ママ撮りS100 旅カメラ [S100]
S100とNIKON1をもって、ばあちゃんと一泊旅行に出かけてきた画像をRAW現像してみたら、S100のカメラJPEGって歪曲補正と合わせてかなりトリミングされてることにあらためて気付く
カメラJPEG
DxO
どちらも記録画素数は4000☓3000の1200万画素
カタログスペックでも有効画素数は1210万とあるから、カメラJPEGは記録時にちょいと画素補完されてるってことになるはずなんですがどうなんでしょ?
カメラJPEG
広角側は大きな樽収差が確認できますが、さらにレンズ収差もレンズブラーもOFFにした、すっぴん状態で現像するとカメラJPEGのアンシャープマクスっぽい処理との違いも見えてきます
LumixのLX7でもやってることは似たり寄ったりなんでしょうが、S100を純正DPPではなく、DxOをつかうとこんな感じでみえてくる一方で、もともとコンパクトデジカメとしては写りのよいS100とDxOの相性のよさが感じられます
高感度とノイズリダクションの比較
カメラJPEG
F2・1/30秒 ISO800
カメラJPEGのノイズリダクションもほどよく掛かっている感じですが、個人的にはノイズリダクションよりも解像感を残してほしいので、ここでもRAW記録は有効
DxO
DxOは色ノイズリダクションのみオートで補正し、輝度ノイズ補正はオフにしているので、テーブルクロスや柱等の仕上がりはお好み次第ってところでしょうね
S100
F2・1/30秒 ISO80
NIKON1 V1
F2.8・1/125秒 ISO400
S100 F2.0・1/30秒 ISO80
ママ撮り、旅カメラとしてのS100は歪みはあっても24ミリの広角画角とF2の明るさと手ブレ補正は、携帯サイズを考えるとLX7や1インチセンサーのNIKON1と暗い標準ズームよりもオールラウンダー
欠点は背面液晶の画質が実際の写りよりも悪く見えることと、ダイナミックレンジは大きなセンサーには負けること
NIKON1 V1 10mm
一方で、1インチNIKONと10mmレンズも、カメラJPEGはもひとつ感はあるものの、DxOのレンズブラー処理をかけると文句なしの写りです
どちらもGRやLX7のような、電子水準器が非搭載ってのが残念なところです
コメント 0