広角旅レンズ EF-S10-18とDxO OpticsPro対応 [EOS Kiss・EOS M]
前回からつづき 職場写真部「初のお泊りイベント」秩父ツアー
宿泊の荷物もあるので、機材はシンプルに、5Dと24-70ズームだけにして、スチルもムービーもこなそうかと思ってましたが、出発前夜に確認したらDxOがEF-S10-18mmをレンズ補正サポートしたことが判り、X7と広角ズームも加えて、カメラ二台体制になりました
秩父神社X7 EF-S10-18mm DxO OpticsPro9
10ミリであおって撮った素材をDxOで歪み補正とトリミングしたものをPhotoshopに読み込みHDRをかけています。
素材のディテールがDxOのレンズブラー補正や歪み補正のおかげで、カメラJPEGやDPP現像よりも相当によくなり、X7と10-18のコンパクト広角ズーム仕様もようやく本領発揮な感じです
DxO OpticsPro9
絞りはF7.1
DPPはALO(弱)でローライト重視で露出明るめで出ています
等倍チェッカーの自分としては、印刷向きの縁取りのキヤノンDPPのアンシャープマスクは解除して、いつもどおり通常のシャープネス(+3)に変更して出力
中央部
周辺
スマホやタブレットやシャープネス強めのグレア液晶モニターで見てる方には、どうでもいいような差かもしれませんが、DxOのレンズブラー補正は10-18mmでも相当に有効で、ようやく「ダメ出し」レンズの烙印から脱却の兆しです
あとは、本家のDPPがDLO対応すれば、プログラムオートで油断するとF11まで絞られて回析ボケになってるショットも復活すると思われます
一方で5DMarkⅢと24-70ズーム
DPP4 DLO 忠実設定 シャープネス+1
24mmのF8で撮影
24ミリ側の安定性にほれて、先代16-35mmF2.8から常用ズームにチェンジした24-70mmF2.8の現行Ⅱ型の画面全体の均一の安定感は、DLOもDPPも甲乙付けがたし
F11以上に絞り込むと、本家DLOだけが回析ボケから復活できるのは検証済ですが、F8ならDLO50とDxOのレンズブラー補正を初期設定から少し弱めたナチュラルなディテールはさすがだとあらためて感心しました
そんなわけでDLOのレンズ対応のX7とEF-S10-18mm
X7と広角ズームとバッテリー込みで、24-70よりも軽いだけにレンズ交換不要で16mm相当が撮れること
旅記録ムービーとしても位相差AFで手間いらず
せまいところでも、ちょいと撮り出すだけのサブカメラとしては十分な性能でしょう
蛇足ながら、広角レンズで人物撮りしたときの宿命の「間延びした顔」になるのも、DxOのプリセットで一発補正
ひさしぶりにつかいましたがやっぱり便利
ズームレンジが短いだけでなく、18mm側の暗さと写りがキットズームに完敗してるので、これ一本で旅にでる勇気はありませんが、前日に調達したフードとつけたまま、ロープロのレンズポーチに収まる気軽さもマル
なくても困らないけど、あると楽しめる広角レンズ
今回の旅道中はこの2台でレンズ交換なし
あとは、X7、5Dのどっちにつかっても期待以上に写る軽くてじゃまにならないEF28mmISを忍ばせていきましたが、活躍してくれました
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