2016秋の布陣~EF135mm F2 [EOS-1D]
ほぼ毎年この時期は、なんだかんだとカメラやレンズを入れ替えることが多いのですが、今年は EOS6Dが加わったことで、はじめてのフルサイズ2台体制が到来
APS-CのX7との共用と違い、同じ画角でEFレンズが共用できるので、1Dと6DをTPOに応じてチョイスできるものの、6Dと24-70ズームの機動力が最強
このままだと休日は1DXの出番が減り、通勤カメラとしてはサイズと性能がベストに近いLX100も、ここぞってときは6Dと24-70に負けてしまうわけで・・・
同様に、この夏の旅行用に調達した軽量の24ミリのIS単焦点も、6Dに付けてもさらに機動力があるのですが、1Dではバッグに入らなかった24-70ズームが6Dなら気軽に持ち出せるので必然的に出番が減ることになります
もちろんISの広角レンズなので、夜景撮りなどではシャッタースピードを1/10秒以下にしてもブレにくい強みはあるものの、飲み会やストリートの被写体ブレを考えると基本は1/30~1/60秒以上で撮っちゃうので実は、広角+ISのメリットはあまりなく、ライブビュー撮るときの安定感があるぐらいなんですね
というわけで、LX100とEF24mmF2.8ISと入れ替えで、1DXで楽しめるレンズを考えて考えて、EF135mmを選択しました
EF135mmは5D2の頃以来、2度目の購入になりますが、いままで手放したレンズで同じレンズを買い戻したのって、これが初めてのはずなのですが、写りもかっこよさも含め、1Dsを買ったころから買い戻したかった一本
そもそも先代の135ミリは、70-200のF4ISのあとスチル&ムービーに活躍してたのですが、EOSムービー強化のためにEF24mm F1.4Ⅱを買うときに質入れしちゃったんですよね
バックナンバー:2012春のニュー機材その1 広角大口径~ EF24mmF1.4LⅡ
さて、製造番号「UE***」の2016年の新品モデルなので、レンズキャップは最近のタイプがついていました
化粧箱もレンズの写真が載ってるタイプなので、いまどきのEFレンズはみんなこんな感じ??
X7でうまく使えるのであれば、200mm F2.8Lの代わりにもなりますが、とりあえずはEF200mmは残しておきます
試し撮り
1DX EF135mm F2.0・1/2000秒
明るい玉だから開放じゃないともったいないというような気はありませんが、 プログラムシフトで開放撮り
カメラ任せで2段絞り・・・最短距離は切り替え式の0.9mです
遠景描写も、EF70-200や、うちの古いEF200mmF2.8Lと比べてみますが、2段絞ってF4ですでにピーク解像感が出てそうな感じ、1DXとの描写力は5D2時代とは一皮違う気がします
X7 EF135mm F2.2・1/1000秒
同じくAPS-CのX7も写りは上々
懸念していたフォーカスも、X7でもほぼドンピシャのようです
X7 EF200mm F2.8 L F2.8・1/1000秒
一方で、200ミリ単焦点は、X7では「いいな」と感じたことがないのは微妙にフォーカスがずれてるのか、僅かに手ブレしてるせいなのか?
室内でもテスト撮りしましたが、1DXでの1/125秒での手ブレの歩留まりは、さほどよくなかったので最低シャッタースピード1/250秒でいきたい
EF200ミリでは最低1/500は必要で、F5.6が解像感的にはピークだったので高感度に頼るところがありますが、135ミリに関しては1/250で歩留まり十分だし、開放からもしっかりしてるから、
狙い通り焦点距離だけじゃなくて200単焦点より気軽につかえそうです
いっそ6Dごと質入れして、F2.8の70-200ズームの王道をいくっていう構想もまったく考えなかったわけではありませんが、LUMIXと5D3のダブルズーム体制もそんなに活躍したって記憶もないので、
個人的には、70ミリまではズームで、それ以降の望遠側単焦点でいいので、135ミリってあたりは組み合わせとしてはいいはずなので、今年の秋冬は、がっつりダブルEOSフルサイズでいきたいと思います!
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