LUMIX ダブル単焦点スナップ [LUMIX G/LX]
大黒屋もとい大黒家の天丼をいただいてから、LUMIX片手に浅草をぶらり散策
GX7 MarkⅡ 20mm
今回は一眼レフEOSを置いてLUMIXだけで出かけてきたので、カメラやレンズだけじゃなくバッグも軽い。
天丼はしっかり撮ったので、浅草だからと、ムリに「撮らなくっちゃ」というような気負いもなく体も心も身軽でした
それでもいちおうこの日の撮影テーマは決めてあり、15ミリを買ってから持ち出す機会が減っていた20ミリレンズとの撮り比べ
20mm
前日に15ミリだけもって街スナップしていたら、やっぱり標準に近い20ミリのほうがいい絵になりやすいんだろうな思うことしきり
15mmの2倍の30ミリは、標準よりもやっぱり広角なわけで、たとえば小さいこどもやペットにぐいとよりつつ、周囲の状況を背景にほどよくぼかして入れるような「一歩踏み込む」撮り方や引きの撮れないときにはもってこいなのですが
20mm
横着してあまりフットワークつかわなかったり、混雑する仲見世みたいなところでは、ほどほどに情報が整理できる40ミリから50ミリぐらいのほうがまとまりがよかったりするもので、実際にはレンズ交換しちゃうか、単純に12-35のズームを付けてきてりゃいいわけなんですけどね
この携行は、ローパスレスとセンサーシフトのGX7MarkⅡでつかうと、これまでの経験あるGH4までのどのLUMIXカメラより写りも歩留まりもいいです
というかAFや手ブレの歩留まりで外すことがほとんどありません
そもそも20ミリがあるので15ミリをずっと買い控えしていたのに、去年15ミリを購入に至ったのは、GX7MarkⅡの動画モードの電子手ブレ補正がすばらしくて画角が狭くなることと動画用にAF-Cに対応させるためで、スチルではほんと画角以外の違いはありません
撮ってきた写真をほとんど載せてますがファインダーでも背面液晶でもカメラそのものの小ささと軽さがフリーアングルで、いかにEOS6Dに軽いIS単焦点を付けても、GX7Ⅱとこの二本のレンズの機動力と自由さには敵わないでしょう
20mm
最近のカメラ関連のインターネットや雑誌記事を読んでると、「一眼レフはミラーレスになれるけど、ミラーレスは一眼レフにはなれない」というようなキヤノンやニコン、あるいはPNETAXを擁護するようなものありますが、
20mm
接眼の電子ビューファインダーをみながら、背面液晶を指でなぞって測距点を自由に動かして片手でも安定して撮れる離れ業は一眼レフにはできませんからね
さて、そろそろレンズを15ミリに付け替えます
15mm F2.2・1/160秒 ISO200
SUMMILUXは絞り優先モードだとレンズの絞りリングで操作できるのが優れものなのですが、自分はPモードしかつかわないので無価値に等しいんですね
15mm F2.5・1/200秒 ISO200
そもそもLUMIXのプログラムラインって、15ミリをつけても基本は1/60秒で極力開放を選択してきます
15mm F2.5・1/200秒 ISO200
これがキヤノンのMだと、たとえば22mmを付けると画角的に1/30秒を選んでくるので、暗いシーンではセンサーシフトの手ブレ補正もないからブレちゃうんですね
15mm F3.5・1/400秒 ISO200
マイクロフォーサーズはLUMIXしか経験がないのですが、絞りによる回折ボケはF5.6から確実に見えてきますから、実際にはF1.7のレンズで中遠景の描写に関しては、開放からF2.8ぐらいに任せて置くのが最善だという経験値はもっています
15mm F4・1/500秒 ISO200
ともあれ、浅草から船で墨田川下りをしようかと思ったものの、時間がありすぎて、そのままスカイツリーまで歩くことにしました
15mm F4.5・1/640秒 ISO200
細紐のため上着の襟にひっかけておかないと、首が痛くなるストラップ以外は軽量なGX7Ⅱ
15mm F4.5・1/800秒 ISO200
こうやって建造物や街並を撮っていくと、20ミリより15ミリですね
15mm F4.5・1/640秒 ISO200
鉄ちゃんなら、横着しないで向こう側の歩道に回って撮るか、20ミリに取り替えて多少整理するかするべきなのでしょうが、ここは横着してよくありそうなスカイツリーと東武電車コラボショット
15mm F4.5・1/640秒 ISO200
スカイツリーのふもとまでやってきましたが、ここは多少なりとも広角がものをいいます
15mm F5・1/800秒 ISO200
そもそも真下に来すぎるとてっぺんがみえなくなりますが、この日は、3:2のEOSショットとの混在もないので、縦も横のどっちの写真もオリジナルの4:3画角のまま現像しています
15mm F3.5・1/540秒 ISO200
なお、ローパスレスのGX7Ⅱになって、カメラJPEG記録の超解像もいいけど、DxO Photolabのレンズブラーで調整して現像した画像のほうが解像感やシャープネスが自然になるのは、JPEG時のレンズの歪み補正がバイパスされることなんだろうなと思いますが、LUMIXと単焦点の能力を引き出すのはDxOがやっぱりお勧めになりますかね
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