継としても活用してみます
α7Ⅱの6000☓4000=2400万画素をAPS-Cクロップモードだと1000万画素になってしまうものの、パンケーキやフィッシュアイコンバーターで手ぶれ補正と外でも見える0.5型のEVFが加わるのでα6000系などの後継モデルの代わりになります
テスト撮り
α7Ⅱ 16mm フィッシュアイコンバーター
α7Ⅱ EF28mm F2.8 IS/MC-11
α7Ⅱ EF24-70mm F2.8LⅡ/MC-11
α7Ⅱ EF135mm F2/MC-11
続きます
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