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ハイレゾデビューのその後 [AUDIO VISUAL]

ハイレゾデビューから二ヶ月経ちましたので我が家のハイレゾ環境の思考錯誤の経過報告
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ポータブルヘッドフォンアンプ=ポタアンを基軸にして音源をiPhoneXからパソコンからUSB接続
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ヘッドフォンも以前試聴したことのあるSONYの中級クラスのMDR-1を調達し、リケーブルやバランス接続での音の変化を聴いてみたり
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一昔、ヘッドフォンでのサラウンドを探求していた頃のMDR-F1も修理して復活させることにしました
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どこかでグランドが断線していた箇所を探して、しばらくぶりに手にしたハンダゴテは、老眼が進んだせいで「ハズキルーペ」を買わないと無理かも?レベルで苦労しました
ただ、音はでるようになったものの、F1のイヤーパッドは入手不可能ということがわかり、とりあえずは仮配線のまま修理しただけになっています
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ほかにもiPhoneからTEACのポタアンにつなぐのに短いケーブルを用意して外に持ち出してみたりしましたが、いかんせん猛暑に密閉型のヘッドフォンはやばすぎました

このブログのまえはもともと、オーディオとホームシアターのホームページで今と同じように毎日のようにレビューを書いていたのですが、今回のハイレゾデビューはHi-Fiな音質追求よりも、1980年代の歌謡曲のマスターテープの音源をリマスタリングした音源ファイルの音を楽しんでいます
PC再生時のソフトウェアもSONYのMusicCentor、フリーウェアのFoobar2000、TEAC純正の使い勝手や音の違いも試してみたり、ヘッドフォンのリケーブルやスピーカーも再セッティングしてみたりしてみたなかで自信を持って言えることを書き出してみます
・マスターテープからハイビットハイサンプリングでマスタリングした音源ファイルは、CDからリッピングやAACの圧縮ファイルよりも情報量は確かに多く、とくに中低音や左右の定位というか分離感が感じられる
・一方でCD音源時代でもまったく同じですが、フォーマットよりも録音次第。多くのハイレゾよりも、音質のいいCD音源のほうがHi-Fi的
・MDR-1は、MDR-F1と音の傾向は似てるものの、ちょっと低音がだぶつくものの、TEACのポタアンのヘッドフォン端子ではなく固定出力端子から鳴らすとなかなかいい感じになる
・ただし、音量固定だとボリュームが大きすぎるので、Foobar2000のデジタルボリュームで少し抑えるのがポイントかも
・ハイレゾも低音量での音痩せは同じなので、スピーカーで鳴らすときは、そこそこのボリュームで鳴らしてやらないと圧縮音源との解像感やキレ、広がりもでてこない
・一番いいと思う組み合わせはPCからのUSB接続ではなく、iPhoneXでTEACのアプリで、リアルタイムDSD変換してポタアンに送り込んだとき
主なハイレゾ試聴楽曲
「井筒香奈江」 http://kanae-5.com/
長年聞き慣れたスピーカーとアンプでレーザーセッターでセッティングをやりなしてボーカルの定位と各楽器をHi-Fi的に楽しむいまどきの高音質録音の定番でしょうか
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難点は数曲聴かないうちに眠ってしまうこと
80'sでCBS-SONYならまずは松田聖子から
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これ読むとリマスタというよりイコライザーでリマスタされているようです
はじめからハイレゾマスターのいまどき曲のようなHi-Fiではありませんが、わざわざ買い直して聞き直すいい機会ですね
「小泉今日子」 http://www.e-onkyo.com/news/277/
AppleStoreのAACももっていたので聴き比べるも、これはスピーカーでもヘッドフォンでも圧倒的にハイレゾ音源がすばらしい。
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同じ時代の他のアイドル曲にも共通して感じますが、ハイレゾはBGMの広がりやバスドラなどのアタックのキレが特徴なので、ヘッドフォンでもスピーカーでも再生帯域がどうのよりも、しっかり鳴らしきれる駆動力のあるアンプとの組あわせでハイレゾの味を楽しめるかどうかが決まってくるでしょうか
小泉今日子と同じく、歌唱力がどうのじゃなくて声がなつかしい。ただそれだけなじゃくて、デビューから数曲の大物の作曲も作詞も編曲の構成もなかなか以上でヘッドフォンでとくに楽しめました
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ほかにも、CD音源からK2リマスタリングしたものとかDSD録音ものなども聴いてみましたが、自分にとってしばらく遠ざかっていたオーディオ探求を進めていくには、ポタアンのDACやオペアンプも性能に疑問も感じるものの音のクオリティとしては、かつてCDトランスポートに比べて、PCからTOSでDACに回していたときのあまりにひどい音ではない、Windowsのボリューム回路を通らない、ASIOやWASAPI接続の優位性は感られるので、当面はいまのような感じでいいかな??
という気分で気楽にやっていこうと思います。

タグ:ハイレゾ
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